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武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る (PHP新書) 新書 – 2021/9/15
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"日本を代表する戦国期武田三代の研究者が、その波乱の歴史を語る。武田信虎は1507年、国衆が周囲に割拠し、しかも今川氏・伊勢氏・諏方氏と敵対関係に陥っている状況で武田惣領家を受け継いだ。その後、信虎はいかに甲斐統一、また首都甲府の建設を成し遂げたのか。その信虎を追放し家督を継いだ信玄は、武田家の版図を信濃、飛騨、駿河にも広げ、晩年には足利義昭・織田信長・上杉謙信を驚倒させる外交戦略をとって信長と対峙する道を選ぶ。信玄が打倒信長にこだわった理由とは。しかしその直後信玄は急死し、諏方神(すわじん)氏を称していた勝頼が跡を継ぐ。長篠の戦いのあと、一時は信玄を超える最大の版図を得たのにもかかわらず、勝頼はなぜ最後の武田家当主となったのか。
信玄があのタイミングで信虎を追放した理由、長篠の戦いの真の敗因なども、最新の研究成果を踏まえて明快に解説。源義光の子孫である甲斐源氏の家宝「御旗・楯無(鎧)」を代々受けついだ名門武田家の実像に迫る。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2021/9/15
- 寸法10.6 x 2 x 17.2 cm
- ISBN-104569849865
- ISBN-13978-4569849867
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出版社より
目次より
◆御旗・楯無も照覧あれ / ◆御旗・楯無とは何か / ◆武田家当主の条件 / ◆御旗・楯無が、他家の手に渡った例 / ◆武田軍に浸透していた御旗・楯無信仰 / ◆武田家と足利家
1……武田信虎の前半生 |◆割拠する甲斐国衆 / ◆武田氏以外の国衆 / ◆甲斐国衆と他国との関係 / ◆甲斐の戦国争乱が始まる / ◆武田信縄と今川氏・伊勢氏の対立 / ◆武田信昌・信縄父子の「二重権力」状況 / ◆信虎の家督相続と内乱の再発 / ◆大井合戦
2……首都甲府の建設 |◆信虎、甲府建設に着手 / ◆甲府防衛のための城郭整備 / ◆三国衆の同時叛乱 / ◆今川軍の甲斐侵攻 / ◆武田軍の勝利と信玄誕生
3……甲斐統一の達成 |◆信虎、北条氏綱を打破 / ◆北条・今川との戦い / ◆佐久出兵 / ◆境川合戦 / ◆小山田氏との軋轢 / ◆国中大乱の勃発 / ◆河原辺合戦――諏方頼満との決戦 / ◆甲斐統一成る
4……信虎の外交路線転換と勢力拡大 |◆今川・北条との抗争と弟勝沼信友の戦死 / ◆諏方氏との和睦と晴信の元服 / ◆花蔵の乱勃発 / ◆武田・今川同盟の成立 / ◆北条氏への圧力を強める
5……信虎追放 |◆初めて他国に領土を拡大 / ◆天文九年の大災害 / ◆武田・諏方同盟の成立 / ◆海野平合戦 / ◆信虎追放 / ◆「信虎悪逆無道」の実態
1……晴信、信濃経略を開始す |◆佐久・小県の領土を喪失 / ◆諏方頼重攻略 / ◆晴信、佐久・上伊那を攻める / ◆晴信、北条・今川の和睦を仲介す / ◆佐久制圧戦と甲州法度の制定 / ◆村上義清に敗れ、危機を迎える / ◆塩尻峠合戦と小笠原氏の没落 / ◆砥石崩れ
2……川中島合戦始まる |◆筑摩・安曇郡制圧と村上義清の没落 / ◆第一次川中島合戦――村上義清の本領帰還ならず / ◆甲相駿三国軍事同盟の成立 / ◆下伊那・木曽郡の平定と斎藤・織田同盟との対峙 / ◆第二次川中島合戦――善光寺をめぐる戦い / ◆第三次川中島合戦――晴信、長尾方を圧倒 / ◆信濃守護職補任と出家
3……川中島の激戦と西上野侵攻 |◆長尾景虎の関東出陣 / ◆関東管領、上杉政虎が誕生 / ◆第四次川中島合戦――上杉の南下を阻止 / ◆上野侵攻始まる / ◆武田・北条連合軍の関東転戦
4……義信事件と武田氏の外交路線転換 |◆第五次川中島合戦――信玄の飛驒侵攻から生まれた合戦 / ◆織田信長、信玄に接近す / ◆義信事件――今川派のクーデター未遂 / ◆西上野制圧 / ◆武田義信の死 / ◆信玄・信長・家康の密約――武田氏の今川攻め / ◆今川氏真、上杉謙信と秘密交渉を開始 / ◆最後の川中島合戦――信玄、北信濃に大攻勢を仕掛ける
5……駿河出兵と三国同盟崩壊 |◆信玄、駿河に出陣 / ◆越相一和(上杉・北条の同盟)と信玄の撤退 / ◆宿敵上杉輝虎との和睦交渉 / ◆小田原侵攻と三増合戦 / ◆蒲原城攻略と駿府制圧 / ◆「三ヶ年の鬱憤」の始まり
6……信玄の西上と死 |◆北条氏康の死と甲相同盟復活 / ◆織田・徳川攻めのための謀略 / ◆信玄、最後の出陣 / ◆怒る信長、追い詰められる家康 / ◆三方原合戦と将軍足利義昭の動揺 / ◆野田城攻略 / ◆信玄死す
1……武田勝頼の攻勢 |◆信玄、敵対した諏方頼重の息女を側室とする / ◆義信事件で運命が一変 / ◆波乱の家督相続 / ◆織田・徳川の反撃――足利義昭追放 / ◆勝頼、織田・徳川を撃破 / ◆高天神城攻略
2……長篠合戦 |◆長篠合戦の契機 / ◆信玄の三回忌と勝頼出陣 / ◆長篠城攻防戦 / ◆両軍の動向――武田方の索敵・諜報不足 / ◆酒井忠次の奇襲 / ◆長篠合戦 / ◆「旧戦法」対「新戦法」の激突? / ◆騎馬衆の実態 / ◆織田と武田は何が違っていたのか / ◆奥三河の争奪戦は鉱山をめぐる争い? / ◆勝頼の戦後処理と軍団再編 / ◆織田・徳川方の反攻と勝頼
3……武田勝頼、再起を目指す |◆足利義昭と武田勝頼 / ◆信玄の葬儀 / ◆甲相越三国和睦交渉と甲芸同盟 / ◆甲相同盟の強化と北条夫人の輿入れ / ◆御館の乱勃発 / ◆勝頼、上杉景勝と結ぶ / ◆武田氏、信濃国全域を領国に編入 / ◆景勝・景虎の停戦成立 / ◆上杉景虎、苦況に陥る / ◆上杉景虎の滅亡 / ◆甲相同盟の決裂と甲越同盟 / ◆甲佐同盟と徳川信康事件 / ◆織田・徳川・北条同盟の成立
4……武田勝頼の栄光と挫折 |◆甲佐同盟、北条氏政を圧迫す / ◆沼田城攻略 / ◆勝頼、信玄時代を超える最大版図を実現 / ◆勝頼・氏政・家康の戦い続く / ◆「甲江和与」交渉 / ◆「甲濃和親」交渉の挫折 / ◆徳川方の高天神城包囲網 / ◆高天神城落城――勝頼の焦燥を利用した信長 / ◆新府築城――築城開始時期をめぐって / ◆新府築城に伴う重い負担 / ◆上野国の混乱 / ◆駿豆国境の異変 / ◆信長、勝頼打倒に向けて動く
5……武田氏滅亡 |◆木曾義昌の離反 / ◆武田勝頼、最後の出陣 / ◆下伊那の崩壊 / ◆鳥居峠合戦 / ◆徳川家康の出陣 / ◆穴山梅雪謀叛の衝撃 / ◆高遠城陥落――ある女性の壮烈な最期 / ◆最後の軍議 / ◆新府城炎上と信濃の崩壊 / ◆小山田信茂の離反 / ◆武田勝頼の最期 / ◆恵林寺炎上――快川和尚の偈 / ◆織田信長の戦後処理
真田信之 父の知略に勝った決断力 | 大いなる謎 真田一族 ――最新研究でわかった100の真実 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.1
36
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5つ星のうち4.3
66
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価格 | ¥1,118¥1,118 | ¥825¥825 |
判型 | 新書判 | 文庫判 |
発売日 | 2016年09月15日 | 2015年08月31日 |
内容紹介 | 父・真田昌幸、弟・真田信繁(幸村)と別れて徳川方につき、真田家を守った男の実像に迫る。別れの名場面「犬伏の別れ」の真相とは? | 真田家の出自は? 関ヶ原で東西に分かれた真意は? 幸村が真田丸に賭けた秘策とは? 第一人者が最新研究を駆使して、謎を解き明かす。 |
商品の説明
出版社からのコメント
武田信虎・信玄・勝頼の戦国武田三代は、間違いなく、この源氏意識を根底に、外交を展開し、最後は織田信長との対決に踏み切るのである。ここに、他の戦国大名家にはみられぬ源氏意識の発現をみることができるだろう。だが、この意識こそが、良くも悪くも、戦国武田三代の行動原理を規定したといえそうである。
戦国時代は、正当性、すなわち大義名分がなければ、相手に戦争を仕掛けることはなかなか困難であった。そうした中にあって、源氏意識と将軍足利氏との特殊な関係性のために、信虎・信玄・勝頼は織田信長との戦いに身を投じていくこととなる。
著者について
1964年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、
山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。
著書に、『武田信玄』(吉川弘文館)、『山本勘助』(講談社現代新書)、『真田三代』(PHP新書)、『大いなる謎 真田一族』(PHP文庫)、『武田信虎』(戎光祥出版)、『武田氏滅亡』(角川選書)などがある。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2021/9/15)
- 発売日 : 2021/9/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 416ページ
- ISBN-10 : 4569849865
- ISBN-13 : 978-4569849867
- 寸法 : 10.6 x 2 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,361位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年4月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入武田家ファンであれば、気にかける歴史のポイント一つ一つに現代の解釈を丁寧に加え、説明している。
- 2021年12月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入甲斐武田氏三代と聞いて、信虎は暴君、信玄は英雄、勝頼は愚将、という古典的イメージしか知らないよ、という方や、これまでの評価は見直されつつあることは知っているけど実態はどうなの?という方が武田氏研究の最前線に手軽に触れられる一冊、ということでおススメしたいです。信虎・信玄・勝頼ともそれぞれの時代で彼らなりに最善を尽くそうとしたことがわかるし、中でも信玄はやはり名将と呼ばれるに相応しい実力があった反面、その治世は世間で語られていた以上に綱渡りの連続だったこともわかりました。
- 2021年9月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入NHK『英雄たちの選択』でのイケボでの鋭いご指摘でおなじみの平山先生の新刊。
地図・年表・系図・物価変動図など、数多くの史料・エビデンスを示しつつ、ストーリーとしてもグイグイ読み進めることが出来ます。地図と年表部分に付箋紙をつけて、場所等を確認しつつ、行きつ戻りつ楽しんで拝読。
この新書の他にも信玄の図説本やはNHKラジオでの番組、映画「信虎」なども予定されているようで、それらも併せて、この秋は、信玄公の生誕500年を立体的にお祝い・味わいたいと思います。
10月からのラジオ第2の全13回の番組の、底本・副読本的にもなるようで、読了後の楽しみも増えそうです。また、この本を引いた『英雄たちの選択』『歴史探偵』の武田三代特集も大いに期待しているところです。
- 2022年1月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入もう少し読み物としての視点でまとめてもらえてもよかったと思います。
- 2021年11月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入かなり専門性の高い内容。地図があればもっと理解が深まったかも!
- 2023年3月24日に日本でレビュー済み武田家研究といえばこの方、平山優先生の武田氏研究の最新知見からなる史実を、信虎→信玄→勝頼の三代で時系列に追った本です。
甲斐統一を果たした信虎、その父を追放し国外へと版図を広げた信玄、信玄一世一代の対信長戦を引き継ぐ形になり、奮闘するものの信長に滅ばされた勝頼といった武田家三代のダイナミックな歴史が、史実を淡々と述べる冷静な文章で語られています。
小説に慣れ親しんでいる方には違和感があるかもしれませんが、歴史研究家の描く本とはこういうもので、にもかかわらず、信玄の西上戦のあたりはこの本のクライマックスといった盛り上がりがあります。また、武田氏の最後の瓦解のあっけなさも、この時代の厳しさが感じられて印象深いものがありました。概して、武田氏を中心とした東国のダイナミックな戦国史を俯瞰して見ることができるという意味でも、とても価値の高い本だと感じました。
この時代に興味がある方は、絶対に買って損のない必読の書と思います。
私は図書館で借りて読みましたが、やはり購入することにいたしました。
- 2023年5月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入既出の自著からの抜粋に終始し、新たな発見は皆無。短期間に出版を多発している所をみると武田氏に関しては研究が打ち止めなのだろう。徳川などに手を広げているが付け焼刃で歯切れが悪い。
- 2021年12月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入国衆、大名とも代替わりは危機であり、必ず攻め込まれているな、と改めて感じる一冊でした。また、信玄は信虎の残した遺産をバックに、三国同盟で南東方向を安定させてから北方に領域を拡大しようとしたものの、今川氏が没落したため、今川氏の正室をもった嫡男が謀反。死後に家督を継いだ勝頼が傍流だったため家中がまとまらず滅亡、という流れが良く理解できました。
信長が家中をスムーズにまとめられたのも、子飼いを育てたということもあったんでしょうけど、正室の父親だった斎藤道三が息子に殺されたため、斉藤氏の意向をあまり気にする必要がなかったのかな、とか?いらぬことまで想像してしまいました。
この本は最初、信玄の西上から読み始め、一気に勝頼の滅亡=織豊時代の到来まで読んだ後、最初の信虎に戻って読んだんですが、読むペースは遅くなったものの、信虎は名門武田氏を戦国大名として生まれ変わらせたんだな、と理解できました。
《武田信虎の甲府建設は、中世都市鎌倉や京都、奈良を意識した都市構想であることが指摘されるが、家臣の城下集住策といい、その先駆性は高く評価されるべきだろう》(同じく「歴史街道」から)という信虎は苦労が絶えません。
こうした国衆の動きを封じつつ、北条氏を打破して勢力を拡大しようとしたんですが、飢饉続きで無理をしたツケが回った途端に嫡男、信玄によって追放されるというんですから気の毒になるほど。
信玄(晴信)は父親の遺した遺産を活かして甲斐から信濃に領土を拡大したんですが、同盟を結んでいた今川氏の娘を正室としていた嫡男義信が、信長に今川義元が討たれて弱体化していたにも関わらず反織田の姿勢を変えず、謀反を企てて捕らえられてしまいます。本来は滅ぼした諏訪氏を継ぐ予定だった勝頼が浮上するも家中の信頼は得られず、没落するんですが、義信の廃嫡とニ年後の死という義信事件が《武田氏滅亡は扉を開いた、と私は考えている》(p.203-)と。
信玄篇の後半からはどんな歴史小説を読むよりも面白かった!信玄に攻め込まれて、義昭が焦って信長と家康を見限ったから足利幕府はなくなって、勝頼を滅ぼした2ヶ月後に信長と織田家も本能寺で事実上あっけなく滅び、統一国家へとトントン拍子で向かったのかな。
足利義昭が信長包囲網を考えたのは、三方ヶ原の合戦で織田徳川軍が敗北したのをみて「武田、朝倉、本願寺で支配体制を再構築しよう」という結果論が今の定説となっていることも改めて確認できました。にしても、武田勝頼は子ども頃から諏訪に住んだことも祭りに参加したこともなかったとは…