【映画『怪獣ヤロウ!』Wインタビュー#1】「夢見るばか」に共感 映画初主演のぐんぴぃ
岐阜県関市を舞台とする映画「怪獣ヤロウ!」が1月末、全国公開される。パッとしない日々を送る市職員の山田一郎が、市長に“ご当地映画”製作を命じられ、奮闘する物語。
メガホンを取ったのは芸能事務所「タイタン」社員の八木順一朗で、同事務所のお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃが映画初主演した。主人公山田には、怪獣映画をきっかけに映画監督を志した八木監督自身が投影されているが、書き上がった脚本は「ぐんぴぃにぴったりでした。ぐんぴぃって、おかしみやかわいさがあって、応援したくなるから」という。
当て書きとして脚本を修正したが、当初ぐんぴぃは出演を固辞。「そもそも最初は信じていませんでした。事務所近くの焼き鳥屋で急に台本を見せられて、てっきりドッキリかと…」
人気ユーチューバーで、チャンネルの登録者数170万人超を誇るぐんぴぃが「視聴者がお金を出して映画を見に行くと思ったら大間違いだぞ! ユーチューブは無料なんだから」と言っても八木監督は諦めず、結局ぐんぴぃが折れたという。
演じてみれば、山田に共感することばかり。お笑い芸人になる前は会社員をしていたぐんぴぃには、単調な日々や仕事のつらさも分かった。「僕はその後芸人になりましたが、無鉄砲で無知だったからこそ目指せたんだと思います。山田も夢がかないそうな時、ばかになる。夢を見るには、ばかでなきゃいけないんだ」
※映画「怪獣ヤロウ!」は1月24日に岐阜県で先行公開。31日に全国公開 。
※3回連載の1回目です。次回は1週間後にUPします
★第2回「目指したのは「面白くて変なご当地映画」 岐阜県関市出身の八木順一朗監督」はこちら
【ぐんぴぃ】1990年生まれ、北九州市出身。土岡哲朗とお笑いコンビ「春とヒコーキ」を組む。インターネットテレビ番組でインタビューを受けた際の映像が話題になり、ドラマやユーチューブでも活躍中。
【八木順一朗】1988年生まれ、岐阜県関市出身。芸能事務所「タイタン」でマネジャーをしながら映像作品や映画を作っている。「実りゆく」(2020年)でブルーリボン賞作品賞にノミネート。