オノフリ&ミュンヘン室内管/モーツァルト:セレナード集(2CD)
2024年11月29日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
オノフリ率いるミュンヘン室内管「harmoniamundi」 から登場!
第1弾はイザベル・ファウストをゲストに迎えた『ハフナー・セレナード』も収録!
エンリコ・オノフリ指揮によるミュンヘン室内管弦楽団が「harmonimuandi」から登場。プログラムはモーツァルトの傑作セレナード集。『ハフナー・セレナード』ではなんとイザベル・ファウストをゲストに迎えた注目盤です!
オノフリはヴァイオリン奏者として世界を魅了していますが、2002年頃から指揮活動も行っており、このたび70年以上の歴史あるミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者に就任しました。ヴァイオリンを演奏するオノフリから振りまかれる活き活きとしたオーラ、時に聴き手を驚かせるような仕掛けは指揮をしていてもまったく変わらないどころか、楽団員全員がオノフリ・マジックにかかっているかのように増幅されています。実に活き活きと弾むような響きで、音楽の喜びがまばゆく発散されています。
野外音楽の古い伝統を受け継ぐモーツァルトは、セレナードというジャンルを卓越したレベルにまで高めました。その極めつけの傑作は『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『ポスト・ホルン』そして『ハフナー・セレナード』といえるでしょう。それぞれの楽曲のリピートでのソリストたちのヴァリアシオンはオノフリが手掛けており、これがどれも創意に満ちてたのしめます。
『ハフナー・セレナード』は第2、3、4楽章がヴァイオリン協奏曲となっており、そのソロはイザベル・ファウストが務めています。イザベル・ファウストは、オノフリの手がけたものとルイージ・ボルギ(1780〜90年に出版された「ヴァイオリンのための64のカデンツァあるいはソロ」より)のものからカデンツァを演奏しております。ファウストが共演を心の底からたのしんでいる演奏で、楽団とのアンサンブルは絶品です。『ポスト・ホルン』で題名ともなっているポスト・ホルンのソロはマーラー・チェンバー・オーケストラのトランペット奏者として活躍しているマシュー・サドラーが担当、こちらも注目豪華ゲストです!
ミュンヘン室内管弦楽団は1950年にクリストフ・ステップによって創立されました。14カ国、28名の弦楽器常任メンバーによって構成され(コンサートマスターは楽曲によって入れ替え)、他は世界の名だたるソリストやオーケストラなどからゲストを招いて様々な編成の作品を自由に演奏しています。2022/23年のシーズンから、これまでの3名の協力指揮者(オノフリ、バス・ヴィーガース、イェルク・ヴィトマン)という形ではなく、首席指揮者というポストを作ることにし、その初代がオノフリということになります。オノフリはイル・ジャルディーノ・アルモニコ(創立メンバーでもある)のコンサートマスターを2010年まで務めたのをはじめ、ヴァイオリン奏者としてのキャリアを先にスタートさせましたが、2002年より指揮活動も本格化し、ベルリン古楽アカデミー、ウィーン室内管弦楽団などヨーロッパ各地のオーケストラに登場しています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
モーツァルト:
1. 行進曲 ニ長調 K.335/1
2. セレナード第9番ニ長調 K.320『ポストホルン』
3. 行進曲 ニ長調 K.335/2
4. セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
Disc2
5. 行進曲 ニ長調 K.249
6. セレナード第7番ニ長調 K.250『ハフナー』
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン:6)
マシュー・サドラー(ポストホルン:2)
ミュンヘン室内管弦楽団
エンリコ・オノフリ(指揮)
録音時期:2023年7月、2024年4月、8月
録音場所:ミュンヘン、バイエルン音楽スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル)
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