カスタマーレビュー

  • 2011年1月31日に日本でレビュー済み
    amazonで5つ星の評価の本なんてそうそうない。
    そう思って手に取ってみた。

    読んでみると面白い。事実に胸がえぐられる思いだ。
    前提は嫌いだったが事実がよく調べられ整理されているところは最高だった。

    刑務所は良くないという前提で書いてるところがあり、そこは気になった。
    刑務所が良いと言う人もいるのだから刑務所の外=良い/刑務所の中=悪いという単純な前提は嫌いだった。

    しかし事実は本当に良く調べられている。
    放火魔の話、殺人犯の話、売春婦の話など、どれもリアルだ。
    リアルすぎて読んでいて震えた。

    マスコミは軽蔑していたがこの新潮社の仕事ですこし見直した。
    世の中の人間の裏側も表側もすべて明らかにしているこの本は
    マスコミにしかできない仕事をした。

    障害者=かわいそう
    障害者=なんか怖い
    で思考停止せず一歩裏側に踏み込んでよく書けている。
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5つ星のうち4.4
229 件のグローバル評価