シマノレーシングはチーム公式サイトで2025年体制を発表。インカレロードチャンピオンの渡邉和貴と、2023年ニセコクラシック150km優勝の佐藤后嶺ら若手2名が新たに加入する。



シマノレーシングは毎年恒例となった1月1日午前0時の新体制発表を公式サイトで行なった。既に発表されている通り、寺田吉騎と大仲凜功が退団。新たに渡邉和貴と佐藤后嶺が加入し、10名体制を維持する。メンバーは以下表の通り。
シマノレーシング2025年体制
氏名 生年月日・出身地 2024年所属チーム
入部正太朗 1989年8月1日 奈良県
中井唯晶 1996年12月12日 滋賀県
風間翔真 1996年5月22日 福島県
冨尾大地 1997年1月22日 鹿児島県
石原悠希 1997年4月5日 栃木県
香山飛龍 2000年7月21日 神奈川県
天野壮悠 2001年12月20日 大阪府
山田拓海 2001年11月01日 長野県
渡邉和貴 2002年9月30日 東京都 アヴニールサイクリング山梨/順天堂大学
佐藤后嶺 2005年8月3日 北海道 チームUKYO/中央大学
チームスタッフ
ゼネラルマネージャー 今西尚志(株式会社シマノ)
チームマネジャー 野寺秀徳(株式会社シマノ)
メカニック 大久保修一(株式会社シマノ)
マッサージャー 鳴島孝至(小守スポーツマッサージ療院)
マッサージャー 久保優斗(株式会社NOMOKOTSU)
ドクター 熊井 司(早稲田大学 スポーツ科学学術院)
2024年、群馬CSCで行われたインカレロードで優勝した渡邉和貴 photo:Satoru Kato

渡邉和貴は2024年インカレロードで、順天堂大学に12年ぶりの優勝をもたらした。大学と並行してアヴニールサイクリング山梨にも所属し、Jプロツアー真岡芳賀ロードレースで3位に入っている。

2023年ニセコクラシック150kmクラス全体のトップでフィニッシュする佐藤后嶺 photo:Satoru Kato

佐藤后嶺は、石狩南高等学校在学中の2023年にニセコクラシックの150kmクラスで優勝。同年のジュニア全日本選手権でも優勝するなどして注目を集めた。2024年は中央大学に進学。並行してJCLチーム右京にも加入して活動していた。

期待の若手2名がどのように成長していくのか注目したい。

シマノレーシング新加入の渡邉和貴(左)と佐藤后嶺(右) ©︎シマノレーシング



text:Satoru Kato