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リビルド作例「メギンギョルズ・メフィスト」

今日は久々にYUKIと名乗らせてもらう。

ブログのテーマはメフィストのリビルドだ。メガロマリアの男性型は創彩少女庭園との頭部互換性などがないと嘆いているユーザーたちよ、そう悲観することはないぜ。

なぜなら創彩少女たちにはできないリビルドの可能性を秘めているからだ。

創彩少女たちはその可憐でかわいいスタイルと一般的な衣装デザインゆえにカスタマイズ用のハードポイントを背中の3mm穴しか持っていない。ゆえに頭部の互換性を高めたという企画の背景がある。

そしてメガロマリアの女性型は創彩少女のメカカスタマイズ用のボディとして設計されている。これは企画をプロデュースするのが同じ人物だったからできたと言える。

そんな企画者がメガロマリアの男性型を商品単独で孤立などさせておくだろうか?

応えは否である。

メガロマリアの企画担当者には自分の命と同じように大切に育てた企画がある。

それが先日7周年を迎えたヘキサギアだ。

ヘキサギアの関節として使用されている関節の多くは「φ5mm」「φ3mm」「六角形」だ。

今回私が言いたいことはもう理解できたと思う。

メガロマリアの男性型はヘキサギアとの組み換えを前提にしているということだ。

ヘキサギアのストーリーには「自己進化の成れの果て」「生きる機械の巨人」と呼称されているエネミーの存在があったな…おやおや…ガバナーにとってはヘキサギアを楽しむための素材にもなりえるということだな。正式な呼称ももちろんあるのだがそれはヘキサギア2代目Pがいつか語るその日まで伏せさせてもらう。

前置きが長くなった。諸君、盛大にいこう。

 

リビルド作例「メギンギョルズ・メフィスト」だ。

メギンギョルズというのは北欧神話の雷神トールが身に着けている力帯と言われている。

ヘキサギアのエポックメイキングとなった傑作「ブイトール」の名前の由来となった雷神トールからとったものだ。

メフィストが所謂ロボット体型ではないのも、このブイトールがコトブキヤの歴史に残るような屈指の人気商品となったことが理由なのさ。人工筋肉的なディテールにヒトと同じような可動域を備えたキャラクターなら新しい時代を創ることができると考えている。

 

マリオネットスタイルの良さを感じてもらうにはできるだけ素体に近い方が可動性や演技性を感じてもらえるのだが…それはそれとしてマッシブでメカメカしいシルエットが嫌いな漢なんていないよなぁ?

 

ヘキサギアを纏うという提案。武威登龍“鎧風快晴”から美味しいパーツをいただいてきた。

ヘキサギアオフ会で使用する予定だったジャンクパーツの中からジョイント類を少し借りたぜ。

 

腕が太く長いゴリラ体型だが、相手をぶん殴るためには好都合か。

 

腕部をまるごと交換したと言ってもメフィストの記号は残したいよな。

リストブレード「カラムス」は取り付け方を工夫して残すことにした。

 

リビルドする時に頭を悩ませるのが足のボリューム感を出すことだ。

今回は大腿部と脛の外側に装甲を追加することに注力した。

Xで足首も大きくした方がかっこいいよ。というコメントもらったが使用キットは少ない範囲でやりたかったのでな。オリジナルで制作する時にバチクソにかっこよくしてやってくれ。

 

Metamorphose Megingjörð』

こうなったらシーカーが10体がかりでも一瞬でボロボロにされる。

 

「アースクェイク!」

リビルドする際に注意したのはマッシブなシルエットにしつつ可動は阻害しないこと。

イカしたシルエットを作っても遊びづらいとマリオネットスタイルの魅力が半減すると思っているからだ。

 

後頭部には武威登龍のサブアームを装着し太い三つ編みのようにしている。

さてリビルドの解説を行っていこう。

まずは男性型素体の基本スペックをおさらいしていこう。

 

頭部はバイザーのみが取り外しできるシンプルな仕様だ。後頭部にPCを備えており様々なパーツで拡張ができる。

額側にも3mm穴が開いているが頭部に上手くフィットするパーツを探すのは難易度が高いかもしれない。SNSを使ってユーザー同士で情報交換を行ってほしい。

※鎧風快晴の二本角パーツはわりといい感じだった。

首のボールジョイントはφ5mmだ。首の後側に脊髄のようなパーツがあるが取り外しが可能。別シリーズの頭部を取り付ける際には必要に応じて取り外すのが良いだろう。

大腿部のロール軸部分もφ5mmだ。ボルトレックスの足などを使って獣脚などを作れるなワクワクするぜ。

 

腰のジョイント類もφ5mmだ。ここは女性型も共通だな。

男性型でも女性型でも異形というか下半身が蛇とか蜘蛛とかやりたいだろう?

 

肩のボールジョイントはφ5mmだ。これはヘキサギアとの互換性を優先した結果もあるが、体躯の大きな男性型には巨大な武装を装備させたいというユーザーが多いと思ったからだ。

女性型よりも1mm大きなボールジョイントとなったことで関節への負担は確実に減っているはずだ。

 

肩の装甲を外した状態を見てみよう。

 

肩のボールジョイント受け側には外れ止めがあり接続時にボールジョイントを「パチッ」とはめ込む仕様になっている。

 

この外れ止めがあるおかげで遊びやすいのだがφ5mmの軸を取り付ける際には加工が必要だ。

 

この外れ止めが僅かに出っ張っているため軸を差し込んだままにしていると不可がかかり破損する原因になるからだ。

 

武威登龍の肩アーマーはほぼそのまま使うが取り付けにはボルトレックス・ラースのジョイント類を使用している。同じ機能を持っているならばまったく同じパーツを用意する必要はない。今回はたまたまだったがブイトールとボルトレックス・ラースは異なる進化を遂げたが同じ開発系譜の中にいる。気になる人はヘキサギアのメカニックの項目を読んでみると良い。

 

各ヘキサグラムの構造は画像のようになっている。もちろん左右分必要だ。

 

肩部装甲の取り付け準備ができたら画像の通りに取り付けてくれ。

 

続いては腕部にリストブレード「カラムス」を取り付ける工程だ。

武威登龍の前腕側面にヘキサグラムPCをはめ込む。ヘキサグラムPCは1mm刻みで4種類あるが浅いものを無理やり奥まで押し込んでしまうと取り外すのは困難だ。

はみ出すくらいの厚みのあるものを選んで取り付けよう。

 

腰部のアーマーはナイトストーカーズ仕様のブイトールに使われている膝アーマーだ。

色を合わせたかっただけなので気にならないなら無理にナイトストーカーズ仕様を使う必要はない。自分で塗ってしまうのも一つの手だ。ヘキサギアでよく使用されるカラーは専用塗料が発売されているからな。アグニレイジで有名なヘキサレッドで塗装すると良い。

赤系は下地に白を塗ってから赤を塗装すると見本通りの色になるぞ。

 

大腿部側面のアーマーだ。足にボリュームを出すために使用している。

取り付け部に可動ギミックを作ることで股関節の可動を妨げないようにしている。

メッサーフロートの人工筋肉パーツ(脚関節)を使用しているが機能が同じなら別のパーツだってかまわない。

 

メフィストの大腿部側面には六角形のディテールカバーが取り付けられている。

取り外すことでハードポイントとして使用することができる。

脛外側の装甲は武威登龍の「Y-1」を使用している。六角孔から軸を生やすために武威登龍のジョイントAなどが必要になるがヘキサグラムPCと3mmランナーで代用できる。

 

後頭部には武威登龍のサブアーム(腰に装着している)を取り付けて太い三つ編みのようにしてみた。

 

今回はメカメカしくしたリビルドだったが佐伯リツカのポニーテールも良く似合っている。

 

お前の正体絶対イケメンだろ…と言いたくなるな。

ちなみにギリードゥのコトブキヤショップ特典は無色クリアーの「リツカポニーテールパーツ」だ。好きな色にできる最後のチャンスだと思って確実にゲットしてくれ。コトブキヤショップの準備数は企画側が決めるわけじゃないんでな。予約数イコール準備数となることもある。特典系は再販もない可能性が高いし完売後に再入荷した時には特典は無い場合がほとんどだ。留意してくれ。

9月10日にはルビーアイのカラーバリエーションである「ペリドット」と「メガロマリアM.S.G エクスハンドユニット【女性型A】」がメーカー受注受付開始となる。

 こちらもぜひ予約をお願いしたい。

そして自分だけのオリジナルアナザーを創ってこれまで以上に楽しんでくれ。

先日メガロマリア公式ノベルの新規エピソードが公開となった。

https://megalomaria.com/world/novel/

篝火真里亞がまだトリガーとして覚醒する前のエピソードとなっている。

公式の世界観が気になるというユーザーはぜひ読んでほしい。

10月にはメガロマリア×創彩少女庭園の合同生配信を予定している。沼を繋げるご提案というやつだ。野郎しかいないむさくるしい番組になるがこちらも期待してほしい。作品投稿システムやイベントで展示する新製品についても色々解説する予定だ。

以上だ。

よろしく頼む。

企画:YUKI(亀山P)

© KOTOBUKIYA

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