トランプ陣営、法廷闘争の責任者が新型コロナ陽性
(CNN) トランプ米大統領の選挙陣営で顧問を務め、選挙結果をめぐる法廷闘争を統括しているデービッド・ボッシー氏(55)が、新型コロナウイルス感染の検査で陽性反応を示した。
米ブルームバーグ通信が最初に伝え、事情に詳しい関係者2人がCNNに確認した。CNNはボッシー氏にコメントを求めたが、回答は得られていない。
ボッシー氏は保守系の非営利団体シチズンズ・ユナイテッドの会長で、2016年大統領選ではトランプ陣営の選対副本部長を務めた人物。
この1週間に何度かバージニア州の陣営本部を訪れたほか、各地を動き回っていた。
前回大統領選で一時、選対本部長を務めたコーリー・ルワンドウスキ氏のツイートによると、ボッシー氏は今月2日、ウィスコンシン州での集会に向かう大統領専用機に搭乗していた。
ルワンドウスキ氏がシェアした機内の写真には、ボッシー氏とプリーバス元大統領首席補佐官、トランプ氏の娘ティファニーさんが同じテーブルを囲んだ場面が写っている。この写真ではだれもマスクを着けていない。
トランプ氏の周辺では先週、メドウズ首席補佐官ら5人の陽性が判明。CNNは9日、カーソン住宅都市開発長官も検査で陽性になったことを確認していた。