【URCレコード・コンピレーション企画第六弾】日本のインディ・レーベルの先駆けとして1969年に産声をあげ、70年代末に活動を終了したURC(アングラ・レコード・クラブ)。高田渡、遠藤賢司、五つの赤い風船、加川良、はっぴいえんど、岡林信康、その他多くの先鋭的な才能が集ったURCは日本のフォーク/ロックの祖と言える存在。膨大な音源カタログの中から、URCに造詣の深い曽我部恵一(サニーデイ・サービス)が選曲し、2024年11月に発売され大きな話題となったコンピレーションCD『シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一』のアナログLP版の発売が決定。今回もジャケットデザイン、ライナーノーツとも曽我部自身が担当するが、全11曲CD版と音源の重複はない。60~70年代の“若者たち”の心象風景を映し出したURCの奥深い魅力を、世代を超えた音楽ファンに伝える1枚。