延長サポートが終了したOffice2007/2010/2013をまだお使いですか?延長サポートを2025年10月14日で終了するOffice2016/2019を使っているならどうしますか?サポートが終了したバージョンのOfficeを使い続けることは高いリスクが伴います。個人用PCならまだしも、仕事用のデータが危険にさらされることになりかねません。この記事ではMicrosoft Officeの古いバージョンを使っているユーザーの取るべき最善の選択肢を紹介します。端的に言うと、Office Home 2024(最新 永続版)または Microsoft 365 Personal(サブスクリプション)へアップグレードするしかありません。詳細は以下のとおりです。
⬛新着情報
2024年10月にOffice 2024がリリースされました。
買い切り(永続版) 2013/2016/2019 のサポート終了 期限はいつ?その後はどうなる?
筆者のようにOfficeの古いバージョンでも基本的な機能だけで十分と考える方は、そのまま使い続けたいと思うものです。でもこの考え方って大丈夫なのでしょうか?
インターネットですべてがつながっている今のご時世、その考え方がすでにアウトです。常にセキュルティーリスクが付きまといますから。
各バージョンのセキュリティー・サポート期間をしっかり把握しておく必要があります。Microsoft Office のバージョンごとのサポート期間をご覧ください。ご存じですか? Office にはサポート期限があります – Microsoft atLife
Officeバージョン | メインストリームサポート期限 | 延長サポート期限 |
---|---|---|
Office 2003 以前 | 終了済み | 終了済み |
Office 2007 | 終了済み | 終了済み |
Office 2010 | 終了済み | 終了済み |
Office 2013 | 終了済み | 終了済み |
Office 2016 | 終了済み | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2026年10月13日 | なし |
Office 2024 | 2029年10月予定 | なし |
※ 「メインストリームサポート」とは新しい機能追加やバグの修正、およびセキュリティーサポートが伴い、製品リリースから最低5年間です。その後は「延長サポート」が最低5年間ありますが、機能追加やバグ修正はなく、セキュリティーサポートのみのサポートとなっています。しかしながら「延長サポート」というサービスは Office 2019 までしか対応しておらず、2021年バージョン以降は「メインストリームサポート」の5年間しかありません。
どうしてもそれらのバージョンを使い続けたいなら、セキュリティに関しては個人対策となるわけです。
ある人は「最新のセキュリティー対策ソフトを入れているから大丈夫だよ!」と思うかも。
しかしトレンドマイクロを初めとするセキュリティー対策ソフトのサイトによると”サポートの切れた Office 使い続けるのは自己責任”と指摘しています。「セキュリティーホールを突かれても責任もたないよ!」というわけです。なんせマルウェアの最大の標的になっているアプリケーションは、Microsoft Office なんですから。
以上のようにサポートが終了しているOffice 2007~2013バージョンを使い続けるには、あまりにも厳しいセキュリティー事情が立ちはだかっています。
では個人対策としてどうすべきでしょうか?それは最新版へのアップグレードしかありません。
個人対策としてのOfficeアップグレード方法は?
繰り返しますがOfficeを安全に使い続ける唯一の手段は最新バージョンである Office Home 2024(永続版) または Office 365 にアップグレードするしかありません。どうあがいても個人対策としてこれ以外の選択の余地はないのです。
Office 2013/2016 を無償でアップグレードする方法ないのかな?
※ アップグレードといっても、昔のように前バージョン所有者が格安でアップグレードできる優待版があるわけでもありません。
ではどのようにOffice の最新バージョンを手に入れることができるでしょうか?考えられる手段は以下の3つです。
■ 古い Office をアップグレードする3つの方法
- 【非正規品】最新 Office 激安プロダクトキー を入手。(❌️ 手を出してはならない。)
- 以下の2つの【正規品】のいずれかを潔く購入する。(⭕ 推奨。)
1.Office Home 2024(最新 永続版、買い切り版)。
2.Microsoft 365 Personal (常に最新のOfficeを利用できる1年更新のサブスクリプション)。
Office 激安プロダクトキーには注意!
ネットでは 1台までインストールできる最新のOfficeのプロダクトキーまたはカード版が激安で販売されています。これは法人のボリュームライセンスを切り売りしているものです。
マイクロソフトの規約的に完全にアウト。
数か月で利用できなくなったり、再インストールで再認証(アクティベーション)できなくなったりと、多くの方が泣かされているのが実情です。Amazonや楽天やYahoo!ショッピングに時々紛れていますので注意が必要です。
たとえばAmazon で「Office プロダクトキー」で検索すると、正規品だけでなく、1000円前後(月額版)のプロダクトキーがヒットするかも。
「ビジネス」版とあり、お得感が強調されていますが、カスタマーレビューは「すぐに使えなくなった!」みたいな書き込みが散見されます。
Officeバージョンアップは2つの【正規品】のみ推奨
くどいですがOffice 2010/2013/2016/2019 をバージョンアップするには以下の2つの方法しかありません。
- いつでも最新機能入りのOfficeを使える(1年間ライセンス)Microsoft 365 Personal (公式サイト)
- 最新の永久版(アップグレードなし):Office Home 2024 (公式サイト)
すでに述べましたが、Office2007~2019の既存のユーザーがお得に利用できるアップグレード版、つまり優待版はありません。
Microsoftは2007年版から2013年版へのアップグレード版(優待版)を準備していましたが、そのサービス期間は終了しております。
そして、Office2016/2019はいずれのバージョンからも優待アップグレードサービスは準備されません。MicrosoftがOfficeの販売方針を大きく変更した結果です。
後述しますが、今はバージョンごとの永久ライセンス版から、オンラインストストレージと一緒に常に最新版Officeを利用できるサブスクリプション型である「Microsoft 365」(年払いまたは月払いの会員制)に移行しつつあります。
ですから、繰り返しますが、Officeを安全に使い続けたいなら、潔く上の2つの選択肢の一つを選ぶ必要があります。
◼ 3つ目の選択肢もあり。
今後もPC1台でしかOfficeを利用しないことが分かっているなら、3つ目の選択肢もあります。それは Office(1台分のみ)インストール済みPC を購入するという方法です。
つまり梱包されているOfficeは「プリインストール版」です。パッケージ版より1万円以上お安いオプション価格で搭載されていますよ。後述します。
さて、上記の2つの選択肢の違いは以下の通りです。
Microsoft 365 Personal
「365」とあるように Microsoft 365 Personal は1年更新タイプです。いわゆるサブスクリプションです。月間プランもあります。
※ 「Personal」は個人利用あるいはご家庭での利用を想定。個人事業はこれで十分です。
Microsoft 365 Personal にアップグレードするPCのシステム要件はおおよそ以下の通り。
- プロセッサ:Windows PCの場合は 1.6 GHz 以上、2 コア。Mac の場合は Intel プロセッサ。
- メモリ:Windows PCなら 2GB以上のRAM。Macなら4GB以上のRAM。
- ストレージ:Windows PCなら 使用可能なディスク領域が4GB以上。Macも同様。
- ディスプレイ :Windows PC は 画面解像度 1024 x 768。Macなら 画面解像度1280 x 800 以上。
- グラフィック:Windows PCの場合 グラフィック ハードウェア アクセラレータ DirectX 9以降。、Windows 10 では WDDM 2.0 以降。macOSは要件なし。
- OS:Windows 10, Windows 11。macOS の場合は最新の3つのバージョンのみ。
※ 詳細はMicrosoft公式ページ「Microsoft 365 と Office のシステム要件」をご覧ください。
※ なぜか楽天はAmazonより高額です。公式サイトとほぼ同額。
「Microsoft 365 Personal」 は、支払いが1回だけの買い切りの永続版や特定のPCへのプリインストール版と違い、年契約を継続する限り、最新版のOfficeを使い続けることが可能です。
しかも、Word、Excel、Outlook しか利用できない「Office Personal(永久ライセンス版)」やプリインストール版と違って、「Microsoft 365 Personal」はPowerPoint、Publisher、Access も全部利用できますよ。おまけにストレージサービスOneDrive 1TB(1000GB)も付いてます。
個人的には PowerPoint が使えているのは大きいです。
1ライセンスで利用できる端末は同時に5台までサインインした状態で利用できます。つまりインストールするだけならどれだけでもOKです。この条件に関しては公式サイトの 生まれ変わった Microsoft 365 Personal の特徴と新機能 – Microsoft atLife を御覧ください。
またSkypeも毎月60分まで無料で利用可能。
最も「Microsoft 365 Personal」の使えるところは、OneDriveが1TB分使える点でしょう。これだけでも 今の Office を Microsoft 365 Personal にアップグレードする十分な理由になります。
まとめてみますと今のOffice 2007/2010/2013/2016/2019 を「Microsoft 365 Personal」にアップグレードすれば、月換算 約1,170円 で 最新Office のすべてのアプリケーションが利用でき、オンラインストレージは1TBも使えます。PCやデータのバックアップはそれ十分です。データの消失やPCの買い替えで付きまとうデータのバックアップでもう悩まなくても良くなります。
※ 筆者はこれまでGoogleドライブ 240円/月 を利用してきましたが、これが不要になるのでとても気が楽です。スッキリです。Office 2007/2010/2013/2016/2019 からのアップグレードを検討している方は、様々なオンラインストレージを一つにまとめる機会になるかもしれません。
OneDrive には「ファイル オンデマンド」という機能が搭載され、OneDrive上にバックアップするPC上のフォルダを選択しなくても、OneDriveにすべてのフォルダを保存し、そのフォルダがPC上にあるかのように操作できるようになりました。他のPCからも見え方は同じです。必要に応じてダウンロードするようにしておくと、容量の少ないSSD搭載のノートPCではとても便利になりそうです。筆者は Microsoft 365 Personal にアップグレードしてファイルの管理が本当に楽になりました。
■ 「Microsoft 365 Personal」 はどんなユーザーにお勧めか?
あなたが今利用されている古い Office2007/2010/2013/2016/2019 から「Microsoft 365 Personal」にアップグレードしたら以下の点で非常に便利です。
- 今後も不自由なく最新のOfficeアプリ群を使える。
- オンラインストレージ1TBもフル活用しPCのバックアップも安全なところに常時保存しておける。PCのクラッシュが怖くなくなり、買い替えてもファイルの移動が面倒ではない。
以上の点を魅力を感じるなら、Microsoft 365 Personal へアップグレードすることをオススメします。Amazon なら Microsoft 365 Personal から購入可能です。
■ Microsoft 365 Family 登場
2022年7月から年額 21,000/年 で最大 6人(6アカウント)まで利用できる「Microsoft 365 Family」の提供が開始しました。「Microsoft 365 Personal」と同様に最新のOfficeを使い続けられ、1アカウントだけで1TBのOneDriveを利用できます。合計は最大 6TB です。
6アカウントをフルに使うなら合計6TBの保存容量です。家族6人で使うこともできますし、3人で2アカウントずつ利用し許容容量を最大限利用する手もあります。
家族2名以上なら「Microsoft 365 Personal」よりもお得ですし、Amazonで購入するならもっとお得ですよ。
⬛ インストール
「Microsoft 365 Personal」のオンラインコード購入は何かとAmazonが便利です。お値段的も公式サイトより安いです。自宅に送付されるパッケージ版(カード)ではなく、オンラインで完結する「オンラインコード」を選択して購入すれば、シリアルコードなどを入力しなくても、直接アップグレードできてお勧めです。これはこの記事後半で紹介するMicrosoft Office 2021/2024(永続版)も同様です。
マイクロソフトアカウントを作っていない方はまず作っておくことをお勧めします。
決済が済んだら、右の 「office.comへ」をクリックしてください。
あとは案内に従ってインストールするだけです。
なおプロダクトキーは、Amazonの アカウントサービス > 「ゲーム& ソフトダウンロードライブラリ」 からいつでも確認できます。安心です。
上のように自分のMicrosoftカウントでインストールできれば、プロダクトキーは自動的にご自分のMicrosoftアカウントに登録されます。
継続もMicrsoftでクレジットから引き落としするより、上記と同じようにAmazonで「1年更新版」を購入したほうが少々安いです。
以下は公式サイトでの価格です。Amazonより高いですね。
更新するのを忘れないという自信のある方はAmazonで毎年「1年版」の「プロダクト キー」を購入することをおすすめします。お得ですから。(公式サイトでは月額プランもあります。)
◼ プロダクトキーを購入して更新する方法。
次にすでに「Microsoft 365 Personal」を利用しており、Amazonで購入した「プロダクト キー」使って、「Microsoft 365 Personal」を更新する方法は以下の通り。
Microsoft アカウント | サービスとサブスクリプション でサインし
「Microsoft 365 Personal」>❶「管理」タブ>❷「支払い設定」から「プリペイド カードまたは Microsoft 365 Personal のコードがありますか? ❸ カードまたはコードを使う」を選択。
そこにAmazonで購入した「プロダクト キー」を入力すれば、さらに1年間更新されます。
継続的にAmazonから安く購入したい場合は、以下のように自動更新(定期購入)をOFF(無効)にしておき、期限切れまでにAmazonからプロダクトキー購入し登録することを毎年繰り返します。
Amazonでは「Microsoft 365 Personal(最新 1年版)|オンラインコード版」が定期的に安売りしています。特にプライムデー、ブラックフライデー、サイバーマンデーは10%引きです。
ちなみに私は2020年11月のAmazon サイバーマンデーで、1年版を10,423円で購入しました。マイクロソフトのマイアカウントページで自動更新しておくと 12,984円になりますが、Amazonから上手に購入できれば、2500円/年つまり200円/月の節約可能です。年によってはクリスマスセールをやっており、Amazon から購入すると2500円~3000円のキャッシュバッグが発生する特典を受けられることもあります。
Microsoft 365 Personal プランの入手経路やセールに応じた価格をまとめると以下の通り。
販売経路 | 年額 | 月換算 |
---|---|---|
Microsoft 365 Personal 月間プラン (Microsoft公式サイト) | – | 1,490 円 |
Microsoft 365 Personal 年間プラン (Microsoft公式サイト) | 14,900 円 | 1,241 円 |
Amazon 通常価格 2024/10/13 時点 | 13,410 円 | 11,017 円 |
Amazon プライムデー 2023/7/11(レジ10%引き) | 12,069 円 | 1,005 円 |
Microsoft Office 2024(永続版)
古い Office(2007/2010/2013/2016/2019)から最新のOfficeへアップグレードする方法は「Microsoft 365 Personal」に加えてOffice Home 2024(最新 買い切り版)もあります。これは昔ながらのタイプ。支払いは1回でおしまいです。バージョンが指定された永久版です。ですからサポートが終了するまでの数年間はお使いいただけます。
※ 「Office Home 2024」の価格は、Microsoftの公式ページと以下のAmazonの価格は違いますが、Amazonも正規品です。
すでに述べたとおり Office2007/2010/2013/2016/2019 からのアップグレード版は存在しませんし、次期Officeパッケージ版へのアップグレード版も予定されていません。ですから支払いを一回で済ませたい場合は上記の「Office Home 2024(永続版)」の正規品を購入するしかありません。
セキュリティー・サポートは存在します。しかし、すでに述べたようにメインサポートは製品リリースから5年間のみ。
◼「Office 2024(永続版)」の3エディションを紹介します。
- 「Office Home 2024」:Word、Excel、PowerPoint、OneNote。使用人数:1人/使用年数:永続/PC,Mac使用台数:2台まで使用可能。
- 「Office Home & Business 2024」:Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote。使用人数:1人/使用年数:永続/PC,Mac使用台数:2台まで使用可能。
- 「Office professional 2024」:Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Publisher、Access、Teams。
上記の3エディションはいずれも、WindowsPCに2台までインストールできる永久ライセンスです。
永久ライセンスですから、PCを買い換えても再インストール可能です。
OneDriveの無料枠を利用できますが、サブスクリプション型の「Microsoft 365 Personal」のように、OneDrive 1TBは利用できません。
■ Microsoft Office 2024(永久版)はどんなユーザーにお勧めか?
では、古いOffice2007/2010/2013/2016/2019 から Microsoft Office 2024(永久版)へのアップグレードはどんなユーザーにお勧めか?
何度も言いますが、以前のような3年周期の優待バージョンアップはありません。オンラインストレージOneDrive 1TBもありません。
ですから、1回だけの支払いでできるだけ長くOfficeを利用したい方、セキュルティーサポートの終了時点ま利用し続けたい方、おそらくOffice 2007/2010/2013/2016/2019と離別するのがつらいと感じていらっしゃる方は、おそらくこの 永久版 がおすすめかもしれません。
Microsoft Office 2024(永久版)のインストールも簡単です。
3つ目の選択肢。OfficeプリインストールPCの購入。
最後は、Officeプリインストール版です。
これも以下の2種類あります。複雑ですね。
- プリインストール版「Office 2021」
- プリインストール版「Office Premium」(販売終了済み)
プリインストール版「Office 2021」
これは従来のプリインストール版です。「Office付き ノートPC」として抱き合わせで販売されています。PCのBTOでも選択できるオプションです。
本稿執筆時点で、「Office 2024」プリインストール版のPCの販売はまだ始まっていないようです。2021年版ならあります。
PCとしてインストールされている同じPCを利用している限り、利用し続けることができますが、そのPC1台限りです。他のPCにインストールできませんよ。PCを買い換えると、再びOfficeを購入し直す必要があります。
プリインストール版「Office 2021」は3つのエディションがあります。
- Personal 2021(Word、Excel、Outlook、OneNote)
- Home and Business 2021(Word、Excel、Outlook、PowerPoin、OneNote)
- Professional 2021(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Publisher、Access)
まとめ
以上、Office2007~2019のアップグレード問題を取り上げてきましたが、すでにセキュルティーサポートが切れている以上、個人対策として上記の3つの選択肢から選ぶ必要があります。
お勧めは、PC内のデータを常時オンラインストレージのOneDrive(1TB=1000GB)にバックアップできる 「 Microsoft 365 Personal(サブスクリプション)」でしょう。PCの購入も検討なら、Office付きではないものを購入し、別途「Microsoft 365 Personal」を定期購入することをお勧めします。月換算1,241 円でデータを One Drive(1TB)に常時バックアップできるのはかなりお得です。
コメント
Amazonから、2013年2月6日まで、Updateできます、ということで、Office2010Professinal AcademicをOnlineで購入しました。
2013年2月6日まで、Updateできます、ということで、Office2010 Professinal AcademicをAmazonから購入しました。
こんばんわ。2018年の今更ながら、とても役に立ちました。ありがとう。