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凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩 単行本(ソフトカバー) – 2012/1/31


東京広域MAP
本書の見方
I.「スリバチ」とはなにか――スリバチ概論
1)東京は谷の町
2)見えがくれする谷
3)スリバチの法則と類型
4)スリバチの楽しみ方

II.「スリバチ」を歩く~断面的なまちあるきのすすめ~
■都心にひそむ谷
1 スリバチが守る町(六本木)
2 谷あっての丘(麻布・白金)
3 4つの谷を探せ(四谷)
4 坂の下の路地(本郷)
5 谷のターミナル(渋谷)

■スリバチコードで巡る谷
6 東京遺産が並ぶ谷(雑司が谷)
7 丘の狭間の谷(碑文谷)
8 谷と谷の出会い(世田谷)
9 谷をわたる土手(幡ヶ谷・笹塚)
10 偉大なる窪み(大久保)

■住宅地の知られざる谷
11 町をデザインした谷(田園調布)
12 巨大スリバチ団地(赤羽)
13 台地の北・夕陽の西(成増)

■埋もれた谷
14 江戸を造った谷(日比谷)
15 下町低地の微地形を巡る(日本橋)
【コラム】
絵画で楽しむ、東京の地形 浦島茂世 スリバチの地下で見つけたかつての川 三土たつお
暗渠・川跡から見る東京 本田創
GPSがこすり出す微地形 石川初
東京のスリバチと階段 松本泰生
低地の微かな丘――新橋・烏森神社周辺 佐藤俊樹
東京は凸凹だらけ!
高低差を楽しむ、まったく新しい地形エンターテインメント

見て楽しい、歩いて楽しい、15エリアの3Dマップ付

商品の説明

著者について

東京スリバチ学会会長。1963年群馬県前橋市生まれ。2003年、GPS アーティストの石川初氏と東京スリバチ学会を設立。谷地形に着目したフィールドワークを東京都内で続けている。2010年、「タモリ倶楽部」に出演。専門は建築設計、インテリア設計。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2012/1/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/1/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 207ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4862488234
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4862488237

著者について

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皆川典久
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
33グローバルレーティング

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お客様のご意見

お客様はこの書籍について、面白く読める東京ガイド本だと評価しています。高低差を楽しむ独自の視点が面白いと感じており、東京の地形に興味がある方にとって必読書だと述べています。また、面白さについても高く評価されており、楽しく読ませて頂いたという声もあります。街歩きや歩行の楽しみも得られるとの声があります。続編的な本が出て欲しいという要望もあります。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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4人のお客様が「内容」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの東京ガイド本について、面白く読める東京ガイドとして高く評価しています。高低差を楽しむ独自の視点が面白いと感じており、東京の地形に興味がある方の必読書だと述べています。

"高低差を楽しむという独自でユニークな視点が面白く読める東京ガイド本。" もっと読む

"...この本には、写真などで詳しい説明が載っている。この本を読むだけで、東京ガイドができてしまうような優れ物です。" もっと読む

"もっと早く読むべきでした。東京の地形に興味がある方の必読書です..." もっと読む

"非常に興味深く読めた!!..." もっと読む

4人のお客様が「面白さ」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの書籍の面白さを高く評価しています。楽しく読ませて頂き、面白いと思える人と話をしたいという要望があるようです。

"面白い。面白いと思える人と話をしたい。タモリさんが坂道を楽しむ心の端っこに触れたような、しかし、わかる人とだけ深く話したいだろうなと思う気持ちに納得できます。" もっと読む

"取引先のお偉いさんに勧められたので どうしても購入することになりました。 意外と内容は面白く 機会があれば現地を歩いてみたいと思いました。" もっと読む

"...東京に住んではいないが、テレビなどで見て知っているあの場所が こんな地形になっているのかと、期待通りに面白かった。 第2弾も出ているそうなのでそのうちまた購入したい。 東京に住んでいる人は一度読んでみると面白いのでは?" もっと読む

"楽しく読ませて頂きました。..." もっと読む

3人のお客様が「歩行」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの本をきっかけに街歩きをしたくなると感じています。また、興味深く読めたため、東京の街を歩いてみるもの面白いかもしれないという意見もあります。続編的な本が出て欲しいという要望も寄せられています。

"東京の坂道や谷の成り立ちが解説されており、歩く楽しみが増えます。" もっと読む

"...興味深く読めた! この本を片手に東京の街を歩いてみるもの面白いかもしれません!! 続編的な本が出て欲しいなっと思うくらいよかった! 興味がある方は買って損はないと思います!!" もっと読む

"...昭和末期〜平成初期の「路上観察学」「トマソン」「建築マップ」のノリです。この本をきっかけに、街歩きをしたくなります。" もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年4月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    面白い。面白いと思える人と話をしたい。タモリさんが坂道を楽しむ心の端っこに触れたような、しかし、わかる人とだけ深く話したいだろうなと思う気持ちに納得できます。
  • 2019年5月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    取引先のお偉いさんに勧められたので
    どうしても購入することになりました。
    意外と内容は面白く
    機会があれば現地を歩いてみたいと思いました。
  • 2012年6月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私は、筆者がタモリ倶楽部に出演したのを
    偶然見ていた。当然、本書をもっと早く手に
    とってしかるべきだったのだが、番組で説明
    していたのが、花街としても有名だった荒木町
    ということもあり、軽いノリで街歩きをして
    いる変わったおじさんぐらいにしか思って
    いなかった。

    確かに、番組の中、『スリバチの定義』なる
    ものをボードを使って説明していたのを
    うっすらと覚えているのだが、30分番組で
    あるタモリ倶楽部では、さらっと過ぎて
    しまったようで、本書を読んでようやく
    自分の理解不足に気づきました

    東京の坂道に関しては、『坂道学会副会長』
    タモリ自身の本、『坂道学会会長』の山野勝氏
    の著書、階段となっている急坂に関しては
    松本泰生氏の著書もあるが、『スリバチ地形
    散歩』の特徴は、理系の人の作品であるという
    ことが一番の特徴だと思う。タモリを松尾芭蕉
    とすれば、伊能忠敬といったところか?

    都立大で「地学」教えておられた貝塚爽平氏の
    『東京の自然史』など、一般向けの学術書を
    ぐっと要約したスリバチ概論に始まり、全部で
    15のエリアを、デジタル処理された見やすい
    オリジナル地図と豊富な写真を交えて
    解説している。

    仲間内で作っている地図と写真だから、
    サラッと使っているが、どこかに依頼して
    作ってもらえば、この本の値段が倍になる
    くらいの量と質がある。

    他のレビュワーさんも指摘されているように、
    巻末の参考文献だけでも買う価値がある
    くらい立派なものである。

    地名の由来の説明ひとつとっても、様々な
    文献を当たっていることが分かる。東京の地形
    に興味がある方は、是非一読をお勧めする。
    大学で一年掛けて教える位の内容がぎゅっと
    詰まっています。

    最後に、この本を読んではじめて知った薀蓄を
    ひとつ。東大構内にある三四郎池と明治神宮
    境内にある清正の井の共通点は何か?
    東大が前田利家を祖とする前田家の屋敷跡、
    清正の井は、いわずと知れた加藤清正の屋敷跡
    であることは私も知っていたのだが‥ 
    正解は本書を読めば分かります
    45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年3月29日に日本でレビュー済み
    ただ、文中の多くの地名が地図上に無いのでフラストレーションが溜まる。
  • 2016年7月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    東京の坂道や谷の成り立ちが解説されており、歩く楽しみが増えます。
  • 2012年8月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    元々地図とか見たりするのが好きで
    表紙に惹かれてアマゾンで購入!!

    面白い!!

    江戸から東京へと連続して発展していた為に
    昔からの地形に街が形成され、今日に至ったと!

    自分が住んでいた場所を見ながら、ここに川があったのか、暗渠があるのかと
    興味深く読めた!

    この本を片手に東京の街を歩いてみるもの面白いかもしれません!!
    続編的な本が出て欲しいなっと思うくらいよかった!
    興味がある方は買って損はないと思います!!
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年5月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    高低差を楽しむという独自でユニークな視点が面白く読める東京ガイド本。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年8月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
     東京山の手の凸凹地形を楽しむための現地案内である。
     説明文は書名どおり、「地形」の説明が中心で、散歩の楽し
    みの一つである、歴史的なものの説明は少ない。
     51頁以下の各論の東京山の手の「地形散歩」は、「散歩」と
    いっても、現実の散歩ではない。散歩コースは示されていない。
    掲載された地図を見て楽しむバーチャル散歩である。
     この地図は、「3D地形図」であり、カラーの「陰影段彩図」
    だ。鮮明度は落ちるが、見やすい。坂もかなり明示されている。
    ただ、地形以外のランドマークの記載は少ない。
     著者が撮影した写真は、鮮明で、適度に掲載されている。
     本書では「谷頭(こくとう)」・「谷戸(やと)」・「窪地(く
    ぼち)」などの言葉が多用されている。だとすると「スリバチ」
    は、「谷地形」をいうのだろう。
     作者が、初めて「直感的に『スリバチ』と思った」地形は、
    赤坂の「薬研坂」だという。
     だとすると、カタカナで表現する「スリバチ」は、料理道具
    の「擂り鉢」が語源であろう。
     「擂り鉢」は、円錐形に凹んでいる。「谷地形」を「擂り鉢」
    に、たとえるのは、違和感を覚えるのだが。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート