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Billy Joel|Piano Man

『ピアノ・マン』 50周年&来日記念。
ビリーのプレイ・スタイルの
挨拶であり、象徴でもあり、
代名詞にもなった重要な出世作。
自らを取り巻く世界への
パーソナルな想いを、
複雑に、繊細に、
同時にたっぷりの
ウィットとユーモアを交えた
詞世界で描き出した
“ジョエルの物語”が、
世界初のSACD4chクアドラミックスと
新たな装いで甦る!

Billy Joel - Piano man

ビリー・ジョエル
ピアノ・マン
50周年記念デラックス・エディション

SACDマルチ4chハイブリッド盤
(7インチ紙ジャケット仕様)

Billy Joel|Piano Man 50th Anniversary Deluxe Edition

3枚組 完全生産限定盤

発売
SICP10151-4 
3枚組〈SACD+CD+DVD〉 
¥6,600 (税込)
DISC1|ピアノ・マン(オリジナル・アルバム)〈SACDマルチ4chハイブリッドディスク仕様〉
DISC2|レア・トラックス(ライヴ&デモ)〈CD:高品質Blu-spec CD2仕様〉
DISC3|レア・ビデオズ(DVD)

超希少 “4chサラウンド・ミックス” を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、日本独自企画の豪華3枚組(SACD+CD+DVD)『ピアノ・マン50周年記念デラックス・エディション〈SACDマルチ・ハイブリッド盤7インチ紙ジャケット仕様〉』が、2月28日(水)発売決定!

2024年1月24日(水)に16年振り、一夜限りの東京ドーム公演を行ったビリー・ジョエル。『ピアノ・マン』 リリース 50周年と来日を記念して、超希少 “4chサラウンド・ミックス” を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像を多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、日本独自企画の 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション〈SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様〉』 が、2月28日(水)に発売される。ビリー・ジョエルの〈SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様〉が登場するのは、『ストレンジャー 40周年記念デラックス・エディション』、『ニューヨーク52番街 40周年記念デラックス・エディション』(共に2018年リリース)に次いで3タイトル目となる。

『ピアノ・マン』 は、1973年11月9日にリリースされた、ビリーのプレイ・スタイルの挨拶であり、象徴でもあり、そのまま代名詞にもなった重要な出世作。 自らを取り巻く世界へのパーソナルな想いを、複雑に、繊細に、同時にたっぷりのウィットとユーモアを交えて描き出した詞世界、リズミカルにメロディーを紡ぐ鍵盤と変幻自在に弾ける歌声、そしてそれを支える豪華ミュージシャン陣による西海岸サウンドのセンティメントと、聴きどころ満載のソロ2作目アルバムだ。

豪華3枚組となった今回のデラックス・エディションのDISC 1(SACDマルチ・ハイブリッド盤)では、1974年に発表された幻のクアドラフォニック(4ch)ミックスを世界で初めてSACD化。更に通常のステレオ・ミックスも2023年最新DSDマスタリングにてSACD層とCD層に収録してある。

DISC 2(高品質Blu-Spec CD2仕様)には権利関係がクリアな 『ピアノ・マン』 に関する音源を可能な限り最新リマスターで収録(16曲中7曲が世界初CD化)。『MY LIVES』 のiTunes版のみでリリースされていた 「ジョセフィン/Josephine (Demo)」 と 「さよなら、アイク牧師/So Long, Reverend Ike」 、そして2021年にリリースされたアナログ盤ボックス・セット『The Vinyl Collection, Vol. 1』(輸入盤のみ)で初登場した未発表ライヴ盤『Live at The Great American Music Hall 1975』 からの5曲を加えた7曲が、このたび世界初CD化が実現した貴重な音源だ。

DISC 3のDVDにも 『ピアノ・マン』 に関連する貴重な映像が盛り沢山だ(11曲中8曲が世界初DVD化)。1974年に撮影されたオリジナルの「ピアノ・マン」 MVのほか、1977年に当時VHSでリリースされたビリー初の映像作品 『BILLY JOEL TONIGHT』からの4曲など、充実の内容。ファミリー・プロダクション時代の1971年に撮影された最初期のレアな「エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ」 のボーナス収録も嬉しいところ。

ビリー・ジョエル
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディションSACDマルチ・ハイブリッド盤
(7インチ紙ジャケット仕様)

  • ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション』

    (水) 発売
    SICP10151-4
    ¥6,600 (税込)
    3枚組完全生産限定盤〈SACD+CD+DVD〉

  • 《豪華仕様と封入特典》

    ■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した18cm×18cmの7インチ6面紙ジャケット仕様
    ■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現
    ■1973年アルバム発売時に米コロムビア・レコードが作成したメディア配布用プレス・キットを復刻〈リサイズ〉
    ■オリジナルLP(US初版)内袋復刻
    ■日本盤LPの初版帯を含む4種の帯を復刻 ※リバーシブル仕様〈リサイズ〉
    ■日本盤LP初版封入の二つ折りブックレット
    ■「ピアノ・マン」 日本盤7インチ・シングル・ジャケット複刻〈実寸大〉
    ■『ピアノ・マン』 レガシー・エディション(2011年) カラー24P英語ブックレット
    ■モノクロ72P日本語ブックレット


    ●2024年新規ライナーノーツ
    ●2021年のビリー本人による 「ピアノ・マン』セルフ・ライナーノーツ翻訳
    ●1973年USプレス・キット翻訳
    ●2011年レガシー・エディション・ブックレット翻訳
    ●1975年日本盤LP初回発売時ライナーノーツ
    ●歌詞・対訳

〈収録内容〉

  • DISC 1 | ピアノ・マン(オリジナル・アルバム)〈SACDマルチ4chハイブリッドディスク仕様〉

    SACD層 Multi 4.0ch|Stereo 2ch(世界初SACD化)

    2023年DSDマスタリング

    オリジナル・クアドラフォニック盤マスターより

    CD層 Stereo 2ch

    2023年DSDマスタリング
    1. 流れ者の祈り
      Travelin’ Prayer
    2. ピアノ・マン
      Piano Man
    3. 悪くはないさ
      Ain’t No Crime
    4. 僕の故郷
      You’re My Home
    5. さすらいのビリー・ザ・キッド
      The Ballad Of Billy The Kid
    6. 陽気な放浪者
      Worse Comes To WORST
    7. ネバダ・コネクション
      Stop In Nevada
    8. 愛する言葉に託して
      If I Only Had The Words (To Tell You)
    9. 小雨降るパリ
      Somewhere Along The Line
    10. キャプテン・ジャック
      Captain Jack
    QUADRAPHONIC SOUND AND REMIX SUPERVISION : HAROLD J. KLEINER
    QUADRAPHONIC REMIX ENGINEER : DON YOUNG
  • DISC 2 | レア・トラックス(ライヴ&デモ)〈CD:高品質Blu-spec CD2仕様〉

    全16曲(うち世界初CD化7曲)Stereo 2ch(世界初SACD化)

    2023年デジタル・リマスター
    1. ピアノ・マン(シングル・エディット)
      Piano Man (Single Edit)
    2. 流れ者の祈り(ライヴ - 1972)
      Travelin’ Prayer (Live - 1972)
    3. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1972)
      The Ballad Of Billy The Kid (Live - 1972)
    4. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1972)
      Captain Jack (Live - 1972)
    5. ジョセフィン(デモ- 1972)
      Josephine (Demo - 1972)
    6. オイスター・ベイ(デモ - 1973)
      Oyster Bay (Demo - 1973)
    7. ピアノ・マン(デモ - 1973)
      Piano Man (Demo - 1973)
    8. ザ・ジークフリート・ライン(デモ - 1973)
      The Siegfried Line (Demo - 1973)
    9. ニュー・メキシコ(デモ - 1973)
      New Mexico (Demo - 1973)
    10. クロス・トゥ・ベアー(デモ - 1974)
      Cross To Bear (Demo - 1974)
    11. さよなら、アイク牧師
      So Long, Reverend Ike
    12. 小雨降るパリ(ライヴ - 1975)
      Somewhere Along the Line (Live - 1975)
    13. 僕の故郷(ライヴ - 1975)
      You’re My Home (Live - 1975)
    14. 流れ者の祈り(ライヴ - 1975)
      Travelin’ Prayer (Live - 1975)
    15. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1975)
      The Ballad Of Billy The Kid (Live - 1975)
    16. 悪くはないさ(ライヴ - 1975)
      Ain’t No Crime (Live - 1975)
    M2, 3, 4 : Live At Sigma Sound Studios, April 15, 1972, WMMR Radio, Philadelphia, PA
    M12, 13, 14, 15 : Live at the Great American Music Hall, 1975

    ★ 世界初CD化

  • DISC 3 | レア・ビデオズ

    全11曲(うち世界初DVD化8曲)

    1. ピアノ・マン(1974 オリジナル・ミュージック・ビデオ)
      Piano Man (1974 Original Music Video)
    2. ピアノ・マン(オフィシャル・ミュージック・ビデオ)
      Piano Man (Official Music Video)
    3. ピアノ・マン(ライヴ - 1976)
      Piano Man (Live - 1976)
    4. 僕の故郷(ライヴ - 1976)
      You’re My Home (Live - 1976)
    5. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1976)
      The Ballad Of Billy The Kid (Live - 1976)
    6. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1976)
      Captain Jack (Live - 1976)
    7. 悪くはないさ(ライヴ・フロム・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト – 1978)
      Ain’t No Crime (Live from Old Grey Whistle Test - 1978)
    8. 僕の故郷(ライヴ・アット・スパークス - 1981)
      You’re My Home (Live At Sparks - 1981)
    9. ピアノ・マン(ライヴ・フロム・ロング・アイランド:ナッソー・コロシアム - 1982)
      Piano Man (Live From Long Island: Nassau Coliseum - 1982)
    10. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ・フロム “リヴァー・オブ・ドリームス” ツアー - 1994)
      The Ballad Of Billy The Kid (Live From “The River Of Dreams” Tour - 1994)
    11. エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ(オフィシャル・ビデオ 1971)
      Everybody Loves You Now (Official Video - 1971)
    M3, 4, 5, 6 : Live from “Billy Joel Tonight” - Connecticut 1976
    QUADRAPHONIC REMIX ENGINEER : DON YOUNG

    ● 世界初DVD化

BILLY JOEL 「Piano Man」(1974 Original Music Video)

Billy Joel - Piano Man (Official HD Video)

目と耳で味わい尽くす! 『ピアノ・マン』 史上、最強パッケージ!

2024年1月24日(水)、前回の来日から数えて5545日(=15年と67日)、ビリー・ジョエル久々の日本公演が満杯の東京ドームで遂に実現した。その開催を告げる朗報が耳に届いた2023年は、日本のビリー・ファンにとって喜ばしい一年になったが、ビリー自身にとっても記念すべき一年だった。大手レコード会社コロムビアと契約し、『ピアノ・マン』をリリースしたのが1973年11月。その年の春までロサンゼルスのバー、エグゼクティヴ・ルームで“BILL MARTIN”の名を使い、身を隠すように“ピアノ・マン”をしていたビリーにとって、弱小の新興レーベルから超大手の名門レーベル“コロムビア”への移籍は、起死回生の大逆転満塁ホームランを放ったかのような劇的な出来事だった。

それから50年の時を経て74歳になったビリーは、エグゼクティヴ・ルームでの定期出演から、世界で最も有名なコンサート会場“マディソン・スクエア・ガーデン”(MSG)を定期公演の場に移していたのである。感慨もひとしおだったであろう。“BILL MARTIN”の名でピアノ・マンをやっていた時代とは比べ物にならない規模の名声を得た今のビリーは、“BILLY JOEL”の大看板を掲げることで、2014年1月から毎月、2万人収容のMSGをソールドアウトさせている。需要が無くなるまで続くとされたMSGでのレジデンシー公演であるが、自らの意志で同会場での通算150回目のライヴを以て終了すると表明。2024年7月25日に開催予定の公演で大団円を迎えることが決定している。

久々の来日公演決定のインパクトがあまりにも大きかったせいか、忘れられがちだったが、2023年はあの大名盤『ニューヨーク52番街』も、大ヒット作『イノセント・マン』も、最後のスタジオ・(ポップス)アルバム『リヴァー・オブ・ドリームス』も、それぞれ発売から45周年、40周年、30周年と、ビリーの代表作のビッグ・アニバーサリー・イヤーだった。

そして、この『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション』はもちろん、オリジナルの発売日(11月9日)をターゲットに準備が進んでいたが、スポットライトを来日公演に譲る形で『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!(ライヴ・スルー・ザ・イヤーズ: ジャパン・エディション)』を来日記念盤として先にリリースし、満を持してのリリースとなった。

肝心の中身だが、とにかく内容が素晴らしい。DISC1(ハイブリッドSACD)では、1974年に発表された幻のクアドラフォニック・ミックスを世界で初めてSACD化。また通常のステレオ・ミックスも2023年最新リマスターにてSACD層とCD層に収録してある。スピーカーを前後4箇所に配置することで、音楽をより立体的に体験できるクアドラフォニック・ミックスは、1970年代前半、LP及び8トラック・カートリッジでリリースされていた。日本でも当時、サンタナやジェフ・ベックなど、人気アーティストの作品がリリースされたが、専用のプレーヤーやアンプ、スピーカーを揃えなければその醍醐味を体感できないのがネックとなり、短命に終わった。ただ、それらの盤には、通常のステレオ盤では聴くことができない別テイクなどが収められていることがあり、知る人ぞ知る人気盤になっている(この『ピアノ・マン』にも、通常のステレオ盤には登場しない音が存在している!)。

DISC2には権利関係がクリアな『ピアノ・マン』に関する音源を可能な限り収録してある。『MY LIVES』のiTunes版のみでリリースされていた「Josephine(Demo)」と「So Long, Reverend Ike」は世界初のCD化が実現した貴重な音源だ。

DISC3のDVDにも『ピアノ・マン』に関連する貴重な映像が盛り沢山(11曲中8曲が世界初DVD化)。「ピアノ・マン」だけでも4種類の映像が収録されているが、異なる時期に撮影されたそれらを見比べるのも面白い。今やYouTubeで観ることの出来る映像も含まれているが、DVDならではの解像度で収録されているため、よりクッキリした映像で若々しいビリーの姿を堪能できる。ファミリー・プロダクション時代に撮影されたレアな「エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ」の追加収録も嬉しいところだ。

2018年に発売40周年を記念してリリースされた『ニューヨーク52番街』と『ストレンジャー』に続き、高音質かつ立体的なサラウンド・サウンドでビリーの名盤を楽しむこのシリーズ。1970年代当時、ビリーのクアドラフォニック盤は『ピアノ・マン』のほかに、『ストリートライフ・セレナーデ』と『ニューヨーク物語』もアメリカでリリースされていた。つまり、楽しみはまだまだ続く、ということだ。

クアドラフォニック・ミックスについて

- The Quadraphonic Mix sounds like a carnival! -
(まるでカーニバルのようなサウンド!)

 世界初のSACD化が実現したクアドラフォニック・ミックスが放つサウンドを言葉で表すと、この「ピアノ・マン」の一節を借りた表現がまさにピッタリだろう。通常のステレオ・ミックスの制限から解き放たれた音の一つ一つが各々の主張の場を与えられて、前後4つのスピーカーを舞台に、いい意味で暴れまくっている。その華やかな音像はまさにカーニバル状態。ただでさえ壮大だったオーケストレーションがさらに迫力を増した「さすらいのビリー・ザ・キッド」、教会音楽風の厳かなキーボード・サウンドがスケールアップして鳴り響く「キャプテン・ジャック」、3本のアコースティック・ギターによるアルペジオの波に包まれる「僕の故郷」、ドラムを強調したミックスでロックな一面を覗かせる「ピアノ・マン」などなど、全曲の一秒一秒が聴きどころと断言できるほど、リスナーを異次元のサウンド体験に誘ってくれる。

 こんなに凄い“音のお宝”が50年近くも埋もれていたとは、ただただ驚きの一言に尽きる。ビリー・ジョエル・ファンにとっては、ツタンカーメンの黄金マスクの発掘に値するほどの歴史的事件である。「陽気な放浪者」のエレピ・ソロ、「小雨降るパリ」のギター・フレーズなど、ステレオ盤では聴こえない装飾音にも驚かされる。まだまだ未発掘の音が眠っていそうなこのクアドラフォニック・ミックス。日本のみならず、世界中のビリー・ファンが当面は音の“お宝探し”に明け暮れるに違いない。


ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション SACDマルチ・ハイブリッド盤(7インチ紙ジャケット仕様)』日本語ライナーノーツ(文・ソリアーノ・タナカ)よりテキスト抜粋。詳細フル・ヴァージョンは実際の商品でお楽しみください。

Billy Joel

BILLY JOEL/ビリー・ジョエル

アメリカのNY州サウス・ブロンクス出身(1949年5月9日 生まれ)。ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、現代に暮らす人々のありふれた苦悩や葛藤、生きる喜びなどを等身大かつリアルな筆致で切り取った歌詞が特徴的で、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発。

クラシックの素養を持ちながら庶民的な “味” も出せるピアノのスタイルと、情感豊かにドラマを語れるシンガーとしての技量を併せ持ち、今なお世界中で愛され続ける唯一無二の「ピアノ・マン」。これまでに、『ニューヨーク52番街』 でのアルバム・オブ・ジ・イヤー、「素顔のままで」 でのソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー、そして栄えあるグラミー・レジェンド賞を含む6つのグラミー賞を獲得(ノミネートは23回)しており、全世界で1億6千万枚以上のレコード・セールスを記録。アメリカでのレコード総売上第6位のアーティスト(ソロ・アーティストとしては第3位)となっている。ロックンロールの殿堂とソングライターの殿堂入りも果たしており、『ムーヴィン・アウト』でトニー賞を受賞した他、米国議会図書館ガーシュウィン賞のポピュラー・ソング部門、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)のセンテニアル・アワード(100年に1回与えられる)も受賞した。さらにはケネディ・センター名誉賞受賞者でもあり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの「星」も獲得している。代表曲は「ピアノ・マン」「素顔のままで」「アップタウン・ガール」「ストレンジャー」「オネスティ」ほか。 わかりやすい言葉をはっきりした発音で歌うビリーの歌唱スタイルと、独特な哀感を帯びた美しく親しみやすいメロディーは、日本人の感性にもストレートに響き、英語が完璧に分からずとも全ての “普通の人々” がそれぞれに情景を思い浮かべて自身の思い出を重ねることが出来る様な<人生のサウンドトラック>たりうる普遍性を持っている。ビートルズやカーペンターズらと並び、洋楽史上最も日本人に愛される海外アーティストの一人として、ビリー・ジョエルの作品はここ日本でも時代と世代を超えて生き続けている。

ビリー・ジョエル日本公式サイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/


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