ガザ地区での子どもの死者2000人に 国際NGO
(CNN) 国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は、パレスチナ自治区ガザ地区で死亡した子どもの人数が少なくとも2000人に上ると述べ、即時の停戦を呼び掛けた。
セーブ・ザ・チルドレンは23日、声明で、「我々は、すべての当事者に対して、子どもたちの命を守るための早急な措置を講じるよう求めるとともに、国際社会に対して、そうした努力を支援するよう要請する」と述べた。セーブ・ザ・チルドレンは、イスラエルによる空爆は「子どもたちを無差別に殺害し、負傷させている」と言い添えた。
CNNは独自にこうした主張を確認できていない。
ガザのパレスチナ保健省はこれより前、イスラエルによる空爆によって、ガザでは少なくとも5087人が死亡したと明らかにしていた。死者の中には2055人の子どもと1119人の女性が含まれるという。
セーブ・ザ・チルドレンは、100万人以上の子どもたちが安全な場所がなくガザに閉じ込められていると指摘し、人口密度の高いガザで医薬品や医療インフラを稼働させるための電力が供給されないことによって、壊滅的な影響が及ぼされると警告した。
パレスチナ保健省の報道官は24日、ガザの医療制度について、史上最悪の段階に達していると述べた。