札幌、中京、読売テレビ、福岡放送の日テレ系4社が経営統合へ

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 読売テレビ放送(大阪市)などは29日、日本テレビ系列の札幌テレビ放送、中京テレビ放送、読売テレビ放送、福岡放送の4社が共同で「読売中京FSホールディングス」を来年4月1日付で設立すると発表した。同社は持ち株会社として、4社を子会社とし、経営統合する。テレビ離れが進む中で、経営体力のある4社をまとめることで、日テレ系列の「強靱(きょうじん)化」を図るという。

 同社の代表取締役会長には丸山公夫・中京テレビ代表取締役会長、代表取締役社長には石沢顕・日本テレビホールディングス代表取締役社長執行役員が就任する予定。

 同社は今後、総務大臣の認可を得て、認定放送持ち株会社になるとみられる。

 認定放送持ち株会社制度は、放送法の改正により、2008年4月に導入された。総務大臣の認定を受けることで、放送局を子会社などとして持ち株会社の傘下に置くことができる。

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    松谷創一郎
    (ジャーナリスト)
    2024年11月29日17時49分 投稿
    【視点】

    放送メディアを取り巻く環境は、近年大きな転換期を迎えていました。インターネットの普及により、これまで放送が担ってきた役割は徐々に相対化され、その重要性が変化しつつあることは認識されてきました。最近の選挙でも、SNSやYouTubeが世論形成

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