中高生のための携帯向けエンタテインメントポータルサイト「GAMOW」は9月12日、朝日新聞社と共同で実施した携帯電話の利用実態に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2007年7月20日と21日の両日、GAMOWの中高生ユーザーを対象に行ったもので、アンケート内容は朝日新聞社が作成した。有効回答数は2891人。
同調査によれば、中高生が1日に携帯電話を利用する時間は、5時間以上が最多で25%。これに、2時間までが23%、3時間までが17%で続いた。
友だちからメールが来た場合、何分以内に返信するのがマナーだと思うかという質問には、「即答」という回答が37%で最も多かった。「5分以内」「10分以内」がともに18%で2位。メールを受信したら、できるだけ早く返信することがマナーと考えている中高生が多いことが分かる。
ケータイを持って友だち関係がどう変わったかについては、「つながりの浅い友だちが増えた」と考えている中高生が42%に達している。「特に変わらない」という回答は20%。そのほか、「遊びや勉強など目的別で友達と付き合うようになった」が27%、「本音が言える友達が増えた」が24%となった。
なお、携帯メールで自分だけにメールが来ない「メール無視」をされたことのある人は22%、悪口をメールでまわされた経験のある人は12%。ケータイに振り回されていると感じる人は59%に達した。
詳細な調査結果は、2007年8月26日の朝日新聞および朝日新聞の無料会員サービス「アスパラクラブ」で発表された。
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