今、日本中でPFASの汚染が報道されるようになりました。熊本市では、6日、産業廃棄物処理場近辺の川や地下水(井戸水)の汚染が公表されています。井戸水を飲んでいる人、特に工場や産廃処理場の近くの方はご家族の健康を守るために、ぜひ読んでください。軽減する方法も記述があります。
日本でPFAS汚染研究の第一人者、原田浩二先生のご著書、お勧めします。
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水が危ない!消えない化学物質「PFAS」から命を守る方法: 身近に潜む危険な有機フッ素化合物 単行本(ソフトカバー) – 2024/5/23
原田 浩二
(著)
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全国で問題となっている「PFAS」。飲料水を始め、防水加工品や化粧品などにも含まれ、蓄積による健康被害が大きく懸念されている。その正体から、いかに身を守るかまでをまとめた1冊。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2024/5/23
- 寸法12.7 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104309293980
- ISBN-13978-4309293981
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出版社より
商品の説明
著者について
原田 浩二(はらだ・こうじ)
京都大学大学院医学研究科准教授。専門は環境衛生学。京都大学大学院医学研究科助教、講師をへて2009年から現職。沖縄県や東京・多摩地区のPFAS調査に取り組み、その第一人者としてメディア露出も多数。
京都大学大学院医学研究科准教授。専門は環境衛生学。京都大学大学院医学研究科助教、講師をへて2009年から現職。沖縄県や東京・多摩地区のPFAS調査に取り組み、その第一人者としてメディア露出も多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2024/5/23)
- 発売日 : 2024/5/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4309293980
- ISBN-13 : 978-4309293981
- 寸法 : 12.7 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 94,824位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 71位環境問題
- - 16,989位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年12月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2024年7月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入昨年にもPFASについての解説書を執筆されている方ですが、今回は前回の入門的な内容から、より具体的な事例の紹介を中心に説明されています。
海外でのPFASと健康に関する調査の結果を図や表で実際のデータを示されていて、なおかつ、補足の説明も丁寧なので、化学が得意でない方でも読めるものです(化学会社の関係者のような方は不満かもしれません)。身の回りの生活用品に含まれるPFASの調査事例も載っており、実際にどのようなPFASが使われていて、そこから家庭内で検出されるかも知ることができます。このようなデータと証拠を示して化学製品からPFASが漏れ出していることを指摘しています。
日本での調査事例も紹介されていて参考になりますが、最近のものがあまりないようで、海外に比べて調査が遅れているのかもしれないとも思いました。
- 2024年6月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入最近何かとテレビなどでも放送されているPFASについて一般向けの解説書を探していました。本の構成としては、はじめにPFASとは何かという説明から、PFASによる環境汚染と近年の動向、第2章では健康への影響について、実際の調査の結果を紹介し、第3章では身の回りの生活用品、水や食品に含まれているPFASの調査結果がまとめられています。事例についてデータをなるべく図や表で示していることから具体的にどのくらいの影響や量があったのかをつかみやすいものでした。生活用品などの項目ごとの表もあるのでどういったものにPFASが使われていたのかを知るうえで大変参考になりました。目に見えないPFASについて、落ち着いた論調で説明されていて、しっかり勉強して自分なりに取り組めそうだと思いました。
- 2024年7月11日に日本でレビュー済み私は本書を取らせていた頂くまで「PFAS(ピーファス)」は
なんとなく目にしたり、耳にするくらいの印象しかありませんでした。
そういったところから本書と
著者の前書である約半年ほど前に出された
「これでわかるPFAS汚染: 暮らしに侵入した「永遠の化学物質」」の2冊を手に取り読ませて頂きました。
まったく知りませんでした・・・
今、こんな事が日本国内の
しかも蛇口をひねれば当たり前のように出てくるお水などで
こんな事が起きているとは。
しかも河川など自然の中での事でもあるだけに
私たちの食べる魚や海鮮ものなど、ほんとうに多くの事に関わっているのだと。
またタイミング的には偶然ですが
レビューの前日の2024年7月10日の東京新聞の一面トップのスクープで
横田基地からPFAS汚染水の漏出事故について
「非公表」で日米間で合意
とも伝えました。
もう政府が向き合うどころか米軍と一緒になって
隠す訳ですから、もう無茶苦茶です。
詳しくは本書を手に取って頂き
しっかりと学んでいただけたらと思いますが
私たちの食事や水、または身の回りの雨や水分をはじくものや化粧品など
本当に身近なものばかりに潜んでおり、普通に生活しているだけでは防ぎようがありません。
本書で知識を身につけ、しっかりと
PFASから身を守る生活を意識して取り入れ
自身や大切な家族など
身近な方々を守っていかねば行けない時代なのかと思います。
また米軍基地だけでなく大企業の工場などからもPFAS汚染は進んでいます。
ぜひとも一人でも多くの方がPFASを知り、向き合い
今後の政府や自治体の対応を
しっかりと監視していかなければいけない
事態になってしまったなと痛感しました。
- 2024年7月28日に日本でレビュー済み化学物質に関する本なのに、構造式が一切記載されていません。官能基のついたPFOAやPFOSをPTFEと同レベルで議論できないことを序章できちっと説明すべきです。p.25に「家庭で使っていた製品からPFASが剝がれると」と記載されていますが、これはPTFEも悪であるかのような印象操作のように見えます。構造式がないと、「PFAS=有機フッ素化合物=全て悪」のような印象を与えかねず、不安を煽るような記載が目立ちました。すべてのPFASが水溶性であるような記載にも疑問を感じました。