カスタマーレビュー

  • 2010年2月28日に日本でレビュー済み
    杉原厚吉氏(「理系のための英文作法」の著者)が何かで紹介していたので期待して読んでみた。タイトルの通り日本語の作文技術に関して著者が考えたことや調べたことが色々と書かれている。良いことも沢山書いてあり、例えば4章の読点の打ち方は多くの人にとってはその章のためだけに買う価値はあると思うし、2章の修飾・被修飾の位置関係の重要性も大切なことだと思う。読点に関しては、文法上の決め事の他に「思考の単位の表現」「多義性の排除」という重要な役割があることが、具体例を用いて説得力をもって述べられている。

    だたし、全般にわたってこれでもかというぐらい記述が冗長であって「説明の仕方」としてはなっていないので、全部きちんと読むのははっきり言って時間の無駄だと思います。僕が知人に薦めるならば4章だけじっくり読んで他を無視するように言うでしょう。
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