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自宅のWi-Fiをパスワード保護しないと、米SWATが閃光弾を投げて突入してくるよ

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    自宅のWi-Fiをパスワード保護しないと、米SWATが閃光弾を投げて突入してくるよ

    みなさんに大切なお知らせがあります。自宅のWi-Fiネットワークをパスワードなしで使える状態にするのは、絶対、絶対、ぜーったいにやめてください。

    インディアナ州では、警察に呼ばれたSWAT(特殊火器戦術部隊)が18歳の少女の家に銃弾を放ち、閃光弾まで投げ込むという事態が発生。その理由は「彼女のWi-Fiネットワークがオープンだったから」...って、一体どういうことですか!

    すべての始まりは、この汚れなきWi-Fiネットワークに誰かが接続したこと。「米国軍」と名乗るその人物は、このネットワークからTopix.comというサイトにアクセスして、警察に対する脅迫文を投稿していたそうです。本件に関する警察の証言は以下のとおり。

    「警察官の家に行って傷害事件を起こしてやるというんです。妻や子供を殺すという内容もありました」

    また、こんな悪趣味な投稿もあったようです。

    「お巡りたちよ、気をつけな! 俺はこの国を誇りに思うが、警察ってやつがどうにも気に食わねえ。こっちは米国製の爆薬を持ってるぜ(´∀`) エヴァンズビル(インディアナ南西部の町)は痛みを味わうことになるだろう」

    閃光弾を投げ込んで突入するなんてちょっと過激なのでは...と思った方は、このビデオをどうぞ。完全武装のSWATが家の前にいるのが様子がお分かりでしょうか。ネット上に脅しの書き込みがあっただけでこの状態とは...。なお、SWATに突入されたかわいそうな少女の家は、正面のドアが「開いていた」そうです。Wi-Fiもオープンなら、ドアもオープン。わざわざ閃光弾を投げる必要は、全然なかったみたいです。

    警察側も突入してはじめて間違いに気づき、ほどなくして近所に住むインターネット・ギャングスターの居場所をつきとめることになりました。その真犯人は、警察嫌いで生意気な口をきく、スマートフォンを所有したティーンエイジャーだったそうです(どこにでもいそうですね)。

    まあ警察とSWATの無責任な行動はさておき、みなさん、自宅のWi-Fiネットワークにちゃんとパスワードがかかっているか、あらためて確認をお願いします。いつどんなことに巻き込まれるかわかりませんからね。

    [Tristate Homepage via Ars Technica]

    Casey Chan(Rumi/米版