17日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時500円を超えた。前日の米国市場で主要な株価指数が軒並み下落した流れが波及し、幅広い銘柄が売られた。トランプ次期米大統領の就任を週明けに控え、リスク回避目的で運用規模を縮小する動きも強まった。
午前終値は前日終値比379円55銭安の3万8193円05銭。東証株価指数(TOPIX)は26.84ポイント安の2661.47。
外国為替市場で円高ドル安が進行し、業績への悪影響が懸念される自動車など輸出関連株の下落が目立った。長期金利の低下を受けて銀行など金融関連株も下げた。