最近ウクライナ問題があったので 何気なく検索していたらヒットしたので読んでみたら スターリン時代にウクライナの人たちからすべてのものを取り上げて何百万も飢え死にさせたことを知りました 恐ろしい内容の本でした
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悲しみの収穫-ウクライナ大飢饉: スターリンの農業集団化と飢饉テロ ペーパーバック – 2007/4/1
ロバート コンクエスト
(著),
白石 治朗
(翻訳)
- 本の長さ638ページ
- 言語日本語
- 出版社恵雅堂出版
- 発売日2007/4/1
- ISBN-104874300332
- ISBN-13978-4874300336
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登録情報
- 出版社 : 恵雅堂出版 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 638ページ
- ISBN-10 : 4874300332
- ISBN-13 : 978-4874300336
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,096,743位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 140,252位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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7グローバルレーティング
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イメージ付きのレビュー
星5つ中5つ
アウシュビッツに匹敵する知られざるジェノサイド
ソ連の恐怖政治は日本では未だに知らない人が多いが、ウクライナ農民を飢餓に追いやって大量死させたことは学校教育でも教えられていないことが多く、大多数の人は知らない。学術的な本では別に研究書が存在するのかも知れないが、この本はウクライナの飢餓テロとスターリンに率いられたソ連国家の犯罪行為を一般人向けに紹介した、ほとんど唯一の本である。したがって、その存在価値から高い評価を受けるべき本と言える。翻訳の難点を超えて、日本の無視し得ない隣国ロシアを理解するために基礎知識として知っておくべき内容がここにあります。
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2017年11月22日に日本でレビュー済みロシア革命といえば、それによって日露戦争に勝てたぐらいの認識で、出来たソ連邦の中で
何が起こっていたかは関心ありませんでした。
本書を読むきっかけとなったのは、60年頃の中国の大飢饉を研究した「餓鬼」「墓碑」等を読み進むうちに、ほとんど同じ過ちが30年前にソ連で起きていたと知り興味を持ったからです。
この大飢饉の方が古い話で、場所も遠いのですが、犠牲者への共感は中国のものよりも強く持ちました。それは、努力を重ねてきた農民の集団化に対する抵抗が実に多く取り上げられているからでしょう。私自身も農業にたずさわっており、代々築いてきた農家の努力には頭が上がらないと気持ちがありみす。そうして成功した農民は周りから尊敬され、農村の指導者になっていましたが、そうした農家が全て子供までも処刑か流刑となり、替りに指導者となったのは退嬰的な革命家でした。彼らは農業を政治の道と考え、食料を支配の道具にしました。
本書では主にその支配の構造について探求されており、ウクライナ、カフカス、カザフサタンなどへの同化政策を強く批評しています。そこで苦難を重ね消されて行った人々を、同じ人間として供養する気持ちがよく表れています。
- 2010年2月2日に日本でレビュー済みソ連の恐怖政治は日本では未だに知らない人が多いが、ウクライナ農民を飢餓に追いやって大量死させたことは学校教育でも教えられていないことが多く、大多数の人は知らない。学術的な本では別に研究書が存在するのかも知れないが、この本はウクライナの飢餓テロとスターリンに率いられたソ連国家の犯罪行為を一般人向けに紹介した、ほとんど唯一の本である。したがって、その存在価値から高い評価を受けるべき本と言える。
翻訳の難点を超えて、日本の無視し得ない隣国ロシアを理解するために基礎知識として知っておくべき内容がここにあります。
ソ連の恐怖政治は日本では未だに知らない人が多いが、ウクライナ農民を飢餓に追いやって大量死させたことは学校教育でも教えられていないことが多く、大多数の人は知らない。学術的な本では別に研究書が存在するのかも知れないが、この本はウクライナの飢餓テロとスターリンに率いられたソ連国家の犯罪行為を一般人向けに紹介した、ほとんど唯一の本である。したがって、その存在価値から高い評価を受けるべき本と言える。
翻訳の難点を超えて、日本の無視し得ない隣国ロシアを理解するために基礎知識として知っておくべき内容がここにあります。
このレビューの画像 - 2008年2月14日に日本でレビュー済み読んでいて訳文がいちいち引っかかり、苛々します。
私は2、30ページでやめ、英語の原書に切り替えました。
1 おかしな表記 プーシュキン ツゥルゲーネフ
プーシキンやツルゲーネフをなぜこのように表記するのか。
こんなのがたくさんあり、その度に苛々させられます。
2 細かい所の訳がいい加減
「彼も、その後継者(??)も、実際、富農、中農、貧農などを経済用語(??)として区別することができなかった」
neither he nor followers were in fact ever to define the kulak, middlepeasant and poor peasant in economic terms.
あたらずと言えども遠からずのいい加減な訳。
3 翻訳者自身の偏見と思い込みで翻訳文がひん曲がっている。
訳者あとがきより
「農業の経験者など一人もいないスターリン政府」
「社会主義農業のありかたについて、書生っぽい議論をくり返していたが」
- 2007年9月2日に日本でレビュー済みロシアやウクライナの埋もれた歴史を発掘し、そこで生まれた民衆の悲劇を広く知らしめたこの出版の意義は評価できる。しかし、惜しむらくは、ソ連が崩壊し新しいソ連の歴史像が構築されるはるか以前に本書(原著)が持っていた意義を今日まで継続しているかについては、大いに疑問である。すでに日本人研究者は様々な論文や著書でウクライナやロシアの大飢饉について詳細な事実を、本書よりもいっそう厳密に明らかにしている。残念ながら訳者にはそれを参照した痕跡がなく(これらについてまったく言及がない)、固有名詞などで誤りが散見されるのは、このような学術書の翻訳には訳者もしかるべき勉強が必要であることを示している。1周遅れのトップランナーとしての星評価である。