パラシュート降下訓練が嘉手納基地で常態化しているとして、嘉手納町議会は訓練の全面禁止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

アメリカ軍は2023年12月からの1年間で、10回のパラシュート降下訓練を嘉手納基地で強行しました。

降下訓練は原則、伊江島補助飛行場での実施が日米で合意されていますが、アメリカ軍は滑走路の不具合などが日米合意の例外にあたると説明し、日本政府もこれを追認しています。

基地対策特別委員会當山均委員長:
もはや『常態化』していると断じざるを得ず、なし崩し的な運用によりさらなる基地負担が危惧される事から強い憤りを禁じ得ない

抗議決議と意見書では、日米両政府に対し嘉手納基地での降下訓練の全面禁止や、日米合意の「例外的措置」の撤廃などを求めていて全会一致で可決されました。

沖縄テレビ
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