高木豊さん、阪神戦力外・高山俊の素質と期待語る「非凡な素質ある…代打とかでも使えそうな気はする」
2023年11月30日 22時15分
大洋（現ＤｅＮＡ）、日本ハムで活躍した野球解説者の高木豊さんが２９日、自身のユーチューブチャンネルを更新。阪神から戦力外通告を受けた高山俊外野手の去就について語った。
高山俊
戦力外通告を受けて去就が決まっていない選手を取り上げる企画で、高木さんは真っ先に高山の名前を挙げた。「バッティングはいいよね」とし「技術は忘れることはあっても素質は忘れない」とその才能を評価した。
さらに「トライアウトを受けてバッターの中で一番光っていた」と高木さん。１５日に行われたプロ野球１２球団合同トライアウトで、高山が５打数２安打、２四球、１盗塁と結果を残したことに対し「無理して盗塁もしてたけど、必死さも伝わってきたし、何とかどっかでできるんじゃないかと」とした。
高山は昨季３８試合に出場し、打率１割８分９厘。今季は１軍出場はなかった。高木さんは「安打製造機みたいな人はある程度リズムに乗っていくタイプだから、レギュラーでしっかり出ていかないと結果は出しにくい」と低迷の要因を分析。「なんとか非凡な素質があるわけだから、代打とかでも使えそうな気はするけどね」と期待を語った。
高山は２０１６年にドラフト１位で阪神に入団。１年目に１３４試合に出場し、打率２割７分５厘、８本塁打、６５打点で新人王を獲得したが、レギュラーに定着できず、今季限りで戦力外通告を受けた。
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