開けたら「???」って脳がバグりそう。
ふたつ折りスマホはディスプレイがフレキシブルだからできる技ですが、その技術はいろんな応用が利くようです。
現在バルセロナで開催中の展示会「MWC Barcelona 2025」にて、SAMSUNG DISPLAYのブースを見てきました。
曲がるOLEDディスプレイ
いくつものデバイスが並ぶ中、一番おもしろかったのはブリーフケースを開くと全面がディスプレイになっている「フレキシブルブリーフケース」。
こうしたケースはスパイっぽさがありますが、拳銃や小型カメラなどではないのが現代的。情報戦で活躍することでしょう。
いろんな応用ができる
他には曲がるディスプレイ付きのスマートスピーカーも。

多角的に曲げられる「ポリゴン・フォールダブル」なんてものもありました。


ケースを引っ張ると画面が長く伸びるスマホのディスプレイも。
ボタンひとつで、ディスプレイが上下に伸縮するノートPCも。
画面の奥から膨らむディスプレイもありました。
画面がたためるゲーム機も。

画面は色鮮やか
いずれもディスプレイによく入っている偏向板(ポラライザー)がないので、色彩が綺麗に見えます。
サングラス越しに見ると、明らかにこの画面だけ鮮やかでした。

どれもコンセプト・デザインなので、発売時期や価格はありません。
でもブリーフケースが出たら、世界中のスパイが入手するでしょうね。
Source: YouTube, SAMSUNG DISPLAY
Photo: ギズモード・ジャパン編集部