意外に、と言っては失礼かもしれないが、ライト感覚の読みやすいエッセイでありながら、高度な哲学的内容を盛り込んでいて充分に読みごたえがある。ふんだんに収められた猫たちの写真が読み手の心を癒してくれるし、何より無類の猫好きとして有名な著者の左近司祥子先生(学習院哲学科教授)と41匹(!)の飼い猫たちとの生活は、本来の仕事もままならないほど世話に忙殺されるようでとてもおかしい。
多くの猫たちが紹介されているが、中でも聖王ハギオス(雄猫)のエピソードは特に秀逸。ハギオスの名前に恥じない気高い精神は、読むものの心を揺さぶらずにおれない。
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ソクラテスになった猫 単行本 – 2005/9/15
左近司祥子
(著)
優雅に、そして自由にくつろぎ、軽やかに歩く猫たち。悩み多き私たち人間に猫たちが教えてくれるその優雅な生き方の哲学。
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社勉誠出版
- 発売日2005/9/15
- ISBN-104585053352
- ISBN-13978-4585053354
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商品の説明
出版社からのコメント
書評情報
朝日新聞書評欄(11月13日付)『話題の本棚/特集:共生の思想、犬猫・植物・魚のいのち』に紹介されました。
日経新聞読書欄(11月27日付)に紹介されました。
毎日新聞(2006.2.26)書評欄、「本と出会う」に紹介されました(評者/小島ゆかり)。
『猫びより』2006年1月号(No.25)「情報プラザ/BOOKS」に紹介されました。
『ねこのきもち』(2006年2月号)「私の本棚」に紹介されました(評者:藤田香織)。
朝日生命生活情報誌・月刊『さんさん』(2006.3)、「My Books」に紹介されました。
朝日新聞書評欄(11月13日付)『話題の本棚/特集:共生の思想、犬猫・植物・魚のいのち』に紹介されました。
日経新聞読書欄(11月27日付)に紹介されました。
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『猫びより』2006年1月号(No.25)「情報プラザ/BOOKS」に紹介されました。
『ねこのきもち』(2006年2月号)「私の本棚」に紹介されました(評者:藤田香織)。
朝日生命生活情報誌・月刊『さんさん』(2006.3)、「My Books」に紹介されました。
登録情報
- 出版社 : 勉誠出版 (2005/9/15)
- 発売日 : 2005/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 196ページ
- ISBN-10 : 4585053352
- ISBN-13 : 978-4585053354
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,717位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,208位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 6,564位哲学 (本)
- - 7,427位思想
- カスタマーレビュー:
著者について
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