話題の完全新作RPG、ついに情報解禁!
Appleによる定額ゲーム配信サービス“Apple Arcade”の発表とともに、開発が明かされた『FANTASIAN(ファンタジアン)』。坂口博信氏率いるミストウォーカーによる完全新作RPGである謎多き『ファンタジアン』だが、ついにそのベールが、ごく一部ではあるが明かされた。
そこで今回は、『ファンタジアン』がどのようなRPGなのかがわかる情報を、一挙に公開していこう。
なお、本記事の最後に、『ファンタジアン』のプロデュースとストーリーを担当した坂口氏による寄稿文を紹介する。ファミ通読者のために“『ファンタジアン』に込めた想い”を執筆していただいたので、ぜひチェックしてほしい。
冒険の舞台はジオラマに!
本作の冒険の舞台となるのは、ジオラマだ。熟練のジオラマ作家たちが手作りで制作した150ものジオラマの上を、プレイヤーは探索していくことになる。
「あそこに何かありそうだな」とプレイヤーが思った場所に宝箱が設置されているような、きめ細かくていねいな設計を心掛けて制作されているという。
実際のジオラマをあらゆる角度から撮影し、200~300枚ほどの写真をもとに3Dデータを構築。そこにジオラマの写真をプロジェクションマッピングするように投影して、本作のフィールドは制作されている。
カメラが移動するときは、つぎのプロジェクションされた場所を用意し、その2点をカメラ移動しながら2ヵ所に投影された写真をフェードで切り替えているとのこと。その不思議な感覚は、上記のトレーラーで確認できる。
シンプルで爽快感溢れるバトル
オーソドックスなRPGをベースに、新たな要素をバランスよく追加するというコンセプトで開発された『ファンタジアン』。
バトルはランダムエンカウントで発生し、ターン式で進行するシンプルなものになっている。そこに、本作ならではのふたつの“特徴”を入れることで、独自の爽快感とおもしろさが実現しているとのことだ。
【エイミング】
キャラクターはそれぞれのスキルによって、直線やカーブなどの攻撃範囲を持っている。タップしてそのまま“弓を引く”ような操作をすることで、複数の敵を狙える場合も。
【ディメンジョンバトル】
ランダムエンカウントした敵を異次元空間に吹き飛ばし、その空間に溜めていけるシステムがディメンジョンバトル。好きなときに異次元空間でまとめて戦闘することが可能で、プレイヤーに有利なギミックも登場するので、爽快感ある戦闘が楽しめる。
また、ボス戦ではより戦略性の高い戦闘が可能で、スキルやアイテムをうまく駆使すれば低いレベルでも倒せるようになっているとのこと。考える楽しみを持つバトルが実現している。
詳細はAppleの『ファンタジアン』サイトで確認してほしい。
『FANTASIAN(ファンタジアン)』
プラットフォーム:Apple Arcade
対応端末:iPhone/iPad/iPod touch/Apple TV/Mac
コントロール:キーボード+マウス(タッチパッド)/ゲームコントローラー
言語:日本語/英語(全世界150ヵ国以上で配信)
プレイ総時間:前編20~30時間、後編20~30時間(前編のみ配信)