『ウィザードリィ』開発者のひとりであるアンドリュー・グリーンバーグ氏が逝去したことが、ゲーム制作者デビッド・マリッチ氏のポストにて報告されました。
さようなら「ワードナ」…
『Vampire: The Masquerade - Bloodlines』などで知られるデビッド・マリッチ氏がXに投稿したポストによると、アンドリュー・グリーンバーグ氏が逝去したとのことです。
グリーンバーグ氏は1981年にロバート・ウッドヘッド氏とともに『ウィザードリィ』を手掛けたことで知られるゲームデザイナーであり、作中に登場する「ワードナ」の名前の由来としても知られています。マリッチ氏もグリーンバーグ氏に直接会う機会こそなかったものの「『ウィザードリィ』は1980年代の私の人生に喜びと影響を与えた」と追悼の意を示しています。
日本でも親しまれた『ウィザードリィ』
同氏が開発者のひとりである『ウィザードリィ』は日本のRPGにも多大な影響を与えた作品です。各種権利に関して話題になることの多い同シリーズですが、2024年8月に海外メディアTime Extensionが公開したインタビュー記事によるとグリーンバーグ氏は既に『ウィザードリィ』の1から5作目に関する自身の権利を持っておらず、元Sir-Tech Software(現SirTech Entertainment)のNorman Sirotek氏とRobert Sirotek氏、およびDigital EclipseのJustin Bailey氏がそれらを現在所有していると語られていました。
そんな『ウィザードリィ』は日本のRPGファンからも親しまれ続けている伝説的作品であり、この度の訃報に際して日本語での追悼もXでは見受けられます。
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