ゴールデンウィークが近づいてきた。長期休暇を利用して田舎に帰ったり、仲間とともにドライブに出かけたりする人もいるだろう。カーナビの普及率も上がってきたが、何人かで出かけるときは、行く先までの経路をプリントアウトするやり方も情報共有に効果があるのだ。
仲間内で車を出し合ってレジャーに行くのは楽しいものだ。目的地が遠くても、わいわいがやがやしているうちにあっという間に着いてしまう。時々問題になるのが、迷子になってしまうドライバー。道に迷ってしまい、遊ぶ時間がなくなってしまった――ではせっかくのレジャーが台無しだ。最近ではカーナビの普及率も高まってきたが、行く先までの経路をプリントアウトしておけば万全なのである。
経路をプリントアウトするときのポイントに挙げたいのが、道路の右左折や高速道路の進入路などのチェックポイントをピックアップしてくれること。行楽シーズン前に、そうした地図情報サイトを確認しておこう。今回はログインせずに利用できるサイトを紹介する。
まずは「NAVITIME」。トップページから「車ルート検索」の出発地と到着地を入力して「検索」ボタンを押す。次のページで出発地と目的地を確定させて「ルート検索」ボタンを押すと、目的地までのルートを表示する。ここで、「印刷」を押すと全体のルートと、チェックポイントをピックアップしたページを印刷できるのだ。
計算条件は有料道路を優先するかどうかの選択しかないが、有料(月額210円〜315円)の携帯電話向けサービスを利用していれば、検索したルート情報を携帯電話にも送信できる。携帯電話でも確認したい場合は、こちらも活用してみよう。
「MapFan Web」の「ルート検索」でも同じような検索が可能だ。出発地と目的地を入力するとルートが表示されるので、「ラリーMap」ボタンを押そう。カラー表示か白黒表示を選んで出力すれば、経路のチェックポイント抜き出したラリーMapを利用できる。
計算条件は「標準」「最短距離」「なるべく広い道」「曲がりを少なく」の4種類に加え、高速道路を「標準利用する」「優先利用する」「利用しない」の3段階を選択できる。また、フェリーや交通規制情報の利用を設定できるのも特徴だ。運転に慣れていない仲間とドライブする場合は「なるべく広い道」や「曲がりを少なく」を選んであげるのも配慮かもしれない。
「ゴールデンウィークは渋滞するから」といって電車で移動する方もいるだろう。電車と徒歩の組み合わせでルート検索できるのが、マピオンナビの「乗換+徒歩ルート」である。
乗換+徒歩ルートはその名の通り鉄道の乗り換え経路と徒歩ルートを示すもの。出発地と目的地を入力し、利用経路(鉄道と徒歩/徒歩のみ)や時間、料金、乗換回数などの優先項目を選択して検索ボタンを押す。すると、出発地から駅まで、駅から目的地までの徒歩ルートを含んだ形でルートを表示する。出発地や目的地の周りに複数の駅が存在している場合、駅を選択することも可能だ。
印刷時にも徒歩ルートを含んだレイアウトで印刷できるため、ゴールデンウィークのみならず普段の外回りにも使えそうだ。
サービス名 | 利用料 | 特徴 |
---|---|---|
NAVITIME | 無料 | 携帯電話にも転送できる |
ルート検索 | 無料 | ラリーMapの印刷をカラー/白黒で選択できる |
乗換+徒歩ルート | 無料 | 鉄道の乗り換え経路と徒歩ルートを検索できる |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.