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サービスニュース

東南アジアの子どもたちを対象にしたプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024」を初開催
~ シンガポール マリーナベイ・サンズ を舞台にファイナリスト10名がプレゼンテーション ~

プログラミング教育

子ども向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kids(読み:シーエーテックキッズ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上野朝大)は、東南アジアの子どもたちを対象にしたプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024(テックキッズグランプリ アセアン 2024)」を2024年11月8日(金)に開催し、受賞者を発表いたしました。

「Tech Kids Grand Prix ASEAN」は、日本国内最大(※1)の小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」のスピンオフイベントとして開催する、タイ、インドネシア、シンガポールなど東南アジア諸国の子どもたちを対象としたプログラミングコンテストです。「Tech Kids Grand Prix」は日本国内のみならず、世界中の子どもたちの目標となるステージを目指しており、それに向けた試みとして本年度初開催しました。

「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024」では、2024年8月~10月にかけての作品募集の結果、11カ国から300件以上の応募があり、予選を通過した10名がファイナリストとしてシンガポールに集結し、自身の作品のプレゼンテーションを行いました。決勝では、東南アジアを中心に活躍するエンジニアや起業家などが審査を行い、グランプリ1名に加え、当コンテストの審査項目である3つの観点における賞、VISION AWARD(掲げる夢や実現したい世界観)、PRODUCT AWARD(夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品)、PRESENTATION AWARD(自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢)、また、中学生を対象にしたSENIOR AWARDの合計5名を決定いたしました。

表彰式では、受賞者たちが自国の国旗を背に登壇し、涙を浮かべながら互いに称え合う姿が見られました。また、彼らを応援するために駆けつけた家族や友人からの大きな歓声と拍手が会場を包み、大いに盛り上がりました。

■表彰一覧

◎グランプリ 
Phantaj Padungkittimal(ファンタジ パドゥンキティマル)さん タイ / 11歳
「Prompt Guessing Game」
生成AIがランダムに表示する画像を見て、ユーザーがその画像を表現する英文を記入すると、AIが単語や文法を採点してくれる英語学習アプリ。

◎VISION AWARD

Phudis Jearjesdakulさん(プーディス・ジャジェスダクル) タイ / 9歳
「LAHN MAH App」
記憶力維持のためのフラッシュカードゲーム、写真日記機能、薬の服用リマインド機能が搭載された、認知症患者のための総合アプリケーション。

◎PRODUCT AWARD
Mohammad Fardeen(ムハンマド・ファーディーン)さん バングラデシュ / 11歳
「MyCoin」

お小遣い管理アプリケーション。保護者アカウントでは「家事を子どもに割り当てる」機能があり、子どもは割り当てられた家事を行うことでお小遣いを受け取ることができる。

◎PRESENTATION AWARD
Nadzkara Fakhri Madenda(ナズカラ・ファクリ・マデンダ) さん インドネシア/11歳
「Jagantara-Jagat Nusantara」

インドネシアの伝統的な食や服飾などの文化を、遊びながら学ぶことの出来るゲームアプリケーション。

◎Senior AWARD
Brinz Ratta(ブリンズ・ラッタ)さん タイ/13歳
「FaceGuard-AI」

写真内の顔部分に自動的にモザイクをかけてくれるアプリケーション。モザイクをかけない「許可リスト」の登録も可能。

■「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024」審査員コメント

Saken Wang(APAC Cloud Alliance Lead of o9 Solutions)
「全参加者が示した独創性と情熱には心から感動しました。彼らのアイデアは単に気づきを与えてくれるだけではなく、現実世界でのインパクトの可能性も示しており、世の中の課題やニーズに焦点を当てたものでした。どれもアイデアの発案から実現に至るまで、膨大な努力と献身を注ぎ込んだことが見て取れるような作品でした。また、質疑応答の際にはスタートアップのピッチで聞かれるような、あえて少しチャレンジングな質問をしてみましたが、子どもたちは立派に答えてみせました。このイベントは若い才能の素晴らしさを披露する貴重な機会で、これほど有能で若者たちがテクノロジーのこれからを形作る場面に立ち会えて、光栄に思っています。」

Ganesh R(Chief Executive Officer, Founder of FIREBOND)
「昨今の、相互に結びついたテクノロジー・ドリブンの世界では、国境や文化を超えて協力する能力が極めて重要です。『Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024』のようなイベントは、若いプログラマーたちが自分の能力を披露し、仲間から学び、未来のイノベーターとしての真のグローバルなコミュニティを育むための貴重な場を提供していると思います。今回参加していた子どもたちの才能と問題解決能力の高さには驚かされました。彼らが技術の世界で素晴らしい成果を上げ、さまざまな視点を持ち込むことで進歩を促進してくれることを確信しています。」

Dalia Chan (Co-founder of Speech Titans)
「参加した子どもたちの献身と創造性に感銘を受けました。私たちSpeech Titansの使命は、自信に満ちた雄弁なリーダーを育成することですが、彼らはまさにこの精神を体現していました。子どもたちが好奇心とたゆまぬ努力を持って技術への情熱を追求し、革新とビジョンを通じて他者を鼓舞するリーダーへと成長し続けることを願っています。これほど若い年齢で複雑なプログラミング課題に取り組む能力は感動的であり、今後どのような成果を見せてくれるのか、とても楽しみにしています。彼らが未来に素晴らしい革新を創造し、技術を通じてポジティブな変化をもたらし、世界を形作っていくことを期待しています。」
 

■「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024」主宰 桑野コメント

「ASEAN地域では、政府と企業が一体となってデジタル化やIT推進を加速させる動きが広がっています。特に、シンガポールの『スマートネーション計画』や、インドネシアの急成長するデジタル経済は、地域全体がデジタル時代に向けた革新の最前線にあることを示しています。私たちはこの『Tech Kids Grand Prix ASEAN』を通じて、日本のみならず、未来を担う子どもたちがITの力で新たな価値を生み出し、地域の発展を牽引する存在へと成長していく機会を提供したいと考え、大会の開催を決定いたしました。

ASEAN地域での大会を通じて、各国の子どもたちが、自国の特有の課題に対するソリューションを積極的に提案している姿を目の当たりにしました。長寿国で顕在化している認知症患者の多さ、医療従事者不足による病院の待ち時間の長さ、急速なIT推進に伴う個人情報保護や肖像権の法整備の遅れといった問題に対して、子どもたちはそれぞれの視点から真剣に向き合い、解決策を創り出しています。こうした課題を『自分ごと』として捉え、未来の自国のために何ができるかを考え、行動に移そうとする彼らの姿には、大きな力強さとASEANの明るい未来への確信を抱きました。」
 
今年度、日本全国から10,034件の応募があった「Tech Kids Grand Prix 2024」は、現在各エリアの代表選手10名を決める中間審査を実施中です。来る2025年3月2日(日)に、渋谷ヒカリエにて本選決勝を開催いたします。日本No.1小学生プログラマーを決定するその瞬間を、ぜひその目でご覧ください。決勝プレゼンテーションの様子はオンラインでLIVE配信し、どなたでも無料でご覧いただくことができます。詳細は大会公式ホームページにて近日中にご案内いたします。
 

■「Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024」開催概要

名称 Tech Kids Grand Prix ASEAN 2024(テックキッズグランプリ アセアン 2024)
内容 東南アジアの子どもたちのためのプログラミングコンテスト
募集作品 コンピュータープログラミングを用いて開発されたアプリケーションやゲーム作品(ロボットや電子工作等、特殊なハードウェアを必要とする作品は不可)
言語 指定なし
決勝 2024年11月8日(金)シンガポール マリーナベイサンズ
表彰 グランプリ、VISION AWARD、PRODUCT AWARD、PRESENTATION AWARD
詳細 HPをご覧ください
https://asean.techkidsgrandprix.com/
主催 株式会社CA Tech Kids

■CA Tech Kids について

当社は2013年の設立より、直営教室として小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School(テックキッズスクール)」https://techkidsschool.jp/school/ を運営しています。プログラミングの基礎から本格的なプログラミング技術を学習するコースを体系的に提供し、iPhoneアプリをリリースする生徒や各種プログラミングコンテストでの受賞者を毎年輩出しております。また、全国No.1小学生プログラマーを決定する「Tech Kids Grand Prix」の開催や、多様な企業・団体とのコラボレーション企画のほか、地方や公教育のプログラミング教育支援など多面的に展開しています。
2019年には、個別指導事業などを展開する株式会社スプリックスとの合弁会社として株式会社キュレオを設立し、独自の教材を全国の塾事業者へ提供する「QUREOプログラミング教室」https://qureo.jp/ の運営を開始しました。現在では47都道府県に3,000教室以上を展開し、小学生向けプログラミング教室数国内No.1(※2)の規模を誇ります。プログラミング初心者のお子さまに向けて、全国各地で本格的なプログラミング学習を提供しております。

※1小学生を対象としたプログラミングコンテスト(アプリやゲーム開発などソフトウェアプログラミングを対象としたもの)において、各大会ホームページの情報を元に当社にて調査した結果(2024年10月時点)

※2 小学生対象のプログラミング教室事業者(アプリケーションやゲームの開発を主とするソフトウェアプログラミング系およびロボットプログラミング系を含む)において、プログラミング教室掲載数No.1比較サイト「コエテコ」または各社ホームページにて公開されている教室数を当社にて調査した結果(2023年6月時点)
 
 

会社概要

社名

株式会社CA Tech Kids
https://techkidsschool.jp/company/

所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
代表者 代表取締役社長 上野 朝大
事業内容 プログラミング教育事業