火星って孤独だなぁ...
西アフリカのブルキナファソ出身の写真家であるヴァンサン・フルニエさんが、米国はユタ州を訪れ、有人火星探査のシミュレーションステーション「Mars Desert Research Station」(MDRS)にて撮影した珠玉の写真集が、インターネット上にも公開されてますよ。
すでにフルニエさんの作品は、日本でも丸の内ギャラリーなどで展示され、大きな注目を集めてきたようなんですけど、見逃しちゃった人のために、続きに貴重なフォトギャラリーを置いておきますね。月面着陸とは異なる魅力満載の、未知なる火星探査の世界を先取りしちゃってくださいませ!
火星探査機「フェニックス」などから火星の地表面の高解像度写真が届き、いよいよ次は、ここへ最初に足を踏み入れる人類の歴史的瞬間を期待する声も高まってきているわけなんですが、いくら未知の世界といえども、やはりあらゆる状況を想定して、まずは徹底的に有人火星探査への備えをしておく必要があるとのコンセプトで、アメリカ火星協会とNASAが建造したMDRS。宇宙服を着込み、ここの砂漠の上を動き回れば、なんだか本当に火星に到着してしまったような気分にだってなっちゃうでしょうね。ちょっと火星とは違和感ある風景も広がりますが...本物の火星探査に参加は無理でも、このMDRSに、1度でいいから体験入所させてほしいよなぁ。
[Vincent Fournier via BUILD]
John Mahoney(原文/湯木進悟)
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