『モアナと伝説の海』続編、3日間で興収9億突破!2024年洋画No.1のオープニング
映画週末興行成績
12月6日から9日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より9日に発表され、海と特別な絆で結ばれた少女モアナの冒険を描くディズニーアニメの続編『モアナと伝説の海2』が初日から3日間で動員67万9,000人、興収9億3,800万円をあげ、初登場一位を獲得した。12月5日に行われた先行上映を含んだ累計成績は、動員69万7,000人、興収9億6,400万円となっている。米倉涼子主演の大ヒットドラマの完結編『劇場版ドクターX』は2位のスタートとなった。
『モアナと伝説の海2』は、前回の冒険から3年後が舞台。あるとき、海のかなたにある島にたどり着けば人々は呪いから解放され、世界が再び一つになるという伝説を知ったモアナは再び航海に出る。屋比久知奈と尾上松也が日本語吹き替え版ボイスキャストを続投。2024年の洋画作品でナンバーワンのオープニングとなったほか、前作のオープニング興行収入7億1,640万円を大きく上回り、最終興行収入70億円も視野に入るという(※配給調べ)。
『劇場版ドクターX』は、初日から3日間で動員44万1,000人、興収6億400万円を記録。「私、失敗しないので」の決めゼリフでおなじみの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)の過去が明らかになるとともに、東帝大学病院に戻った彼女に最大の危機が訪れる。米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、西田敏行らおなじみのレギュラーメンバーのほか、劇場版キャストとして染谷将太、西畑大吾(なにわ男子)、綾野剛らが出演。
4位に、オザキアキラのコミックを畑芽育主演、作間龍斗(HiHi Jets)、那須雄登(美 少年)、織山尚大(少年忍者)、内田煌音(ジュニア)の共演で実写化した青春ラブコメ『うちの弟どもがすみません』が初登場。母の再婚により4人の弟たちと同居することになった女子高生の日々を描く。監督は、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの三木康一郎。初日から3日間の成績は動員6万8,000人、興収9,400万円。
既存作品では、3位に前週1位で初登場した横浜流星主演『正体』。週末3日間の成績は動員8万6,000人、興収1億2,200万円、累計成績は動員35万人、興収4億5,800万円。公開4週目の『室井慎次 生き続ける者』が、累計成績で動員106万人、興収14億円を突破。また、7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのライブドキュメンタリー映画第2弾『BE:the ONE -MEANT TO BE-』が、公開以来3週間ぶりにトップ10内に浮上し、8位となった。
今週は、『はたらく細胞』『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』『クレイヴン・ザ・ハンター』『NCT DREAM Mystery Lab: DREAM( )SCAPE in Cinemas』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年12月6日~12月9日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『モアナと伝説の海2』:1週目
2(初)『劇場版ドクターX』:1週目
3(1)『正体』:2週目
4(初)『うちの弟どもがすみません』:1週目
5(2)『室井慎次 生き続ける者』:4週目
6(4)『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』:5週目
7(3)『六人の嘘つきな大学生』:3週目
8(圏外)『BE:the ONE -MEANT TO BE-』:4週目
9(5)『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』:2週目
10(8)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:6週目