販売量が減少傾向にあるお酒。今後の消費を担う若者はどのようにアルコールと付き合っているのだろうか。
凸版印刷の調査によると、「自宅でのアルコール飲用頻度」を尋ねたところ、「1週間に2日以上」と答えた割合は35.3%だった。性別、年代別にみると、男性40〜60代では50%を超えていたが、男性20代では20%代。女性でも40〜60代では30%台だったが、20〜30代では10〜20%と、年代が下になるほど大きく割合が下がっていることが分かった。
1カ月に1回以上自宅でアルコールを飲んでいる人に「何をしながら飲んでいますか?」と聞くと、「食事をとる」(69.1%)や「おつまみを食べる」(63.1%)、「テレビや録画を見る」(61.4%)が上位。以下、「家族と話す」が41.5%、「DVDを見る」が24.7%、「PCや携帯でネットの情報を見る」が22.0%が続いた。
「自宅でアルコールを飲む理由」では、「リラックスして飲みたいから」が68.1%でトップ。以下、「気軽に1杯だけ飲みたいから」が41.7%、「時間を気にせずに飲みたいから」が41.7%が続いた。
20代では「人の目を気にせず酔っ払うことができるから」「お金を節約したいから」「1人の世界に入って飲みたいから」の割合が高くなっており、凸版印刷では「20代の若者は、自宅で気軽に一杯だけ飲みたいと思いつつ、家だと人目を気にせず酔っ払うことができるとも思っており、アルコールを飲む時に気にすることも、他の年代と比べて色々とあるようだ」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は20〜60代の男女1万人(1カ月に1回以上自宅でアルコールを飲む人は624人)。調査期間は2011年12月22日から24日。
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