素晴らしい分析力だ。各章ごとにゆうに1冊の本がかけるだろう。ただ、それだけ各章で濃縮されており、余程の研究者でない限り、予備知識の面から読むのが困難であろう。高橋洋一氏の著作は一般向けに理解できるようにかかれているが、この本は例外で間違いなく本格的な研究書である。かなり難しいが、高橋洋一氏の原点といえる本である。
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財投改革の経済学 単行本 – 2007/10/1
高橋 洋一
(著)
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2007/10/1
- ISBN-104492620664
- ISBN-13978-4492620663
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登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2007/10/1)
- 発売日 : 2007/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 257ページ
- ISBN-10 : 4492620664
- ISBN-13 : 978-4492620663
- Amazon 売れ筋ランキング: - 632,203位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,832位経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2016年5月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2008年11月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入高橋洋一さんの本は全て読みましたが、この本だけは、理解できませんでした。他の方のレビューで、一般の人でも買って読んでみるとよい、というような推薦がありましたが、数式などを使って説明している箇所もありますので、ご承知の上、ご購入された方がよろしいかと思います。
もっとも、内容は、とても興味をそそられるものになっています。
☆は、難易度も考慮基準にいれてつけました。
- 2015年5月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入高橋洋一の本は全て最高です。とても論理的でわかりやすい。偏った考え方もなく全てを合理的に考え答えを導いている。一度この人に会ってみたいです。
- 2008年5月17日に日本でレビュー済み構造改革の理論、今なぜ改革が必要なのかを小泉内閣の財政ブレーン自らが説く。一部を除いて比較的わかりやすくまとめられており、専門家以外でも目を通すべき書だ。
道路公団民営化、年金制度改革の現状と課題など見所は実に多いが、やはり中心は郵政民営化と財投改革の部分だろう。要点をまとめると、郵貯の全額預託は0.2%金利が上乗せされており、この特権を財投改革で失った以上、破綻回避のためには市場で国債以外でのリスク運用をする以外になく、結局は民営化は避けられなかった。
同時に、それは赤字の公共セクターから民間に資金が回ることを意味し、成長の牽引役ともなる。もちろん、資金の入り口の部分を改革したのみだからすぐに効果は出ないが、利ざやを稼がねばならない以上、必ず資金は公債から市場にシフトしていくことになる。
というもの。
大切なのは、入り口から中身の部分、つまり特殊法人改革、公務員改革などの第二ステップをより強力に推進することだろう。現在、格差の拡大や日本の地位低下の原因をすべて改革に負わせ、旧態に復そうとする抵抗勢力が力を増している。原因は改革ではなく、改革をためらい沈みつつある旧システムにしがみつく日本人自身にある。
既得権にしがみつく老醜や、「改革反対!競争反対!」としか言えないバカどもは、本書をかつ目して読むべきだ。
- 2008年5月15日に日本でレビュー済み図や表が多いのですぐに読めます。
ただ、値段的に高価と思います。
内容はすばらしいと思います。
予測であと6年で200%を超える借金を保持することができた国家は今までにないということが心に残りました。
- 2008年8月30日に日本でレビュー済み著者の「さらば財務省」をお読みになった方が、もう少し学問的に分析された内容をとお求めになる分にはおすすめするが、一般読者は「さらば財務省」で十分著者の主張は理解できると思う。
前のレビューアーの方と同じく、やや価格が高いのが本書の難だ。