三笠宮家の彬子さまが、ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」に出演し、初めてラジオパーソナリティーを務められることになりました。
皇族によるパーソナリティーは父・寬仁さま以来半世紀ぶりで、祖父・三笠宮さまから親子3代でのラジオ出演です。
ニッポン放送によりますと、彬子さまは来月放送される開局70周年特別番組『彬子女王のオールナイトニッポンPremium(プレミアム)』に出演し、初めてラジオパーソナリティーを務められるということです。
「オールナイトニッポン」は1967年の放送開始以来、各界の著名人がパーソナリティーを務め、60年近い歴史を持つ番組です。
「ひげの殿下」として親しまれた父・寬仁さまも50年前の1975年に出演していて、皇族によるパーソナリティーは半世紀ぶり。祖父の三笠宮さまも含め、親子3代にわたるラジオ出演となります。
彬子さまは、イギリスのオックスフォード大学への留学経験を綴った著書『赤と青のガウン』がSNSで話題になり、文庫本も発売されるなど30万部を超える異例のベストセラーとなりました。
新聞や週刊誌にエッセイを寄せ、皇族としての活動の傍ら執筆にも取り組まれていますが、ラジオ番組への出演やパーソナリティーへの挑戦は今回が初めてです。
今回の番組では、親交のある落語家の立川志の八さんや歌舞伎俳優の中村勘九郎さんをゲストに迎えます。
50年前の父・寬仁さまの出演回の貴重な音源も交え、亡き父との思い出や彬子さまの専門分野である「日本美術」、「プリンセス」としての日常、ご自身のプライベートなど様々な話題について語るほか、リスナーの質問にも直接答えられるということです。
番組では、事前にリスナーからのメッセージを受け付けています。
princess@allnightnippon.com