これまでに染色体の末端を保護する役目をもつ「テロメア」の短縮が老化に関係することが知られていました。デピンホさんはテロメアの短縮を抑える薬品を開発しマウスに与えたところ、2週間で新たな細胞を確認し、マウスが若返ったそうです。
すぐ人に応用することは難しいそうですが、デピンホさんは
「いつか人にも同じような作用を持つ薬品が開発できるだろう」
とおっしゃっているとのこと。
今のところこの「若返り」によって寿命を伸ばせるかどうかは観察段階のためわからないそうですが、期待しちゃいますね。さらに寿命を伸ばすだけでなく、アルツハイマーなどの老化による疾病の治療方としても応用できるかもしれません。少なくとも老化を抑える効果は人間にも期待できるそうですよ。
「若返り薬」マウス実験で成功=米研究者[新華社新華網ニュース]
ハーバード大学がネズミの若返りに成功!今度は人間も![円と生活]
(鉄太郎)