NTTドコモは5月25日、完全子会社のエヌ・ティ・ティレゾナント(NTTレゾナント)を7月1日付で吸収合併する予定であることを発表した。2021年10月に策定された「新ドコモグループ中期戦略」を一層推進するための施策で、NTTレゾナントが提供している各種サービスは同日以降ドコモが継承する(※1)。サービス利用者の手続きは不要だ。
(※1)「Remote TestKit」事業を除く(7月1日付でNTTレゾナント・テクノロジーに継承)
本件合併が成立した場合、先述の通りNTTレゾナントが提供している各種サービスは同日以降ドコモが継承する。NTTレゾナントはポータルサイト「goo(グー)」や、インターネットプロバイダーサービス「OCN」などを提供しているが、これらのサービスもドコモから提供されることになる。
このことはOCNの通信サービスの1つである「OCN モバイル ONE(OCNモバイル)」も例外ではなく、7月1日以降はドコモが提供するサービスとなる予定だ。子会社(関連会社)のMVNOサービスを親会社が継承するケースは、2020年10月のKDDIと沖縄セルラー電話の事例と、2022年3月のソフトバンクの事例に次ぐものとなる。
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