これまでセキュリティキーを個別に購入して持ち歩く必要があったが、2019年からはAndroidにセキュリティキーの機能が内蔵された。2020年はiPhoneもセキュリティキーとして利用できる。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Googleは2020年1月15日、Googleアカウントをフィッシング詐欺から守るための「高度な保護機能プログラム」で、AppleのiPhoneがセキュリティキーとして使えるようになったと発表した。
フィッシング詐欺は、攻撃者がユーザーをだましてユーザー名とパスワードを入力させる手口のことで、アカウントの不正アクセス被害の主な原因になっている。
世論調査機関Harris Pollが実施した実態調査によれば、米国に居住する「高リスクユーザー」と呼ばれるアカウント――政治家やジャーナリスト、企業経営者、活動家、インフルエンサーなど――500人のうち74%が「フィッシング詐欺の手口で狙われたことがある」あるいは「フィッシング詐欺によってアカウントに不正アクセスされたことがある」と回答している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.