カスタマーレビュー

  • 2009年8月10日に日本でレビュー済み
    新房監督の演出冴えわたるエピソードになっています。
    迷子の少女、八九寺真宵と主人公の暦とのゆかいなやりとりが基本のお話ですが、前章登場のひたぎの加入により話が意外な方向へと転がり始めます。化物語独特の展開へとつながるお話のころがりかたはくせになります。
    ストーリーを最後まで見たあとで、導入部からすでに展開が始まっていたのを気付かされます。

    この巻は三話入ってこの値段。私は安いと思います。二話しか入っていなくてもこのくらいの値段の物がたくさんありますので安いと感じてしまうのかもしれませんが、アニメ全体がやや高い現状ですから、まずはこのくらいの値段をスタンダードと考えるようにしましょうか。
    聞くところによるとアメリカでは同じ作品が半額以下らしいですが。
    まあ、我々日本のアニメファンが世界に冠たる日本アニメを支えているのだと妙な自負心でムリヤリ納得しておきますか。

    原作の持つ世界観を忠実に再現してさらに画像により表現を補完した良作です。おすすめの一本です。
    ガチの原作ファンの方のなかには不満を感じる方もいらっしゃるでしょうが、文字メディアのさまざまな解釈のひとつと理解していただけば、これまでとは異なる角度からの楽しみ方となるのでは。
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5つ星のうち4.2
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