無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ised 情報社会の倫理と設計 設計篇 単行本 – 2010/5/25
設計篇では、情報社会について技術面からアプローチする。津田大介、藤村龍至を迎えた2010年段階での追加座談会も収めた完全版。東浩紀・濱野智史を中心に、100万字超の圧倒的ボリュームで語られる、21世紀を生きるわれわれのための基礎文献。
【目次】
第1回講演 石橋啓一郎 情報社会と二つの設計
共同討議1 全体最適か、部分最適か
共同討議2 新しい社会契約論の発明
第2回講演 八田真行 オープンソースの構造と力
共同討議1 オープンソースという環境管理型権力
共同討議2 オープンソース的組織論をめぐって
第3回講演 楠正憲 制度間競争としてのプラットフォーム形成と情報社会のガバナンス
共同討議1 デファクト・スタンダードと公共性
共同討議2 無限のメタ化をめぐる問題
第4回講演 井庭崇 自己革新的な社会に向けての教育とメディア
共同討議1 「使うメディア」から「作るメディア」へ
共同討議2 情報社会論の球体
第5回講演 近藤淳也 なめらかな会社
共同討議1 組織と情報──小規模組織は本当に強いか
共同討議2 オープンプロセスと市場
第6回講演 村上敬亮 なめらかな国家の「設計」を目指して
共同討議1 「サービス化」という大波
共同討議2 民主主義2.0に踏み込む世界
第7回講演 鈴木健 なめらかな社会の距離設計
共同討議1 情報社会と想像力の拡張
共同討議2 情報技術に人間は追いつくか
ボーナス・トラック ポストised、変化したことは何か 2
- 本の長さ490ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/5/25
- ISBN-104309244432
- ISBN-13978-4309244433
この著者の人気タイトル
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/5/25)
- 発売日 : 2010/5/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 490ページ
- ISBN-10 : 4309244432
- ISBN-13 : 978-4309244433
- Amazon 売れ筋ランキング: - 599,250位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80,010位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)ほか多数。
1980年千葉県生。評論家、リサーチャー、フィールドワーカー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専攻は社会学(情報社会論・メディア論)および経営学(経営情報学・プラットフォーム論)。
井庭 崇(いば たかし)
慶應義塾大学総合政策学部 教授。
1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長、および、The HillsideGroup 理事も兼務。
著書に、『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(NTT出版、1998年)、『(リアリティ・プラス)社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(編著、慶應義塾大学出版会、2011年)、『(リアリティ・プラス)パターン・ランゲージ』(編著、慶應義塾大学出版会、2013年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:2013 年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(編著、丸善出版、2015年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞、2015年グッドデザイン賞を受賞、2016 年度かわさき基準認証)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016年)、『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(丸善出版、2018年)、『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』(翔泳社、2019年)、『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(編著、慶應義塾大学出版会、2019年)など。
2012年、NHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で解説を務める。
カスタマーレビュー
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ44%15%41%0%0%44%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ44%15%41%0%0%15%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ44%15%41%0%0%41%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星2つ44%15%41%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ44%15%41%0%0%0%
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2010年9月5日に日本でレビュー済み本シリーズは2004年から約2年間、国際大学の
グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)にて
開催された研究会、「情報社会の倫理と設計についての学際的研究
(Interdisciplinary Studies on Ethics and Design of Information Society)」、
略称isedの議事録である。
本書は14回開催された上記研究会のうち、
設計研と呼ばれる7回の講演と共同討議を収録しており、
特に情報化社会におけるオープンソースの運動について多く語られている。
そのため保守的でやや批判的スタンスの強い倫理研に比べ、
前向きというか、未来志向のスタンスが強い。
ised終了後、本書発刊まで4年の歳月が流れ、
TwitterやYoutubeなどが次々と前面に出てきているが、
本書で(文字通りパネリストたちによって)語られている未来は
まだほとんど実現していない。この未来への射程の長さは、
上記研究会の意義が極めて大きかった証であろう。
分冊でありながら二段組500ページ弱の大部であり、
様々な論者と多くのテクニカルタームが登場し、
倫理篇以上に通読するのになかなか骨が折れる。
もちろんその分、文化系には十分に刺激的である。
- 2011年12月13日に日本でレビュー済みこれは刺激的でした。
色々な理由があって、2004年に行われた討議(本書タイトルに基づくテーマ)が編纂されたもの。
今、読んでも示唆にとんでる。
色々と考えさせられるものでした。