[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

HAPPYEND

栗原颯人 日高由起刀 林裕太 シナ・ペン ARAZI 祷キララ 中島歩 矢作マサル PUSHIM 渡辺真起子 / 佐野史郎 監督・脚本:空 音央 撮影:ビル・キルスタイン 美術:安宅 紀史 編集:アルバート・トーレン 音楽:リア・オユヤン・ルスリ キャスティングディレクター:高野 力哉 助監督:熊野 桂太 照明:金子 康博 衣装:栗田 珠似 ヘアメイク:平林 純子 録音:滝澤 修 サウンドスーパーバイザー:野村 みき サウンドデザイナー:大保 達哉 コーエグゼクティブプロデューサー:テー・スーチン テオ・イーペン エンギン・イェ二ドゥンヤ エグゼクティブプロデューサー: 林 郁 ダグラス・チョイ ロバイナ・リッチティエロ 山崎 エマ プロデューサー:アルバート・トーレン 増渕 愛子 エリック・ニアリ アレックス・ロー アンソニー・チェン Presented by :Cinema Inutile 製作・制作: ZAKKUBALAN、シネリック・クリエイティブ、Cinema Inutile 製作協力:K-GARAGE、SONS OF RIGOR FILMS、SPARK FEATURES、PURPLE TREE CONTENT、GIRAFFE PICTURES 配給:ビターズ・エンド  © 2024 Music Research Club LLC 日本・アメリカ/2024/カラー/DCP/113分/5.1ch/1.85:1

News
    Introduction
    • ありえるかもしれない未来を舞台に描く青春映画の新たなる金字塔が誕生!
      ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。翌日いたずらを発見した校長は激昂し、学校に四六時中生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ...。
      決して遠くないXX年後の日本。多種多様な人々が当たり前に暮らすようになっている一方で、社会には無関心が蔓延し、むやみやたらに権力が振りかざされている。それはまさに今の世の中と地続きであり、あまりにもリアリティのある未来だ。そんな世界で当たり前だった“友達”という存在が揺らいでいくさまを、環境音やテクノなどが織り交った独特なサウンドと、圧倒的にエモーショナルな映像美で見事に表現。脈々と受け継がれる青春映画の系譜でありながらも、これまでに見たことのない切り口で“友情の危うさ”を描いた青春映画の新たなる金字塔が誕生した。
    • 世界中が求める新鋭・空音央 衝撃の長編劇映画デビュー作
      監督を務めたのは東京とニューヨークを拠点に活躍する空音央。ポール・トーマス・アンダーソンや黒沢清も卒業生であるサンダンス映画祭のラボ出身で、コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』や短編映画「The Chicken」が世界中の映画祭で上映・絶賛された。そして本作が第81回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品され、今世界中から最も熱い視線が注がれている。主人公のユウタとコウを演じたのは、オーディションで大抜擢された栗原颯人と日高由起刀。初演技ながら高校生の心の機微をリアルに表現した。また生徒役にはあらゆるルーツを持つ若き才能たちが集結。そして校長役の佐野史郎をはじめとする実力派俳優陣が脇を固め、物語に深みを与えている。
    ありえるかもしれない未来を舞台に描く青春映画の新たなる金字塔が誕生!
    ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。翌日いたずらを発見した。校長は激昂し、学校に四六時中生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ...。
    決して遠くないXX年後の日本。多種多様な人々が当たり前に暮らすようになっている一方で、社会には無関心が蔓延し、むやみやたらに権力が振りかざされている。それはまさに今の世の中と地続きであり、あまりにもリアリティのある未来だ。そんな世界で当たり前だった“友達”という存在が揺らいでいくさまを、環境音やテクノなどが織り交った独特なサウンドと、圧倒的にエモーショナルな映像美で見事に表現。脈々と受け継がれる青春映画の系譜でありながらも、これまでに見たことのない切り口で“友情の危うさ”を描いた青春映画の新たなる金字塔が誕生した。
    世界中が求める新鋭・空音央 衝撃の長編劇映画デビュー作
    監督を務めたのは東京とニューヨークを拠点に活躍する空音央。ポール・トーマス・アンダーソンや黒沢清も卒業生であるサンダンス映画祭のラボ出身で、コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』や短編映画「The Chicken」が世界中の映画祭で上映・絶賛された。そして本作が第81回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品され、今世界中から最も熱い視線が注がれている。主人公のユウタとコウを演じたのは、オーディションで大抜擢された栗原颯人と日高由起刀。初演技ながら高校生の心の機微をリアルに表現した。また生徒役にはあらゆるルーツを持つ若き才能たちが集結。そして校長役の佐野史郎をはじめとする実力派俳優陣が脇を固め、物語に深みを与えている。
    Story
    目まぐるしく変わりゆく世界で、変わらない友情など存在するのだろうか―。!
    目まぐるしく変わりゆく世界で、変わらない友情など存在するのだろうか―。!
    今からXX 年後、日本のとある都市。
    ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。こんな幸せな日常は終わらないと思っていた。
    高校卒業間近のある晩、いつものように仲間と共にこっそり学校に忍び込む。そこでユウタはどんでもないいたずらを思いつく。「流石にやばいって!!」と戸惑うコウ。「おもろくない??」とニヤニヤするユウタ。
    その翌日、いたずらを発見した校長は大激怒。学校に四六時中生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展してしまう。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。
    2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ...。
    Cast
    ユウタ
    栗原颯人ユウタ
    Hayato Kurihara
    1999年12月29日生まれ、新潟県出身。抜群のスタイルを活かしモデルとして活躍。多数のCMやMVにも出演中。オーディションで大抜擢され、本作でスクリーンデビューを果たす。特技はボクシングと卓球。
    COMMENT
    今作で僕は、友情というものの捉え方をとても考えさせられました。
    今生きている瞬間を大事にしたい人間もいれば、この先の未来を考えて生きるべきという人間もいる、そんな人間同士が同じものを見たり聞いたりしていても、その場の在り方は一緒なように見えて違うというのは当たり前の話です。
    でもそんな儚いものでも大事にするべきだと思うし、それがより自分という人間の中身を構築し、築き上げていくものだと思います。スクリーンデビューとなった今作ですが、温かいキャストやスタッフの方に囲まれて、とてもかけがえのないものとなりました。ヴェネツィア出品も決定ということで、中々頭が追いついていませんが、良い作品だと自信をもって言えます。是非観てください。
    コウ
    日高由起刀コウ
    Yukito Hidaka
    2003年9月30日生まれ、大阪府出身。韓国語が堪能で、日本と韓国の2拠点でモデルとして活躍中。演技未経験ながら本作のオーディションで大抜擢され、スクリーンデビューを果たす。特技は陸上。
    COMMENT
    撮影期間中、初めての演技ということもあり好奇心と戸惑いが入り混じっていたのを覚えています。演技に正解なんてないのは分かっていますが、当時は自分の思う正解に近づこうという思いで取り組んでいました。結果としてこのような素晴らしい映画祭へ出品が決まった事を、とても嬉しく思います。監督はじめ、作品に携わった方々、皆様に助けていただきました。公開前の今、なんとも言葉には表せない、このワクワクとした感覚を忘れないように今後の俳優人生に活かしていきます。
    アタちゃん
    林 裕太アタちゃん
    Yuta Hayashi
    2000年11月2日生まれ、東京都出身。2020年に俳優活動をスタート。2021年、『草の響き』(斎藤久志監督)で映画初出演を果たし注目を集めたのち、『間借り屋の恋』(22/増田嵩虎監督)で映画単独初主演に抜擢、翌年『ロストサマー』でも主演を飾る。2023年、アクターズ・ショート・フィルム3の中川大志監督作『いつまで』ではメインキャストを務めたほか、映画『少女は卒業しない』(23/中川駿監督)、『逃げ切れた夢』(23/二ノ宮隆太郎監督)、『ブルーイマジン』(24/松林麗監督)、『痴人の愛 リバース』(24/宝来忠昭監督)など出演作が相次いで公開される。
    ミン
    シナ·ペンミン
    Shina Peng
    1998年12月1日生まれ、兵庫県、神戸市出身。台湾系アメリカ人のルーツを持ち、幼少期は神戸にて過ごす。18歳で渡米、ニューヨーク大学に入学。2020年に東京へ拠点を移し、以後フォトグラファーとして東京とニューヨークを拠点に国際的に活動。本作でスクリーンデビューを果たす。
    トム
    ARAZIトム
    2002年6月9日生まれ、東京都出身。日本とセネガル(西アフリカ)のミックスで、2022年よりモデルとして1年間活動していた。大学での学業に励みながら本作でスクリーンデビューを果たす。
    フミ
    祷 キララフミ
    Kilala Inori
    2000年3月30日生まれ、大阪府出身。2015年公開の『Dressing UP』(安川有果監督)で映画初主演を務め、「第8回シネアスト·オーガニゼーション大阪」CO2新人賞、「第14回 TAMA NEW WAVE」 ベスト女優賞などを受賞。ほか、『ハッピーアワー』(15/濱口竜介監督)、『サマーフィルムにのって』(21/松本壮史監督)、『忌怪島/きかいじま』(23/清水崇監督)など話題作に出演。テレビドラマは、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(20/ytv)、「瑠璃も波瑠も照らせば光る」(22/CX)、「孤独のグルメseason10」(22/TX)などに出演。
    岡田先生
    中島 歩岡田先生
    Ayumu Nakajima
    1988年10月7日生まれ、宮城県出身。舞台「黒蜥蜴」(13)で俳優デビュー。初主演映画『グッド·ストライプス』(15/岨手由貴子監督)で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞、さらに映画『いとみち』(21/横浜聡子監督)、『偶然と想像』(21/濱口竜介監督)で第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞。近年は『サイレントラブ』(24/内田英治監督)や、『四月になれば彼女は』(24/山田智和監督)など話題作に出演。公開待機作に『劇場版 アナウンサーたちの戦争』(8月16日公開)、『ナミビアの砂漠』(9月6日公開/山中瑶子監督)などがある。
    校長秘書·平
    矢作 マサル校長秘書·平
    Masaru Yahagi
    1987年7月17日生まれ、山形県出身。主な映画出演作は『退屈な日々にさようならを』(16/今泉力哉監督)、『来る』(18/中島哲也監督)、『弱虫ペダル』(20/三木康一郎監督)、『大河への道』(22/中西健二監督)、『ゴジラ-1.0』(23/山崎貴監督)など。テレビドラマは、「真犯人フラグ」(21/NTV)、「unknown」(23/EX)、今日からヒットマン」(23/EX)、「おいハンサム!!2」(24/THK)など話題作に出演。
    ユウタの母·陽子
    渡辺 真起子ユウタの母·陽子
    Makiko Watanabe
    1968年9月14日生まれ、東京都出身。86年よりモデルとして活動。88年、映画『バカヤロー!私、怒ってます』で女優デビュー。主な出演作に、『愛の予感』(07/小林政広監督)『2つ目の窓』(14/河瀬直美監督)、『37セカンズ』(19/HIKARI監督)、『平静』(20/ソン·ファン監督)『ケイコ 目を澄ませて』(22/三宅唱監督)など。公開待機作に『ナミビアの砂漠』(9月6日公開/山中瑶子監督)、『港に灯(ひ)がともる』(2025年公開/安達もじり監督)などがある。
    コウの母·福子
    PUSHIMコウの母·福子
    1975年11月26日、大阪府出身。レゲエ·シンガーとして1995年に地元大阪で活動を開始。99年にミニアルバム『Brand New Day』でデビュー。以降、国内のみならずジャマイカほか海外でも高い評価を獲得するなど、“クイーン·オブ·レゲエ”として、ジャパニーズ·レゲエ·シーンを牽引し続けている。2014年にはベスト·アルバム、翌年にはフィーチャリング·ベストを発表し、自身のレーベル“Groovillage”を設立させるなど、更に活動の幅を拡げている。本作が映画初出演となる。
    長井校長
    佐野 史郎長井校長
    Shiro Sano
    1955年3月4日生まれ、島根県出身。1975年、劇団シェイクスピア・シアターの創設メンバーとして参加。1980年、唐十郎の状況劇場入団、退団後、1986年、林海象監督『夢みるように眠りたい』にて映画主演デビュー。以降、数々の映画・テレビドラマに出演。近年の主な出演作に『騙し絵の牙』(21/吉田大八監督)『白鍵と黒鍵の間に』(23/冨永昌敬監督)『カミノフデ』(24/村瀬継蔵監督)など。公開待機作に『スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナル ハッキングゲーム』(11月1日公開/中田秀夫監督)などがある。
    Staff
    監督・脚本
    空音央監督・脚本
    Neo Sora
    米国生まれ、日米育ち。ニューヨークと東京をベースに映像作家、アーティスト、そして翻訳家として活動している。これまでに短編映画、ドキュメンタリー、PV、アート作品、コンサートフィルムなどを監督。2017年には東京フィルメックス主催のTalents Tokyo 2017に映画監督として参加。個人での活動と並行してアーティストグループZakkubalan の一人として、写真と映画を交差するインスタレーションやビデオアート作品を制作。2017年にワタリウム美術館で作品を展示、同年夏には石巻市で開催されているReborn- Art Festivalで短編映画とインスタレーションを制作。2020年、志賀直哉の短編小説をベースにした監督短編作品「The Chicken」がロカルノ国際映画祭で世界初上映したのち、ニューヨーク映画祭など、名だたる映画祭で上映される。業界紙Variety やフランスの 映画批評誌Cahiers du Cinéma等にピックアップされ、Filmmaker Magazineでは新進気鋭の映画人が選ばれる25 New Faces of Independent Filmの一人に選出された。今年公開された坂本龍一のコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』では、ピアノ演奏のみのシンプルかつストイックな演出ながらヴェネツィア国際映画祭でのワールドプレミア以降、山形、釜山、ニューヨーク、 ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映、絶賛された。本作が満を持しての長編劇映画デビュー作となる。
    COMMENT
    友情とは曖昧なもので、恋人や家族のような規範がありません。人によっては、いつもの風景に溶け込んで、たまたま同じような音楽を好み、お酒を介して理解し合える相手もいれば、真剣な話だけをする相手もいます。しかし、どんな形であれ、友人に対する愛や信頼が深いほど、その相手に落胆した時に湧き上がる怒りや悲しみは凄まじいものです。勢い余って関係を断ち切ることもあれば、知らず知らずのうちに断ち切られることもあります。そうなると、自分が乗っかっていた地盤がガラガラと崩れ落ちるような感覚に陥ることがあります。
    そんなことを考えながら、この映画を思い立ったのだろうと思います。メモを見返すと、記録として残っている中で最も古いもの が2017 年でした。つまり、7 年かそれ以上前からこの映画の構想を練り始めたようです。その時の社会や世界が変わらず、 そのまま進んだ少し先の未来を想像しました。恐怖を煽り、軍国主義的な独裁国家へと着実に向かってゆく日本を舞台に、 それまで自分の中に蓄積されていた危機感や揺らぎ、そして自分にとってなくてはならない、地盤ともいえる友人たちに対する愛を投影しました。
    自分が想像した近未来像が間違っているといいなと願いながら脚本を書いていましたが、出来上がった映画を見てみると、なんだ かどんどん現実味を帯びてきているようで、すこし残念です。同時に、そのような状況だからこそ、素晴らしいキャストとスタッフと一緒に、色んな人にいま見てほしい映画に仕上げることができたと思っています。劇場公開できることを本当に嬉しく思います。
    撮影
    ビル・キルスタイン撮影
    Bill Kirstein
    主にニューヨークを拠点に活動。これまでにフィクション、ドキュメンタリー、商業映画の撮影に10年以上携わり、ビヨンセ、ポール・マッカートニー、ティナ・フェイ、ジョン・ハム、ジャスティン・ティンバーレイク、レネ・ラップ、マヤ・ホーク、ゾーイ・サルーなど大物アーティストとも仕事をしてきた。また携わった作品は、ヴェネチア、カンヌ、トライベッカ、ロカルノ、ベルリン国際映画祭をはじめ世界中の映画祭に出品され、上映されている。最近の撮影作品にサマンサ・ジェイン&アルトゥーロ・ペレス・ジュニア監督のミュージカル映画「Mean Girls」がある。空音央監督のコンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』では撮影監督として参加した。
    美術
    安宅紀史美術
    Norifumi Ataka
    1971年石川県生まれ。99年『月光の囁き』(塩田明彦監督)で美術監督デビュー。以降数多くの映画美術を担当。これまでの主な作品は、『南国料理人』(09/沖田修一監督)、『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『私の男』(13/熊切和嘉監督)、『羊の木(17/吉田大八監督)、『スパイの妻 劇場版』(20/黒沢清監督)、『あのこは貴族』(21/岨手由貴子監督)、『千夜、一夜』(22/ 久保田直監督 )、『波紋』(23/荻上直子監督)、『違国日記』(24/瀬田なつき監督)など。公開待機作に、『ぼくのお日さま』(9月13日公開/奥山大史監督) 、『Cloud クラウド』(9月27日公開/黒沢清監督)、『アイミタガイ』(11月1日公開/草野翔吾監督)がある。
    音楽
    リア・オユヤン・ルスリ音楽
    Lia Ouyang Rusli
    ニューヨークのブルックリンを拠点に活動する映画音楽の作曲家、アーティスト。最近では、A24作品「Problemista( 原題 )」(23/日本未公開)、HBO のTVドラマシリーズ「Fantasmas」を手掛けている。アンビエントなサウンドスケープ、ノイズ音、陶酔感のあるポップスを題材に、異なるサウンドを音楽に融合させている。「OHYUNG」というソロ名義で、アンビエント、エクスペリメンタルポップ、ディストーションノイズの間を行き来するジャンルシフトの音楽を制作している。
    サウンドスーパーバイザー
    野村みきサウンドスーパーバイザー
    Miki Nomura
    トラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』(10) の音に感銘を受け、フランスで映画のMix について学ぶ。2021年P.A.T Worksを設立し、サウンドエディター大保達哉と共に活動中。濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』(21) で日本アカデミー賞最優秀録音賞を受賞。手掛けた主な作品に『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)、『もっと超越した所へ。』(22/山岸聖太監督)、『大いなる不在』(24/近浦啓監督)がある。公開待機作は『Chime』(8月2日公開/黒沢清)、『ナミビアの砂漠』 (9月6日公開/山中瑶子監督)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(9月20日公開/呉美保監督)など。
    編集・プロデューサー
    アルバート・トーレン編集・プロデューサー
    Albert Tholen
    ニューヨークを拠点とするクリエイテイブ・プロデューサー兼映像編集者。「The Rat」(19)、「Bruiser」(20)、「Magic Hour」(20)など数々の短編映画をプロデュース。ウェズリアン大学で映画を専攻し、全米優等学生友愛会(Phi Beta Kappa) を卒業。2017 年にSony Pictures Classics のIFP Marcie Bloom Fellowship in Film に参加。共同製作した長編映画「Bruiser」(22/ マイルズ・ウォーレン監督) は第47 回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映され、HuluとDisney+ で公開中。空音央監督作品には「The Chicken」(20)、『Ryuichi Sakamoto | Opus』でプロデューサーとして参加している。
    プロデューサー
    エリック・ニアリプロデューサー
    Eric Nyari
    劇映画、ドキュメンタリー、4K修復プロジェクトの企画・プロデュースに携わる。西島秀俊主演の『CUT』(12)、第 73 回ヴェネツィア国際映画祭で監督・ばんざい!賞を受賞した『山 (モンテ)』(16)のアミール・ナデリ監督作品などを手掛ける。ドキュメンタリー『Ryuichi Sakamoto: CODA』(17)が第 74回ヴェネツィア国際映画祭で上映され、複数の賞を受賞。福永壮志監督の『アイヌモシリ』(20)が第19回トライベッカ映画祭で審査員特別賞を受賞。『Ryuichi Sakamoto | Opus』でもプロデューサーとして参加している。
    プロデューサー
    増渕愛子プロデューサー
    Aiko Masubuchi
    ニューヨークと東京を拠点とするプロデューサー、映画キュレーター、翻訳家。プロデュースした短編「The Chicken」(20) はロカルノ国際映画祭にて世界プレミア上映され、その他プロデュースした短編映画も世界各国の映画祭で上映され続けている。近年は長編ドキュメンタリー『百年と希望』(22/西原孝至監督)を手掛けた。キュレーターとしては、NY 近代美術館(MoMA)、Film Forum、アンソロジー・フィルム・アーカイブなどでゲストとして上映企画を組んでいる。『Ryuichi Sakamoto | Opus』でもプロデューサーとして参加している。
    プロデューサー
    アレックス・ロープロデューサー
    Alex C. Lo
    ニューヨークと東京を拠点とする映画監督・プロデューサー。CinemaInutileの創設者で、芸術性の高い映画制作に従事。カンヌ、ベルリン、トロントで上映される映画を制作し、主なプロデュース作品に第77回カンヌ映画祭出品作品「BEING MARIA」(Jessica Palud 監督)と「VIET AND NAM」(Truong Minh Quy 監督)、ベルリン映画祭エンカウンターズ部門受賞作品「SOME RAIN MUST FALL」(Qiu Yang監督)、カンヌ映画祭ある視点部門受賞作品『開拓者たち』(Felipe Galvez 監督 ) などがある。また、海外で注目されている長編映画「STRANGER EYES」(24/Yeo Siew Hua 監督)、「HEADS OR TAILS」(25/Alessio Rigo De Righi、Matteo Zoppis共同監督)などが公開予定。
    プロデューサー
    アンソニー・チェンプロデューサー
    Anthony Chen
    シンガポール出身の脚本家、監督、プロデューサー。2007年に監督した短編「AH MA」でシンガポール人として初めてカンヌ国際映画祭短編コンペティションでスペシャル・メンションを受賞。2013年の長編デビュー劇映画『イロイロ ぬくもりの記憶』では第 66回カンヌ国際映画祭でシンガポール人初のカメラ・ドールを受賞。2作目長編映画『熱帯雨 /Wet Season』(19) はトロント映画祭のプラットフォーム賞にノミネートされ、2作品連続シンガポールからのアカデミー賞ノミネート作品となった。「DRIFT」は初英語作品となり、2023年のサンダンス映画祭で初上映された。第76回カンヌ映画祭のある視点部門でプレミア上映された最新作『国境ナイトクルージング』は10月18日に日本で公開される。