これ、使うか…?
パンデミックが流行してから約1年…早いですね。YouTubeを見ながらポテチをボリボリボリボリするおうち時間が日常になった人も多いはず。でもポテチをボリボリ食べていると、その音がうるさすぎて音声が聞きづらくなったりしますよね。
それを解決する方法は、PCの電源をオフにして社会復帰する…のではなく、ボリボリ音が検出されたら自動的にYouTubeの字幕をオンにする新しいChrome拡張機能をインストールすることです。
ポテチメーカーのLay’s謹製
ポテチを食べている音がうるさすぎて動画の音声が聞こえないから、ギトギトの指でPCのボリュームボタンを操作するのが辛いというのは、全人類の大問題です。
この「Crispy Subtitles from Lay’s」という拡張機能は、ベトナムに拠点があるBliss InteractiveとHappiness Saigonというデザインスタジオによって作成され、ポテチメーカーのLay’sによって提供されています。
この機能を開発したデザイナーによると、世界中の人々がポテトチップスをボリボリ食べている様子を178時間記録し、そのデータを使って機械学習モデルを構築。拡張機能をインストールしてYouTubeの動画を再生しているChromeタブにアクセスすると、自動的にオプションの字幕/クローズドキャプション(cc)が利用可能な場合に、オンになります。
拡張機能のテストとして、朝ごはんにフレッシュなプリングルスの缶を開けて食べてみたり、他のスナックも食べてみました。拡張機能はうまく作動しました。イギリスの女王のように上品にポテチを食べる場合は、ボリボリ音は認識できなそうですが、クッキーモンスターみたいに激しく食べなくても大丈夫です。注意点として、ボリボリ音を認識させるためのPCのマイクがちゃんとオンになっているかどうか事前に確認しましょう。
ポテチ以外もいけます。コーンナッツ、クラッカー、トルティーヤチップスなど、ボリボリしそうなスナックでも拡張機能は作動しました。
そもそも、このLay’sの拡張機能で人生捗るようになるかどうかですが、ギトギトの指でキーボードを触らなくてすむようになるという点ではこのツールのポテンシャルは評価できます。が、最初から字幕をオンにしてポテチを食べれば良い説もありますね。そもそもポテチを我慢すれば良い説もあります。