カラチの衣料品工場火災、殺人容疑で工場所有者らの行方を追う
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【9月14日 AFP】パキスタン・カラチ(Karachi)の衣料品工場で11日夜に発生し289人が死亡した火災で地元警察は13日、殺人事件として工場のオーナーや行政関係者らの捜査に着手したことを明らかにした。
パキスタン史上最悪の産業火災となった今回の火災は、欧米輸出向けの既製服を生産していたアリ・エンタープライズ(Ali Enterprises)の工場で起きた。出火当時は夜勤スタッフら約600人が働いており、犠牲者の死因は煙による窒息や焼死だった。
警察によると、工場には非常口がなく、火から逃れようと上階の窓から飛び降りる作業員もいた。また工場の地下でも、逃げ場を失った多くの作業員が死亡した。
殺人容疑がかけられている工場のオーナーや経営幹部は火災後に行方不明になっており、警察が行方を追っている。
退職した元判事が指揮する調査委員会が火災の原因や工場の防火体制、工場のオーナーの過失の程度などを調べることになっており、1週間以内に最初の報告が出るとみられている。(c)AFP/Hasan Mansoor
パキスタン史上最悪の産業火災となった今回の火災は、欧米輸出向けの既製服を生産していたアリ・エンタープライズ(Ali Enterprises)の工場で起きた。出火当時は夜勤スタッフら約600人が働いており、犠牲者の死因は煙による窒息や焼死だった。
警察によると、工場には非常口がなく、火から逃れようと上階の窓から飛び降りる作業員もいた。また工場の地下でも、逃げ場を失った多くの作業員が死亡した。
殺人容疑がかけられている工場のオーナーや経営幹部は火災後に行方不明になっており、警察が行方を追っている。
退職した元判事が指揮する調査委員会が火災の原因や工場の防火体制、工場のオーナーの過失の程度などを調べることになっており、1週間以内に最初の報告が出るとみられている。(c)AFP/Hasan Mansoor