総務相「非常にがっかり」 au社長の値下げ静観発言に

井上亮
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 武田良太総務相は27日にあった閣議後の記者会見で、携帯電話大手KDDI(au)の高橋誠社長が複数メディアのインタビューに対し、メインブランドでの値下げを静観する趣旨の発言をしたことについて、「非常にがっかりした」と述べた。武田総務相は20日の記者会見で携帯会社にメインブランドでの値下げを要請していた。

 高橋社長はインタビューで、「国に携帯料金を決める権利はない」とも話した。これに対し、武田総務相は「国が料金を決める、決められないとか、そういうレベルではなく、公共性の高い事業として、国民に対してどういうサービスを提供しなきゃいけないかということぐらい、常識で考えてわかると思う」と不満を爆発させた。

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この記事を書いた人
井上亮
中国総局|政治外交担当
専門・関心分野
中国社会、人口減少、移民