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利己的な遺伝子 <増補新装版> 単行本 – 2006/5/1


この商品には新版があります:

商品の説明

抜粋

この本はサイエンス・フィクションのように読んでもらいたい。イマジネーションに訴えるように書かれているからである。けれどこの本はサイエンス・フィクションではない。それは科学である。いささか陳腐かもしれないが、「小説よりも奇なり」ということばは、私が真実について感じていることをまさに正確に表現している。われわれは遺伝子という名の利己的な分子を保存するべく盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ。この真実に私は今なお驚きつづけている。

著者について

1941年生まれ。エソロジーの研究でノーベル賞を受賞したニコ・ティンバーゲンの弟子。現在、オックスフォード大学科学啓蒙のためのチャールズ・シソニー講座教授。
1976年に刊行された処女作『利己的な遺伝子』が世界的な大ベストセラーとなり、ドーキンスの名声を世界に轟かせた。この本は、それ以前の30年間に進行していた、いわば「集団遺伝学とエソロジーの結婚」による学問成果を、数式を使わずにその意味するところをドーキンス流に提示したもので、それまでの生命観を180度転換した。続く著作に『延長された表現型』、『盲目の時計職人』、『遺伝子の川』、『虹の解体』、『悪魔に仕える牧師』などがある。英国学士院会員。
ドーキンスは以下の数々の賞を受賞。1987年英国学士院文学賞とロサンゼルスタイムズ文学賞、1990年マイケル・ファラデー賞、1994年中山賞、1997年国際コスモス科学賞、2001年キスラー賞、2005年シェイクスピア賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店 (2006/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 592ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4314010037
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4314010030

著者について

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リチャ−ド・ド−キンス
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カスタマーレビュー

星5つ中4つ
105グローバルレーティング

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お客様のご意見

お客様はこの本の内容を濃く面白く、読み甲斐があると評価しています。内容が濃くて面白かったという声が多く、勉強になる部分も多くあり、どことなく読んでいて痛快だと感じています。また、生命の連続について非常に興味深く、不滅の遺伝子や不滅の遺伝子の秘密が描かれている点も好評です。一方で、分かりやすさについては意見が分かれています。一部のお客様は、内容が非常に簡潔で分かりやすいと評価していますが、全体的に難しいと感じているようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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13人のお客様が「内容」について述べています。10肯定的3否定的

お客様はこの本の内容が濃くて面白く、大変読み甲斐があると評価しています。種起源の概念やゲーム理論がうまく応用されている点も好評です。また、勉強になる部分も多く、どことなく読んでいて痛快だと感じています。一方で、コンセプトや意味がスムースに入ってこないという指摘もあります。翻訳がわかりにくく、普及しない可能性もあるようです。

"友人に勧められて買いました。厚いので大変かもと思いましたが、読むと面白く、毎夜の読書が楽しみです。私たちは自分の意思で生きていると考えますが、そうではないのかもしれないと思いました。 絶滅した種も、今いる種も、未来へどうコピーを残し続けるか。..." もっと読む

"店頭では見つからず、妻の要望で買いました。内容が濃くて、面白かったそうです。" もっと読む

"有名な本ですが、やはり内容は刺激的です。 哲学者がどのような感想を持つのか興味深い。" もっと読む

"...どうも自然科学系の書物のレヴューには、こういった知的ディレッタントに耽るものが多すぎる。たしかに、勉強になる部分も多いし、ゲームの理論がうまく応用されていたり、ドーキンス特有の興味深い記述も多いのだが、決して簡単に読める本ではない。..." もっと読む

3人のお客様が「生命の連続」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの作品について、生命の連続と不滅の遺伝子の存在を高く評価しています。また、長期間生き抜いている名著であることを実感したようです。

"...著者は遺伝子に視点を移し、利己性のみならぬ、行動の進化を読み解ける。 ながい間生き抜いている名著ということを実感したのだ" もっと読む

"生命の連続。その秘密..." もっと読む

"不滅の遺伝子..." もっと読む

7人のお客様が「分かりやすさ」について述べています。3肯定的4否定的

お客様は、この本について非常に高く評価しています。とても分かりやすく、内容もすばらしいと感じています。生命の法則について明瞭に書かれており、楽しく理解できると好評です。一方で、素人には読みこなすのが難しいという意見もあります。また、抽象的な総体論で分かりにくく、挫折しかねないという指摘もあります。

"理数科が全くだめな文系人間ですが、とても分かりやすかったです。分厚さに尻込みしてしまう人もいるかと思いますが、読んでみると文体も易しく、専門用語なども大して出てこないのでゆっくり読めば理解できました。..." もっと読む

"...人間は弱い遺伝子を大事にする生物であり、絶えることを何とかして阻止しようとする。 難解で読み辛い文章でしたが、本人も言っているようにSFとして読んだら未知の世界が知れて面白かったです。" もっと読む

"大変簡潔で生命の法則について明瞭に書かれていてたのしく理解できます。医療に活かし生命原理に基づいた救命のシステムに寄与させたいです。 助かりました。" もっと読む

"...今の自分には、レベルが高すぎた。 1Pから読むと、抽象的な総体論で分かりにくく、挫折しかねない。 途中から読むと、内容も具体的で既知な部分もあり、取っ付きやすいかと。 知らないこと、できないことに価値がある。 神は細部に宿る。..." もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年9月10日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    友人に勧められて買いました。厚いので大変かもと思いましたが、読むと面白く、毎夜の読書が楽しみです。私たちは自分の意思で生きていると考えますが、そうではないのかもしれないと思いました。
    絶滅した種も、今いる種も、未来へどうコピーを残し続けるか。そのための戦略をとり、成功しているのが今いる種なんだなあと。
    お勧めです。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年10月9日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    この本ほど、他の生物関連著書から頻繁に引用されている著書を私は他に知らない。

    この本の主張は、「生物は、その生物に宿る遺伝子が繁栄するために、行動するように本能的にコントロールされている」と要約される。

    そして、この主張に対する理解を深めるために、以下のような議論を展開している。

    1) 誰のためにコントロールされているか?
    ->それは、種のためでもなく、その個体のためでもなく、またその個体の集団のためでもなく、その個体に宿る遺伝子(遺伝の単位)が繁栄するためにコントロールされている。

    2) 遺伝子は、宿っている生物個体をどのようにコントロールしているか?
    ->各遺伝子(遺伝の単位)は、他の異なる遺伝子との生き残り競争に勝ち残るために、利己的に行動を決めている。(勿論、他の個体に宿る同じ遺伝子のためには、協力的に行動を決めている。)

    3) 利己的な遺伝子が個体の行動をどのようにコントロールし、その結果、異なる遺伝子をもつ各個体の生き残り競争はどのような結果になるか?
    ->ドーキンスは、各遺伝子の生き残り戦略(ESS : Evolutionarily Stable Strategy)とその競争の結果を三つのシミュレーションで紹介している。
     a) 競争相手を攻撃すべきか否かについては、タカ派(常に攻撃)、ハト派(常に譲る)、報復派(タカ派に対してはタカ派、ハト派に対してはハト羽)、あばれんぼう派(反撃されるまではタカ派、反撃されればハト派)、試し報復派(基本的には報復派だが、ときどきタカ派になる)の遺伝子間の生き残り競争を想定し、一般的には、報復派もしくは試し報復派が主流となり、さらに若干のハト派が生き残る結果を得ている。
     b) 競争相手と協力すべきか否かについては、お人よし型(誰にも面倒をみる)、ごまかし型(面倒はみてもらうが、誰の面倒もみない)、恨み屋(初対面や過去に面倒をみてもらった相手のみ面倒をみる)の遺伝子間の生き残り競争を想定し、恨み屋が集団を制圧する結果を得ている。
     c) 上記のb)に、恨み屋より寛容な「やられたらやり返す」(背信者に対しては報復するが、その後は過去を水に流す)を加えると、それが勝者となる結果になる。

    また、一度定まった競争結果の秩序が頻繁に変化すると、集団全体に及ぼすダメージが大きいため、実際の自然界ではその秩序の変化はゆるやかに起こる傾向にある。

    4) 同じ遺伝子間ではどのように助け合っているのか?
     a) 親子間の方が、兄弟間より同じ遺伝子を持っているという確信を強く持てるので、より絆が強くなる。
     b) 自分の遺伝子を受け継ぐ子どもが最も多く育つために、いろいろな工夫をしている。
    たとえば、雄と雌は、自分たちの子どもを相手に押し付けて、自分の遺伝子をもつ新たな子どもをつくりたがる。(そういう意味では、自分の子を産むのにより多くのエネルギーを費やした雌のほうが、投資対効果という面からその子育てを放棄しにくい。)
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年11月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    40億年前に誕生した生命が進化して子孫を作って繰り返される。全部いのちの繋がりであり、細胞レベル、遺伝子レベルで繋がっていること。子孫を作る前に滅んでしまった個体はひとつもなく、どの一つの個体も次の世代を受け継いでいくということ。今、自分がここにいる凄さを思います。今、自分以外の人がそこにいる凄さを思います。

    生物とは遺伝子が自らを外敵から守るために築き上げた「生存機械」であり、その生存機械は多数の遺伝子を含んだ「乗り物」であるということ。遺伝子はその生存機械を乗り捨てていきながら自らのコピーを次々と広める。そして生物は利他的に見える行動を取ることがあるが、それは自らの遺伝子の生存に有利に働くからであり、将来を予測する能力を持つ人間だけが、利己的な自己複製子に立ち向かうという。人間は弱い遺伝子を大事にする生物であり、絶えることを何とかして阻止しようとする。

    難解で読み辛い文章でしたが、本人も言っているようにSFとして読んだら未知の世界が知れて面白かったです。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年8月31日に日本でレビュー済み
    中古本で購入。近くのBOOKオ〇にあった。
    500ページ位あります。申し訳ないが、半分位で疲れて読むのを中断した。
    飛行機の中で読むのがいいかもしれない。
    あとリゾート地でゆっくりした時にプールサイドでゆっくりと読むのがいいかも。
    難しいのと、とにかく本が分厚い。
    寝る前に寝転んで頭を枕側にして読むのは無理。
    ちなみに前の本、30年前なのかな?の本はもっと楽に読めたと思ったが、
    自分が変わったのか、本が変わったのか(笑)
    とにかく、本読みが早い人でも1カ月はかかると思う。
    内容は前の本と同じような気がする。その内容の学術的な検証も含めた本。
    内容的には学術書に近いと思います。
    他の方が書いているように安易にすべて読めるとは思えない。
    これが安易に読み込み理解できる人はたぶん、それ相当の人と思う。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年5月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『生物とは遺伝子によって利用される「乗り物」に過ぎない』という過激な比喩で有名な本書だが、
    この部分的に切り取られた比喩は世間では、まるで生命や個人の人生と言うものに意味が無いかのように捉えられ、反感を抱く人も多いように思える。
    これは大きな誤解で、ドーキンスはそんな虚無的な主張などしていない。
    この比喩の意味と、それが面白い点はは、それまで生物を中心として考えられていた生物学を、遺伝子を中心として考えるよう大きく思想的に転回させる非常にユニークな発想だという事だ。
    実際の所その半ば炎上的な手法が文筆家としてのドーキンスの宣伝が非常に優れている所でもあると思う。
    本書の内容は当時の研究の紹介が中心となるが、本書は誤解されがちな生物学の思想の宣伝と周知に貢献したという点は疑う余地が無いだろう。
    もはやかなり昔の本となったが、未だに遺伝や進化の話は一般に浸透しているとは言いがたいため、今読んでも非常にに面白いと思う。
    旧版は『生物=生存機械論』というタイトルで出版されていたが、本書<増補新装版>では200ページほど注釈や追加章があり、旧増補版よりもページが増えているため新装版を購入したほうがよいと思われる。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年10月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    なんでこんな不自由な日本語で翻訳したのか意味不明。
    内容が入ってこない。
  • 2018年7月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    理数科が全くだめな文系人間ですが、とても分かりやすかったです。分厚さに尻込みしてしまう人もいるかと思いますが、読んでみると文体も易しく、専門用語なども大して出てこないのでゆっくり読めば理解できました。

    内容は「生物はすべて、遺伝子のトクになるように動かされている」ということが、色々な例をもとに書かれています。
    「親子愛」「恋愛」「自己犠牲」などが「それは遺伝子のため!」と一刀両断されていきます。そういったものに幻想を抱いている方々にとっては衝撃的な内容かもしれません。

    幻想を抱いていない自分にとっては、「世界の真実が書いてある」という印象でした。生物への理解が深まります。
    世間では遺伝子に基づく行動に対して「愛」だの「恋」だの言っていますが、曖昧な言葉で美化するのはいい加減やめてほしいものです。
    24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年11月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    長いこと読みたいと思っていた本で、ついに手を付けられました。期待通りもしくはそれを上回り大いに知的な刺激を得られる本でした。生物機械論とも言いうるドーキンスの生物論は、生物についての考え方を根底から問うものと思いました。生物は遺伝子によって操作される機械である、淘汰は群ではなく遺伝子レベルで起きる、よって利他的な志向をもった遺伝子はそもそも生物学・科学的には存在しえず、遺伝子はすべて根源的には利己的でしかありえないという論を展開しつつ、しかし、人間のようにそのような利己的な遺伝子による乗り物でしかない存在が利他的な行動を行うことを否定しない、利己的な遺伝子による乗り物に過ぎないという属性を乗り越えることが可能であることを説くこともこの本は忘れていません。生物や科学だけではなく、哲学・思想や倫理や社会、政治などに関心がある方も一度は目を通すべき本と思いました。
    21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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