映画『デュオ 1/2のピアニスト』が、2025年2月28日(金)に公開される。
映画『デュオ 1/2のピアニスト』は、難病により夢を奪われた双子姉妹の苦難と葛藤、そして成功の物語を音楽と感動とともに描く作品。実在するフランスの双子の天才ピアニスト、プレネ姉妹の数奇な運命と人生がモデルになっている。
プロを目指す双子のピアニスト、姉・クレールと妹・ジャンヌはともに父親からアスリートのような指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学。ソリストを目指す2人は、キャリアを左右するオーディションに向け練習に励んでいたが、自分たちの両手が徐々に不自由になる難病にかかっていることを知る。再びピアノを弾くことは不可能だと言われてしまったものの、ピアノが人生のすべてであるとあらためて実感した2人は、夢見る舞台に立つために苦難と葛藤に立ち向かっていく。
家族に支えられながらも試練を乗り越え、自らの運命を変えていく、クレールとジャンヌ姉妹。“譜面を2人で補い合う”という「双子だから」できる唯一無二の奏法で、2人が奏でる奇跡の旋律に注目だ。
プロデューサーは、アカデミー賞作品賞をはじめ数々の映画賞を受賞した『コーダ あいのうた』や、『ふたりのマエストロ』などの作品を世に送り出してきたフィリップ・ルスレ。監督を務めるフレデリック・ポティエ＆ヴァランタン・ポティエ親子は、本作が長編デビュー作となる。
主人公・クレール…カミーユ・ラザ
双子の姉。妹のジャンヌとともに、幼い頃からピアノに情熱を注ぎ、プロのピアニストを目指す。ジャンヌとともに名門カールスルーエ音楽院に入学し、上級クラスに選抜される。コンサートのオーディションに向け、何人ものプロを育ててきたレナート先生のスパルタ指導のもと練習に励んでいたが、手の痛みをきっかけに両手が徐々に不自由になる遺伝性の難病にかかっていることを知らされる。
主人公・ジャンヌ…メラニー・ロベール
双子の妹。あがり症。姉クレールとともにそれぞれソリストを目指し、厳しいピアノの練習に取り組む。クレールとともに名門カールスルーエ音楽院に入学するも、ソリストをかけたクラス分け試験の結果、姉と引き離されてしまう。姉の難病発覚からまもなくして、同じ病を発症する。
姉妹の父親…フランク・デュボスク
娘たちの才能のため、自分の人生をかける父親。常に1番を求め、アスリートのような教育で娘たちを育てる。
姉妹の母親…イザベル・カレピアノ
デザイナーのキャリアを捨て、夫とともに娘たちの夢を支える。
ピアノ講師…エリザ・ダウティ
双子を見守り導いていくピアノの講師。
【詳細】
映画『デュオ 1/2のピアニスト』
公開日：2025年2月28日(金)
監督：フレデリック・ポティエ、ヴァランタン・ポティエ
出演：カミーユ・ラザ、メラニー・ロベール、フランク・デュボスク、イザベル・カレ、エリザ・ダウティ
製作：フィリップ・ルスレ
撮影監督：ダニー・エルセン
音楽：ダン・レヴィ
コンポーザー：ダン・レヴィ
音響：マルク・ドワーヌ
原題：Prodigieuses
英題：Prodigies
