「SAI」は、2009年12月に発売が開始された、セダン型のハイブリッド自動車です。「Smart & Premium」というコンセプトのもと、「大人が満足できる上質さをもったクルマとして、ハイブリッドカーの選択肢を広げること」を目的に開発されました。レクサスブランドのハイブリッドカー「HS250h」とは姉妹車の関係であり、プラットフォームやパワートレインが共通しています。このクルマのボディは、「HS250h」とシルエットは似ているものの、サイズは車両全体が全長・全幅・全高とそれぞれ10mm前後小さくなっています。2015年5月発売モデルでは、グレードとして「S」「G」「S Cパッケージ」「G Aパッケージ」などがラインナップされています。このモデルでは、全車のフロントドアに400nmの紫外線を99%以上カットする「スーパーUV400カットガラス」が採用され、全外板色には、小さな傷であれば自己修復が可能な「セルフリストアリングコート」が塗装されています。また、坂道の感知性能が追加された「ヒルスタートアシストコントロール」が設定されており、車両のずり落ちを予防してくれます。なお、このクルマは、2017年に同社の「カムリ」に統合される形で販売を終了しました。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。