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PIED PIPER DAYS PRESENTES

ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION / Laura Nyroイーライと13番目の懺悔 / ローラ・ニーロ

2024年11月27日(水)発売

7インチ紙ジャケット SACDマルチ・ハイブリッド・エディション

品番:SICP 10156 / 価格:4,840円(税込) / 監修:長門芳郎 / 完全生産限定盤

イーライと13番目の懺悔 / ローラ・ニーロ商品展開写真

【商品のポイント】

1SACD4.0ch:通常のステレオ・ヴァージョンと異次元の高品質サラウンド・ミックス。ステレオ・ ヴァージョンに比べて、より細部まで聞き取れる音像を体感できます。

2CD:ハイブリッドディスクと採用。通常のCDとしてもお楽しみ頂けます。

3USオリジナルLPを可能な限り制限した7インチ紙ジャケット仕様(アナログ・シングル・サイズ)

4レーベル面、歌詞カードもUSオリジナルLPを可能な限り再現

5日本盤初発売時のLP帯を再現

6日本盤初発売時のライナーノーツ復刻:中村とうよう

71970年リリースの日本盤7インチ・シングル盤復刻ジャケット封入(「ストーンド・ソウル・ピクニックC/Wスウィート・ブラインドネス」)

8日本盤ブックレット(ライナーノーツ:長門芳郎 / 英文ライナーノーツ翻訳 / 歌詞・対訳)

【収録曲】

    • 1ラッキー
    • 2ルー
    • 3スウィート・ブラインドネス
    • 4ポヴァティ・トレイン
    • 5ロンリー・ウィメン
    • 6イーライがやって来る
    • 7タイマー
    • 8ストーンド・ソウル・ピクニック
    • 9エミー
    • 10ウーマンズ・ブルース
    • 11ファーマー・ジョー
    • 12ディセンバーズ・ブードア
    • 13懺悔
      <ボーナス・トラック>
    • 14ルー(デモ)
    • 15ストーンド・ソウル・ピクニック(デモ)
    • 16エミー(デモ)

■CD層にはボーナス・トラック3曲を含む01~16を収録
■SACD層にはアルバム本編となる01~13の4chサラウンド・ミックス音源と2ch音源を収録

1997年に49歳の若さで亡くなった不世出のシンガー・ソングライター、ローラ・ニーロ。生きていれば今年の10月で77歳、日本流でいうと喜寿にあたる。

今回、彼女の代表作『イーライと13番目の懺悔』を貴重な4chサランド・ミックスを収録した日本独自企画の7インチ紙ジャケットSACDマルチ・ハイブリット・エディションをリリース。
4chサラウンド・ミックスを収録したSACDマルチ・ハイブリット・エディションの日本盤リリースは初。また、7インチ紙ジャケット仕様でのリリースも日本初となる。

本作はニューヨークが生んだ女性シンガー・ソングライターとして愛されたローラ・ニーロが1968年に発表したセカンド・アルバム。フィフス・ディメンションがカヴァーしてヒットさせた「スウィート・ブラインドネス」「ストーンド・ソウル・ピクニック」やスリー・ドッグ・ナイトが取り上げた「イーライがやって来る」など、ソングライターとしての魅力溢れる楽曲が収録されている。

デビュー間もなく開花した作家としての才能に加え、感情の起伏の激しいエモーショナルな歌声が深く心に染み入る傑作。デビュー作では参加する事が叶わなかった、チャーリー・カレロがローラとの共同プロデューサーに就き、主にジャズ系ミュージシャンをバックに配しているが、殆どのピアノはローラ・ニーロが弾いている。

監修は、ローラ・ニーロ の音楽の良き理解者である音楽ライター、プロデューサーの長門芳郎氏。現 在、渋谷タワーレコード内に復活、営業中の伝説のレコードショップ、パイドパイパーハウスの店主。1994年のローラ日本公演の企画制作も担当した。

 

※クアドラフォニック (4ch) ・ミックスについて
通常の2チャンネルステレオに加えてリアスピーカー2チャンネル分の信号を追加し、4つのスピーカーによる立体的な音響効果が得られるようにした方式。

『イーライと13番目の懺悔』の4chミックスではボーカルはフロントのセンターにありつつも、ベース、ドラム、ブラスなどの音が曲によって右リアからや左リアから鳴っており、楽器それぞれの音がより際立って聞こえ、2chでは味わえないローラの音楽に包み込まれたサウンドを体感できる。

1997年4月8日、天国へ旅立ったローラ・ニーロ。その日、私はコネティカット、ダンベリーの彼女の自宅を訪ねるためにニューヨークに滞在していた。
その3年前、彼女と話しをした際、自宅に遊びにいらっしゃいと言われ、楽しみにしていたのだ。何度か電話をかけ、留守電にメッセージを残したが連絡が取れないまま、後ろ髪を引かれる想いでロスアンジェルスへ向かった。

出迎えに来てくれた友人から聞いたローラの訃報。信じられなかった。
ホテルに着き、ニューヨークのピーター・ゴールウェイに電話をすると、彼もニュースで知ったばかりだという。
まだ49歳の若さだった。あれから27年。この10月18日には天国で77歳の誕生日を迎える。

今回再発される『イーライと13番目の懺悔』(1968年)はローラのアルバムの中でも評価、人気共に高い初期代表作。度々、再発されてきたが、今回は生誕77年を祝う意味合いもあり、パッケージ(初7inch紙ジャケ))もサウンドも特別仕様となっている。

貴重な4chサラウンド・ミックスを収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤(日本初)ということで、実際に左右のフロントスピーカーとリアスピーカー、計4個のスピーカーに囲まれて聴いてみたが、その生々しく立体的な音に圧倒されてしまった。

レコーディング時、まだ20歳だったローラの歌声とチャーリー・カレロ編曲による躍動するリズム、洗練されたオーケストレーションに全身を包まれる至福。まさか録音から56年を経た今、こんな体験が出来るとは思ってもみなかった。 

長門芳郎(ライナーノーツより一部抜粋)

【プロフィール ローラ・ニーロ】

ローラ・ニーロ

1947年10月18日、NYC、ブロンクスに生まれる。1966年にヴァーヴよりデビュー。

1968年にはCBSへ移籍。彼女の書いた曲が、フィフス・ディメンション、スリー・ドッグ・ナイト、ブラッド・スエット&ティアーズ、バーブラ・ストライサンドらに取り上げられ大ヒット。

カヴァー曲のヒットが続いた事で、ローラ・ニーロはソングライターとしての卓越した才能を評価される。ソウル、R&B、ジャズ、ゴスペルの要素を基調に等身大で綴ったユニークで洗練された詩的な作品は高い評価を得て、多くのミュージシャンに影響を与えた。

二度に渡る結婚や出産のため活動停止や復帰を繰り返し、80年代以降は寡作となってしまう。1993年に2度目の来日を果たし健在振りをアピールするが、1997年4月8日、癌により49歳の若さで死去。エバーグリーン的な作品は今でも多くの音楽ファンに聴き継がれている。

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