【訂正:2021年9月21日午前10時30分 初出で「64.1%が「新基準について知らない」」と記載しておりましたが、35.9%が「新基準について知らない」に訂正いたします。本文とタイトルを修正しました】
【訂正:2021年9月22日午後0時28分 エイチームライフスタイルの発表内容に変更があったため、タイトルを再度変更、グラフを差し替えました】
中古車査定サイトを運営するエイチームライフスタイル(名古屋市)は、10月1日から適用される「ナンバープレートの表示に関する新基準」について調査を実施した。調査から、64.1%が「新基準について知らない」と回答したことが分かった。
新基準の対象は、2021年10月1日以降に初めて登録などを受ける自動車。
ナンバープレートの従来のルールは「運転中に番号が判別できるよう見やすい位置に取り付ける」、フレームやボルトカバーについては、「運転中に番号が判別できるもので、番号を被覆せず、脱落するおそれがないもの」と定義している。
今回、ナンバープレートの取り付け角度や装着するフレーム・ボルトカバーの大きさなどについて明確な基準が定められた。取り付け位置や角度の数値が決められたほか、カバーで覆ったり、回転させたり折ったりする、シールを貼るなどの行為が禁止事項にあたる。
取付位置は、「ナンバープレートに記載してある文字の識別に支障が出ない見えやすい位置」と定められた。角度は前後のプレートで数値が異なっており、フロントの上下の角度は「上向き10度から下向き10度」の範囲。リアの角度はナンバープレートの上端が1.2メートル以下の場合は「上向き45度〜下向き5度」、1.2メートル超の場合は「上向き25度〜15度」となっている。左右の角度はフロントが「左向き10度から左右向き0度」、リアが「左向き5度から左右向き0度」だ。
「ナンバープレートの判読が困難」と判断されると「番号表示義務違反」となり、50万円以下の罰金を科せられる。
車買取業者に対し、ナンバープレートの表示に関する新基準は一般の消費者に認知されていると思うか尋ねた。「あまり認知されていない」(61.1%)と「全く認知されていない」(27.7%)を合わせた約9割が「新基準が消費者に認知されていない」と回答した。
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