首都圏に広がるワンマン運転 来春からJR常磐線 人手不足に対応
細沢礼輝
都市部を走る通勤電車でワンマン運転が広がっている。地方路線のワンマン化はもっぱらコスト削減が目的だが、都市部の場合は、人手不足への対応が主眼だ。
少子高齢化によって、働き手の中心となる現役世代(15~64歳)は2040年までに1200万人減り、現在の8割ほどになるとされる。
JR東の喜勢陽一社長は「主要路線のワンマン化が計画通り進めば、車掌約1100人分の要員減となる。それだけの人員を別の創造的な仕事にシフトできる」とワンマン化の狙いを話す。
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら