【12月7日開催】ノーツコンソーシアム オープンセミナー 2nd Stage in 九州!IBM Notes Domino V10 新機能紹介 - IBM Championセッションで登壇します

「九州初上陸!IBM Notes Domino V10 新機能紹介&体験会」

11月22日に東京会場で体験会、ハンズオンが行われ IBM Notes/Domino V10新機能の紹介、IBM Domino Mobile Appsを直接触って試してみる機会がありました。今回、2nd Stageと題して九州、福岡でも開催されますのでご紹介です。

また、当日は弊社から田付が「IBM Champions が語る最新 IBM Notes/Domino アプリケーション」というセッションを受け持たせて頂きます。(詳細は下に記載)

Notes Domino V10の新機能を知ることができ、体験まで出来るまたとない機会となりますので、皆さまのご来場をお待ち申し上げております。

■アジェンダ

14:00 – 15:30 IBM Notes/Domino V10 最新情報
15:30 – 15:40 休憩
15:40 – 16:10 Domino Mobile Apps 製品体験会
16:10 – 17:00 IBM Champions が語る最新 IBM Notes/Domino アプリケーション
17:00 – 17:10 ノーツコンソーシアムのご紹介
17:10 – 17:30 質疑応答
18:00 – 懇親会  (ノーツコンソーシアムより\2,000円の補助あり)

【弊社関連セッション】

IBM Champions が語る最新 IBM Notes/Domino アプリケーション

16:10–17:00
スピーカー:田付 和慶 (IBM Champion)
10月10日に東京で行われた「The World Premiere of Domino V10」イベントで大変盛況であったIBMチャンピオンセッションを福岡でもご紹介したい、ということで、この度IBMチャンピオンを代表して、弊社 田付 和慶が「IBM Champions が語る最新 IBM Notes/Domino アプリケーション」セッションを講演させて頂きます。

 

【 開催概要について 】

【2018年12月7日(金曜日)】

開催場所:

株式会社イノス 福岡本社 会議室

時間: 14:00-17:30 (13:30 開場)

お申込み、詳細はこちら


[デモムービー] Notes/Domino Day 2018 Autumn IBMチャンピオンセッション - Watson Workspace/Domino OAuth/Node-Red連携デモ

先日、2018年10月10日にThe World Premiere of Domino V10(Notes/Domino Day 2018 Autumn)東京 が行われました。

Domino V10(英語版)リリースが発表され、また多くのNotes/Dominoの新機能が盛り込まれたため近年にはない盛り上がりを見せたイベントになったと思っています。

そんなイベントの1コマのセッションをIBMチャンピオン達とIBM佐藤 淳様で無事終えることが出来ました。

当日は大盛況となり、我々のセッション「IBM Champions for ICS が語る最新 Domino アプリケーション事例」は満員状態でした!

そんな中、トップバッターの加藤 満氏は「Domino アプリケーション レガシーとモダナイズ」というテーマでNotesクライアント用アプリ開発に改めてスポットを当てた開発手法を説明していました。V10ではiPadで既存のノーツアプリがそのまま動くようになる「IBM Domino Mobile App」が発表され、それにリンクするようにiPadで使いやすいアプリ開発手法の紹介となっていました。

次の、御代 政彦氏は、「REST で広がる Domino の世界」と題して、Domino Access Servicesを利用してJSONデータを取得する方法から、V10で実装されたLotusscript NotesHttpRequestクラス、DQL(Domino Query Language)まで外部連携のコアテクノロジーの紹介をしていました。実際にベータプログラムで動作確認をした経験をもとに解説されていたのでリアルな開発者の声になっていたと思います。

次の吉田 武司氏は「Domino meets ロボット」と題して、実際に御代氏が解説したDomino Access Servicesを実践的に使い、またOnTime Group Calendar APIを組み合わせることでロボット(ユニボ)とDominoの会議室予約を連携するというデモを行っていました。

最後、私、田付 和慶のパートでは実際に吉田さんのデモでロボットがWatson Workspaceへ予約完了通知を行った後に、Watson workspaceからWatson Work Service Action Fullfilmentの機能を使い、バックエンドロジックをNode.JS(Node-Red)で組むことでDomino に格納されている文書を取得し連携をするというデモを行いました。また連携時の特徴として弊社開発のOAuth2 Provider(DOAP)を利用することにより、Domino WebユーザーのID/パスワードを利用する代わりにOAuthトークンによって安全に認証・認可を行うことを可能としています。

実際はDomino App Dev PackというパッケージでIBM/HCL開発によるOAuthが実装可能になります。現段階ではそのOAuthが手元にないため、弊社OAuthを利用しました。Domino V10以降の開発の世界を垣間見てもらえたら嬉しいという気持ちで行ったデモでした。

Watson Workspace/Domino OAuth/Node-Red連携デモムービー

ただ、当日少しうまく説明出来なかったとの反省があったので、その時に使ったデモを改めてムービーにしました。

Node-RedやDOAPの機能をさらに掘り下げて紹介しています。是非ご覧ください。


IBM Connect 2017 ハッカソン

IBM Connect 2017がサンフランシスコで開催

IBM Connect 2017が本日2月21日からいよいよ始まります。例年より一か月ほど遅い開催であることに合わせて大きく変わったことに、今年から会場がフロリダ オーランドからカリフォルニア サンフランシスコに変更になりました。

今回の会場はアップルやGoogleがイベントを行う場所としても有名で、かのスティーブジョブスがiPhoneを発表した例の会場でもあるとききテンションが上がらずにはいられません。

IBM Connect 2017 ハッカソンに参戦

さて、そんなIBM Connect 2017の前哨戦として、20日(月)の1日をつかい「IBM Connect ハッカソン」が今年初めてOpenNTFとIBMの協力で開催され、日本からも以下の人たちが参加してきました。

IBM 佐藤さん
東京海上日動システムズ 田村さん
エフ 御代さん (IBM Champion 2017)
ソルクシーズ 吉田さん (IBM Champion 2017)
エームサービス 小野さん (IBM Champion 2017)
ケートリック 田付 (IBM Champion 2017)

ハッカソンでは今回、チームの代表がそれぞれハッカソンで取り組む議題を発表しそれぞれ参加者が参加したいチームに分かれるという形式になります。 ただ日本からは英語でのコミュニケーションが難しいこともあり日本チームで行うということを事前に伝えての参加になりました。

そこで我々が今回のハッカソンで取り組んだ内容が以下のようになります。

IBM Connect 2017 Hackathon Japan TeamIBM Connect 2017 Hackathon Japan Team

IBM Connect 2017 Hackathon Japan Team application flowIBM Connect 2017 Hackathon Japan Team application flow

内容としては、

左側のSensorTagというセンサーデバイスから照度センサーを使い、部屋が暗くなったなどの異常を検知するとまずXPages on BluemixのNSFに通知を知らせる文書が作成されるます。この部分でのバックエンドロジックを担うのはNode-Red(画面真ん中)になります。

次に、Service Engineerが通知文書(XPages)を確認し、問題をTechnical Expertsに通知するための「OPEN」ボタンを一覧ビューからクリックします。

すると、通知を知らせるアクションの1つとしてBluemix IoT Foundationを介してBB-8に色で視覚的に知らせる(赤色)というアクションを行います。

それと同時にWatson WorkspaceのTechnical Expertsチーム スペースに通知する投稿します。

Technical ExpertsたちはWatson Workspaceから通知のリンクをクリックして詳細を確認できるとともに、Watson Workspaceで問題解決のためのコミュニケーションを開始することが出来ます。

そして問題が解決されると、再度、Service Engineerが「CLOSE」のアクションをクリックします。するとBB-8が緑色に代わり、Watson Workspaceにクローズの通知が行われます。

 

以下、自分が担当したロジックを重点的に紹介します。

 

OpenCode4Workspace Java SDKをXPages NSFに組み込み

hackathon04hackathon04

チームでどのような構成で実装しようかとディスカッションを行っているとOpenNTFのチェアマンであるChristian Guedemann氏の提案で「OpenCode4Workspace Java SDK」を利用することを進められます。

https://github.com/OpenCode4Workspace/Watson-Work-Services-Java-SDK

コチラのSDKを使えばXPagesから直接Watson Workspaceへ様々なアクションを行うことができます。

以下のスクリーンショットはCode4Workspace Java SDKからXPAGESに組み込むためにJarファイルをExportする際のEclipseの画面になりますが、右側のメソッド群からWatson Workspaceへの様々な機能が実装されていることが確認できます。

 

IBM Connect 2017 Hackathon OpenCode4WorkspaceIBM Connect 2017 Hackathon OpenCode4Workspace

 

結果、無事にNSF、XPagesに組み込むことが出来、OpenCode4Workspace Java SDKを使ってDomino XPagesとWatson Workspaceの連携をすることが来ました。

ソースコードは後程Githubに公開されますが、NTFでこちらにもアップロードできたらと思っています。

Hackathonに参加してみて

今回個人的にはハッカソンに参加するのが初めてであり、日本でも参加したことないのに海外でいきなり参加して大丈夫なのかという不安は大いにありましたが、9時から5時までフルに時間をつかって多くの方と開発を行うことはとても刺激的でした。

OpenCode4Workspace Java SDKを提案してくれたChristian Guedemann氏ですが、それもそのはず。このSDKを作った本人でした(笑)

このSDKの開発に携わっているPaul Withers氏とChristian Guedemann氏は自分にとっては猛者だらけのIBM Championの中でも群を抜いて尊敬する存在の人たちです。

今回、OpenCode4Workspace Java SDKを組み込むにあたりNSF内でのエラーが解決できずChristian Guedemann氏に相談した結果、即座に対応策を教えてくれました。そればかりかその後に想定される問題まで先回りして教えてくれる始末。(まだエラー画面もコードもなにも見せていないのに!)

そんな彼らと同じ部屋でハッカソンが出来たことは本当に有意義な時間となりました。

 

ただ、時差ボケでハッカソンには参加するもんじゃないですね(笑)

活動限界を迎えてホテルに戻ると同時に寝てしまいました・・・

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