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As a Professional, As a Player 強い人材がNo.1企業をつくる

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[ BUSINESS INSIDER JAPAN Special Feature ]

As a Professional, As a Player 強い人材がNo.1企業をつくる

真の実力主義で30代でも執行役員に抜擢──シンプレクスのDNAを受け継ぐ、若きリーダーたちの視点

| ビジネス

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1997年、その当時、世界最強の金融機関であったソロモン・ブラザーズからスピンアウトした5人の創業メンバーが立ち上げたシンプレクス。卓越した先見性を持ちつつ、確固たる行動規範、経営哲学を掲げ、日本を代表する金融機関をテクノロジーの側面から支援してきた。さまざまな領域のテクノロジーパートナーとしてクライアントの成長を支えるBiz×Techのリーディングカンパニーである。

創業メンバーのDNAを受け継ぎ、次世代のシンプレクスを担うのが、6人の執行役員だ。新卒入社で30代という若さで執行役員に就任したメンバーや、中途入社して圧倒的な存在感を放ってきたメンバーがそろう。彼らは、創業メンバーの思いをどう再解釈し、未来のシンプレクスへと進化させようとしているのか。その展望について、それぞれの思いを語ってもらった。

優秀な社員と5DNAの精神。彼らがシンプレクスを選んだ理由

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望月英希(もちづき・ひでき)氏/シンプレクス 執行役員。2010年新卒入社。株式トレーディングシステムのプログラマーとしてキャリアをスタート。案件・保守リーダー、PMとマネジメントのキャリアを歩み、現在は証券・銀行系ホールセール事業の責任者。PMコンピテンシーメンバーとして社内の大規模プロジェクトのレビュアーも担当。2022年に執行役員就任。

──まず、新卒入社の4名は、なぜシンプレクスを選んだのでしょうか?

望月英希氏(以下、望月):私は大学時代、理系の研究室に所属していたのですが、研究職よりも広く影響を与えられる職種で働きたいと、コンサルティング業界を希望しました。ただ、理系ということもあり技術を活かしたコンサルティングがしたいと考え、ITコンサルを志します。そのなかでシンプレクスを選んだのは、就職活動で聞いた社長の金子の話が響いたからです。 当時はシンプレクスの行動規範である『5DNA』は明文化されていませんでしたが、すでにその精神は共有されていました。なかでも、「No.1」「クライアントファースト」「コミットメント」を大切にする理由や一気通貫でお客さまに向き合う理由などは、自分が働く上で大切にしたい価値観と合致していることが入社の決め手になりました。

佐藤祐太氏(以下、佐藤):金子が「No.1」にこだわる姿勢は、僕にも刺さりました。就職活動中に聞いた、「一番いいものを作っていれば、No.1にならなくてはおかしい。我々は一番いいものを作っているから、No.1になるまでやり続ける」という言葉が胸に残っています。

学生時代にゲームに熱中してパソコンに触れているうちに、その可能性に魅了され、テクノロジー×コンサルに興味を持つように。当時のシンプレクスは金融テックのトップランナー。シンプレクスならば、コンサルタントとしても、技術者としても成長できると感じて入社を決めました。

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赤本大輔(あかもと・だいすけ)氏/シンプレクス 執行役員。FXシステムの開発・運用保守担当からキャリアをスタートし、徐々にインフラ領域に軸足を移す。ミッションクリティカルな金融システムのインフラ導入、サイバーセキュリティ領域のマネジメントを担当。2023年にインフラ・セキュリティ領域の責任者として執行役員に就任。

赤本大輔氏(以下、赤本氏):大学時代、体育会フットサル部でキャプテンを務めていたのですが、日本一を取るような部活で、個人の成長や上昇志向が求められる環境でした。就職活動では、社会人になっても上昇志向を持って働きたいといった点に重きを置いて会社を探しており、その結果、シンプレクスと出会いました。就職活動で出会った社員にも優秀な人材が多く、この仲間となら社会人になっても上昇志向を持って働けると思い入社しました。

今泉翔太氏(以下、今泉):私は商学部だったので、金融機関を中心に就職活動をしていたのですが、どうもピンと来ないと感じていて。そこで、金融機関とも関わりのあるシンプレクスを受けたのですが、まさかの当日、面接に遅刻してしまい……。何とか面接は受けられることになったので、どうせならと開き直り、就職面接のマニュアルを捨てて全て本音で受け答えをしました。すると、当時の人事担当者からは「自然体がいいね」と。社員にもいい人が多くて、ここなら覚悟を決めて頑張れそうだと入社を決めました。

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山内正人(やまうち・まさと)氏/シンプレクス 執行役員。2009年中途入社。FXシステムの運用保守マネージャーや導入プロジェクトマネージャーを歴任。銀行系大規模案件のプロジェクトマネージャーを経て、保険領域の導入プロジェクトマネージャーや運用保守マネージャーを複数務め、2023年に執行役員就任。

──中途入社のお二人は、どういった理由でシンプレクスを選んだのでしょうか。

山内正人氏(以下、山内):転職のきっかけは、リーマンショックの影響で前の会社の業績が悪化したからです。当時は景気が悪く転職市場も冷え切っていたのですが、そんななか、年収1000万円以上という条件に合致したのがシンプレクスでした。もちろん、決め手は年収だけではありません。前の会社の社員も優秀で、一緒に働くのが楽しかったのですが、シンプレクスでも同じような経験、もしくは前職以上のことができそうだと感じ、転職に踏み切りました。

髙安智氏(以下、高安):僕は元々、アクセンチュア出身で、シンプレクスの現副社長である早田が前職の先輩なんです。その早田に誘われたことが転職のきっかけ。正直、それまではシンプレクスのことは知らなかったし、金融領域に携わったこともありませんでした。ただ、当時、アクセンチュアに在籍して10年ほど経っており、社内ではそれだけ長く在籍するのはレアケース。これも良い機会だし、知らない場所でチャレンジしようという気持ちでした。

執行役員だからという気負いはないが、立場が変わり視座は上がった

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佐藤祐太(さとう・ゆうた)氏/シンプレクス 執行役員。2008年新卒入社。FXシステム運用保守に従事し、開発リード、運用保守マネージャー、導入PMを歴任。2022年FX/暗号資産ビジネスの統括責任者として執行役員就任。2023年からは証券系、web3領域も含めたリテール金融ビジネス全体を管掌。

──執行役員に任命されたときは、どういった気持ちでしたか。

山内:シンプレクスグループの全社員が集まる全体会議では、「シンプレクスの成長を牽引する業務執行の最終責任者」と言われて身が引き締まりました。必要な能力として求められたのは、「クライアントに対して常にベストを尽くし、真の信頼関係を築く」「どんなときもチームメンバーを信じ、律しながら導く」「達成すべき目標に向けて、くじけずに歩みを進める」「シンプレクスとして正しい判断を自ら問い続けて、導き出す」の4つ。この4つは、常に意識しています。

望月:金子や当時の経営陣から個別に深い話をされたわけではありませんが、ある日突然、副社長の助間から電話があり、執行役員になることを伝えられました(笑)。みんな、自分のロール(役割)を果たすために必要なタイトル(職位)がついたという認識で、働き方が劇的に変わったわけではないと思います。

佐藤:元々は、シンプレクスはピラミッド的な階層がないフラットな企業。執行役員だから偉いとか仕事ができるというわけではなく、そのタイトルに向いている人材がいるからやらせてみようという考え方です。当時は、金子からも「1年任期制だから」と強く言われたことを覚えています。

──みなさん、執行役員だからという気負いはないようですが、何かしらの変化はあったのでしょうか。

今泉:社内的な視座は高まったと思います。例えば、この6人は事業領域が違うので、これまでは一堂に会して話をすることは少なかった。しかし、執行役員になったことで、このような取材を受ける機会も増え、みんなが考えていることが分かるようになりました。

赤本:シンプレクスは、プロジェクトの上流から下流まで自社完結で責任を持ち、必要に応じてAWS社やMicrosoft社のようなグローバルなテクノロジー企業と戦略的に協力して、新しい技術を活用しながらお客さまのビジネスを変えていく企業です。その際、執行役員という立場も活かして協力会社の経営層とコミュニケーションを図ることで、よりダイナミックで先進的な取り組みをトップダウンで推進することが可能になりました。私個人としても様々なテクノロジーベンダーとのネットワークが広がり、知見も深まりお客さまの支援に活かせています。

創業メンバーのDNAは執行役員のリーダーシップにも受け継がれている

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髙安智(たかやす・さとし)氏/シンプレクス 執行役員。アクセンチュアを経て2014年中途入社。現在は執行役員としてエンタープライズDX事業、特に基幹システム事業領域の新規立上げを担当。2023年からはパトスロゴスの取締役CTOを兼任し、両社のシナジーで基幹システム事業を加速している。

──みなさんは、未来のシンプレクスを担う人材として期待されています。その立場で、創業メンバーから受け継いだ「5DNA」や「Simplex Philosophy」をどのように解釈し、自身のリーダーシップに反映しているかをお聞かせください。

望月:執行役員としては、価値観を共有し、同じ思いを持つ仲間を増やしたいと考えています。また、お客さまから見ても、シンプレクスは「5DNA」を具現化している企業だと感じてもらわなくてはなりません。ここにこだわらなければ、シンプレクスは普通の会社になってしまう。僕はシンプレクスという、ある意味で特殊な会社が好きで入社したので、良い意味で特殊であり続けるようにしていくことを意識しています。

佐藤:僕は、「5DNA」のなかで「プレイヤー」を最も大切にしています。執行役員というタイトルがつくことで部下は増えますが、だからこそ、執行役員でもプレイヤーとしてやれることを背中で見せるべきです。実際、1年ほど前に大きなシステムトラブルが発生したときには、自らプログラムを書き、トラブルを解決。金子には現場仕事をやっている自分の姿に驚かれましたが、その表情はうれしそうでしたね。必要があれば執行役員だろうと現場で手を動かせる。これは、シンプレクスの強さだと思います。

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今泉翔太(いまいずみ・しょうた)氏/シンプレクス 執行役員。2011年新卒入社。入社以降一貫して外国為替取引(FX)のシステムプロジェクトに従事。運用保守や大型プロジェクトの導入など複数プロジェクトでプレイングマネージャーを経験。2023年4月より執行役員兼リテール証券領域のグループヘッドとして活動。

山内:『5DNA』と『Simplex Philosophy』は、会社が社員に求めるだけではありません。社員が仲間にこうあってほしいという姿を言語化したものだと理解しています。私自身、部下を評価したり、1on1を行ったりするときには、「5DNA」と「Simplex Philosophy」からズレていないかを意識するようにしています。なかでも、 謙虚な姿勢で他者の持つ才能を認め、他者から学びお互いに尊重しあう「Mutual Respect」は非常に重要です。

高安:「5DNA」と「Simplex Philosophy」は共通の物差し。1年目の新人ともこの言葉で会話ができるので、仕事の作り方や部下の働き方がシンプレクスにフィットしているかを測るという意味では本当に役に立っています。創業メンバーの考えを明確に言語化してくれた先輩たちには感謝しています。

今泉:創業メンバーはみんな、社員思いなんです。印象に残っているのは、金子が「万が一、会社がなくなっても、全員の就職先を見つける」と力強く話してくれたこと。僕も執行役員になり、自分のグループには100人ほどが在籍しています。結婚式などに呼んでもらえると、その先に家族がいることを実感させられます。そうなると、目の前の仕事をどう片付けようとか、自分の給料を上げるために頑張ろうといった考え方だけでなく、メンバーたちの成長やキャリアに目がいくようになる。ただ、成長やキャリアアップのためにバチバチやり合うのは違います。シンプレクスは、切磋琢磨するなかにも、アットホームな雰囲気がある。そこは意識しながらマネジメントしています。

バトンを託された次世代リーダーが目指す未来のシンプレクスとは

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──最後に、次世代リーダーとして、シンプレクスの未来に対するビジョンや挑戦したいことをお願いします。

高安:シンプレクスはすでにM&Aには力を入れており、マイノリティ出資なども行っています。一つひとつの事例を成功させるために力を入れていきたいですね。

赤本:DXの時代、ITやAIと無関係な企業はありません。全ての企業がIT企業であり、デジタル企業の側面を持つ今の世の中において、それでもなお、我々はテックファームとして突出した技術力でお客さまを牽引する必要があります。その源泉となる技術力を磨き続けることにコミットしていきたいと思います。

佐藤:奇をてらっているわけではありませんが、あえて変わりたくないと思っています。シンプレクスは事業の多角化やM&Aで企業規模は拡大していきますが、どの事業や協業においても、我々がやる意味を忘れてはいけません。

執行役員の6人は、創業メンバーが築いてきたカルチャーを継承できているので、それを薄めずにやっていきたいです。そのうえで、「5DNA」や「Simplex Philosophy」など創業メンバーから受け継いだ大切な部分は変えず、時代に合わせて進化させながらより大きな挑戦ができたら面白いでしょうね。

望月:金子は、「シンプレクスグループから転職したときに、あの人は絶対にシンプレクス出身だよ、と分かるくらい強いカルチャーを持つ会社であってほしい」と言っています。まさに、僕もそうありたい。強いカルチャーを認識してもらえることは、今後、事業領域が広がり会社が拡大するなかで、大きな強みになります。より会社の知名度を上げて、日本に留まらずグローバルでも「シンプレクスってこんな会社だよね」と認識されるようにしていきたいと思います。


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DXにブロックチェーン技術を。シンプレクスの「Simplex Fourth」とは何か

金融業界のテクノロジーパートナーとして長年に渡り実績を積み上げてきたシンプレクス。シンプレクスがいち早く、ブロックチェーン技術を活用したDXを試みる理由とはなにか。そして、金融業界で培ったノウハウをどう活かすのか。シンプレクスでweb3領域を統括し、市場への普及活動も行っている三浦和夫氏の話から要諦を紐解いた。

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