ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS3のシステムソフトウェアアップデート「4.91」を配信しました。
動作改善を目的としたアップデートが配信
本アップデートはPS3の動作の安定性を改善するためのもの。アップデート内容をダウンロードするにはPS3のハードディスクドライブ、もしくは取り外し可能なストレージメディアに200MB以上の空き容量が必要となります。
また、SIEはPS3の本体を常に最新版にアップデートするよう呼びかけています。アップデートを行うことにより、追加の機能や操作性の改善、セキュリティ面の強化を体感できるとしています。
2024年になっても続くアップデート―前回はちょうど1年前
2006年の発売から、絶え間なくアップデートが配信されているPS3。ここ数年でもセキュリティ強化を目的としたアップデートや、同じく動作の安定性を改善するためのアップデートが配信されています。前回のアップデート「4.90」が配信されたのは2023年の2月28日で、ちょうど1年前にあたります。
著作権保護の観点から、ブルーレイディスクの再生には「AACSキー」が必要であり、このキーには有効期限が設定されています。AACSで保護されたコンテンツを長期にわたって利用するためには、一定期間ごとにデバイス側で「AACSキー」を更新しなければいけません。
サポートページでも「Blu-ray Discを再生するには、更新されたBlu-rayプレーヤーの暗号キーがPS3で必要となります。Blu-rayプレーヤーの暗号キーを更新するには、PS3のシステムソフトウェアを最新バージョンに更新してください。」という表記がなされています。このことからも、今後もPS3のアップデートは定期的に行われていくでしょう。
アップデートの詳細、および各種アップデート方法の確認、ファイルのダウンロードは公式のサポートページをご確認ください。